表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
22/29

第21話〜真相 解析

聞かせていただきます いよいよ 謎が解き明かされていきます。主人公の推理は正しいのでしょうか?ボーリングでドキドキ 嵐をやらせる展開をお楽しみくださいませ。

背筋に氷水を流し込まれたような戦慄が、彼の――いや、神崎綾の身体を駆け巡った。

「三人、以上……?」

驚愕のあまり、潜めた声が小さく裏返る。

最前列であやしく微笑む「自分の身体(中身は謎の男)」から視線を外せない。だが、男の言葉が事実なら、この大教室の中にもう一人、魂を入れ替えられた「被害者」か「共犯者」がいることになる。本来の神崎綾の魂はどこへ行った? そして、この状況を仕組んだ黒幕は誰だ?

『くくっ、いい表情だ。神崎の顔でそんな絶望をされると、ゾクゾクするな』

耳元のスマホから、聞き慣れたはずの自分の声が、おぞましい悪意を帯びて鼓膜を揺らす。

『誰が誰で、誰が敵か。教授の退屈な講義が終わるまでに、せいぜい答えを探してみろよ。……あぁ、ちなみに』

受話器の向こうの男は、そこでわざとらしく言葉を区切った。

『その神崎綾のスマホ、さっきから**“もう一件の非通知”**がずっとキャッチホンで待機してるぜ? そっちの相手が誰か、俺も知らないがね』

ブツリ、と一方的に通話が切れた。

同時に、画面には「通話保留中」だったもう一つの「非通知設定」が、まるで脈動するように不気味に点滅し始める。

カツン、と前方でペンが落ちる音が響いた。

ハッとして顔を上げると、最前列の「自分の身体」はすでに黒板に向き直っており、代わりに斜め前の席に座る物静かな女子学生が、ゆっくりとこちらへ首を巡らせていた。その瞳は完全に光を失っており、唇が音もなく動く。

(……たす、けて……)

彼女が本来の「神崎綾」なのか。それとも――。

鳴りやまないスマホを握りしめたまま、彼は底なしの疑心暗鬼へと突き落とされた。

ご一読いただきまして誠にありがとうございました まだまだ書きます よろしくお願い申し上げます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ