あとがき
皆様、こんにちは。星宮しずくです。
ここまで読んで下さりありがとうございます。
本作品は天才魔術師スティル・サイリックが日記と言えるか怪しい日記から成り立つ物語でした。海を見たり、恋をしたり……人生の大きな出来事を短い日記として書いていました。
さて、本作品では残された者達もおります。
その一人。セレナ・リブロは現在何をしているのでしょう?
彼女の物語に主点を当てたお話【星撃ちの魔術師】も興味のある方は読んでみてください。
これにて【一代目天才魔術師の日記】は終わります。
ですが、もう少しお付き合いください。
この後には、日記を買い替えた後の六年間から、いくつかの日々を短く綴っております。本編では語られなかったスティルの、スティルの家族の緩やかで穏やかな時間です。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
また、どこかでお会いしましょう。
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日記には書かれなかった六年間
若葉の二十六日
初めてセレナがとーとー、と呼んだ!父さんって意味だよな⁉アリアにも確認したがそうじゃない?と言われた。よっしゃ‼
感動したのでもう一回言ってもらおうとしたが言ってくれなかった。アリアに辞めなさいって怒られたな。
若葉の二十七日
散歩に行った。海に連れて行ったぞ!小さいうちから海を見れるのは羨ましいな。俺も子供の頃から海を見てたら泳げたのか?
若葉の二十八日
アリアの休暇日だ!家族で出かけようと思ったがお義父さん達到来。いや、いいんだが。予告くらいして欲しいものだ。また、投げられるのかとビクビクしたぞ…。お義父さん達はセレナを見に来たらしい。うちの娘、可愛いだろ!
若葉の二十九日
明日は結婚記念日だな。もう既に渡すものは決めたが二度目の記念日だ。綿婚式と言うらしい。とりあえず、服を用意はした。絶対嫌がられるが仕方ない。深い意味はないからな⁉
あ、後は簪だ。どうも気に入っているらしい。花が好きなんだろうから花が着いている物にした。本当にこれで良いのかは分からない。
若葉の三十日
結婚記念日‼セレナはお義父さん達が預かってくれたから、久しぶりにアリアとのデートだ‼先月の紡ぎの祭りはアリアの仕事で行けなかったからな。てか、あの日って病院は混むらしい。一昨年は俺とデートしてたの結構凄いな。アリアも気が合ったって事か‼
まぁ、一応渡したんだが案の定嫌がられたな。服送るとか…って言ってたな。いや。絶対に似合うと断念しておいた。簪は喜んでくれたな。今日は俺が一昨年の紡ぎの祭りであげた簪付けてたな。
アリアも俺にプレゼントをくれたな。ネクタイだ。外出ないって言ったが持ってて損はないわ、だってさ。損得で見るのかよ。いや、ありがたいが‼
若葉の三十一日
何も無かったな。海の風をセレナと浴びたな…。
あ、セレナは直ぐに興味無くして昼寝を始めた。父さんは寂しいぞ。
アリアも仕事でいなかったな。旦那が寂しがってるぞ!いいのか⁉




