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第17話〜間に合う?

履かせていただきました 彼は間に合ったのでしょうか ギリギリの滑り込み彼は彼女と名誉と尊厳を守ることができたのでしょうか?お楽しみに。

 レジを飛び出した彼女は、脇目も振らずに最寄もよりの多目的トイレへと滑り込んだ。

個室の鍵を閉めると同時に、破り捨てるように包装を剥ぎ取る。ドクドクと不快な感覚が下腹部を襲うなか、装着していて真っ赤に、或いは茶褐色になった古いナプキンを素早く折り畳んで汚物入れに投げ込み、慣れない手付きで新しいナプキンをショーツに貼り付け、衣服を整えた。鏡を見る余裕すらなく個室を飛び出し、講義棟の階段を一段飛ばしで駆け上がる。

 呼吸は完全に荒れ、心臓が耳の奥でうるさく鐘を打っていた。

「講義」の教室の重い扉の前にたどり着いたその瞬間、キーンコーンカーンコーンと、無情にも開始のチャイムが響き渡る。彼女は覚悟を決め、汗を拭いながらドアノブに手をかけた。講義室の中からは、聞き慣れた学生たちのざわめきが聞こえた。

ご一読いただきまして誠にありがとうございました。、

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