21ページめ
お久しぶりです?
テスト中なのに執筆してました。
ε≡≡現実 ε≡≡ヘ( ´Д`)ノニゲル
連語にルビふる方法しらない……………。
創られた者でモンストレリアと読みます。
頭に拳がダイレクトアタック。カイト・カヤノは涙目になった。
「痛い」
「痛くしたんだ。当たり前だろ?」
ソブキさんが僕を睨みつける。正直言って、凄く怖い。
「え、えーっとですね、ソブキさん。これは、ただの喧嘩ですよ?冒険者同士の喧嘩。ですから、あの~。なんでそんな顔してるんでヒイッ!!」
僕が言い訳しようとすると、ソブキさんの顔がさらに怖くなった。
「偽善者の方がよっぽど人間だと思いますよ、か」
うっ。
「他人に自分の正義を決めて貰うんじゃぁ、ただの木偶人形みたいなものじゃないですか、なあ?」
うっ。
「そういえば、やってみろよ女騎士とも言っていたな?」
「すいませんでした私が悪かったです助けろと言われたのに喧嘩をおっ始めた私が全ての原因です」
素早く土下座をする。曰く、スピード命、だとか。
「申し訳ありませんでした!!」
「俺は、コイツらを助けたんだぞ?」
「はい」
怖い。顔を上げられない。
「お前は、コイツらに何かされたのか?」
「いいえ。何もされてません!!」
「だったら、何故こんな事をした?」
「亜人だ亜人だって差別がムカついたからです」
「ほう。その程度の事で、お前は殺し合いレベルの喧嘩をするのか?」
「獣人鬼人魔人エルフダークエルフ悪魔ゴブリンオークウルフ会話が出来るなら、それは全て差別なんてしていい存在じゃない、それが主義だからです!それのためになら、自分は死んでも構わないと思っています!!」
気合いの入った僕の声に、ソブキさんはたじろいだ。餓鬼だと言われるかもしれないが、会話が出来るなら、どんな種族とでも歩み寄る事が出来るはずだ、そう思っている。
「だから!!せめて冒険者だけでも差別なんてして欲しくない!!餓鬼みたいだけど、そこだけは譲れない!!」
まだ、頭は上げない。これは、僕の意思表示だ。頭を上げるまでは、ソブキさんとの意志のぶつけ合いだ。
「そうか。だからといって――――」
「絶対に譲れない物を貶されてキレないんですか!?」
「ハァ。納得してしまった…………。そこのお嬢さん。すいませんね。コイツに俺が話したせいで…………。償いといってはなんですが、嫌かもしれませんが、王都まで運ばせて貰ってもいいですか?」
ソブキさんが折れた。勝ち負けなんて無いけれど、意志は通じたらしい。僕は立ち上がり、ソブキさんに言った。
「転移石を使ったんですよね。代金をせいぎゅっ」
顔面を殴られた。高価な物を使わせられたら、代金を払わせるって、(冒険者間では)常識のはずなのに……………………。
「余計な事言うな。干されたいのか?」
「す、すいませんでしたでございます!!」
え?こっわ。この人指向性を持った殺気放てるの?え?こっわ。
僕は即座に謝った。機嫌を損ねたら、死ぬ。そう、確信した。
「どっかいけ。余計な事言うな」
「了解しました!!誠心誠意心を込めて、どっかいかせて頂きます!!」
スタコラサッサと逃げて、お店の前。
「ただいま〜」
誰もいないけど、癖でそう言ってしまう。
「おかえりなさいませ、ご主人様」
吹いた。何故か、法魔さんが居る。
「あの〜。なんでいらっしゃるん?」
「フッ。御主人の居る場所なら、何処にでも現れる。それが私ですから」
やだなにこの悪魔『ストーカー』。
「とまぁ、冗談は置いておいて。御主人の開店準備の手伝いです。陳列棚のプレゼントに来たのですよ」
「あ、うん。ありがとう?」
店内を見て、今更気付いた。創っていないはずの陳列棚が、大量に並んでいる。この造り方は、ダリカさんだな。思わず声に出てしまう。
「ダリカさん、苦労したんだな……………」
今、復興作業中のはずだし。
「喜々としてやってましたよ。カイトへの選別だ、だそうで」
(ありがたいです、ダリカさん)
家の方を拝み、ダリカさんに感謝の念を送る。よし。あとは商品と住む場所を創るだけだ。まずは、家、かな。
(『【ザ・クリエイティブ―転生蘇生―】』)
頭の中でそう唱えて、ウィンドウを呼び出す。創る物に大型テントと入力して、使用する素材に、持っている最高レアの物を入れる。
「さぁ、錬★成★」
頭の狂ったノリでそう言った瞬間。MPが消し飛び、僕の意識は消えた。
目が覚めると、目の前に茶色いウルフがいた。僕が目を覚ましたのを確認すると、彼(?)は僕の顔を舐めた。
『目は覚めたか、ご主人?』
……………。やっちまったか………………。
いやまだそうと決まった訳じゃない僕の勘違いかもしれない違うかもしれない。
ウルフの言葉で尋ねる。
「ブラックオーガ、さん、でした?」
Noと言ってくれNoと言ってくれNoと言ってくれ。
『そうだぜ?』
『はっはー』やらかしましたねー思わず『忍野扇』君の口癖が出るぐらやっちまったですねーどーしよーものーございますねー。
「やはり、御主人は最高ですね!!死んだ【創られた者】を別の【創られた者】として復活させるなんて!!」
「まさか出来るとは思ってなかったんですぅ〜。スキル自体微妙に変質してるから、流石に出来ないと思ってたんですぅ〜」
僕は泣きながら訴える。
「貴重な高ランク素材があああ」
『なんか、済まなかったな』
すると、ブラックオーガさんが謝った。
「いいですよ~。どうせ確認しなかった僕がバカヤローなだけですから〜。泣きたい…………」
あ、もう泣いてるんだった。
『御主人、少し質問を許して頂けますか?』
「うん?いいよ」
珍しい。法魔さんの質問か。僕に答えられるかな?
『御主人は、確認しなかったと言っていました。それは、どういう事ですか?』
あ、異世界のスキルだし、カンストもしてるしで、珍しいすぎて(よく考えると、珍しいなんてモンじゃない)スキルの効果知らないんだ………。
「えっと、法魔さんは、これが異世界のスキルだって知ってるよね?あ、経験値ありがとう。すごく助かったよ、法魔さん」
『ええ。知っております。それと、御主人に喜んで頂けるのが、私の喜びですので』
うーん?法魔さんは、僕に魔法の深淵を見たから弟子入りしたいって言ってたような気がするけど……………。多分気の所為だな。
「それで、このスキルって、素材から新種の怪物を生み出せるんだよ。でもね、少し変質してるから、出来ないと思ってたんだ。でも、出来ちゃったんだよねー。確認しなかったの、失敗だったかもって思ってる」
『俺は、ご主人が確認しなかったの、良かったと思ってるぜ。安心しろって。食料調達ぐらい自分で出来る』
「はぁ、いいよ、大丈夫。多分、なんとかなるから。…………でも、働いて欲しいな」
おっと忘れるとこだった。
「法魔さん、商品製作、手伝って」
その後、僕達は商品製作に勤しんだ。それはもう、創って創って創りまくった。陳列棚がいっぱいになるころには、もう、夜だった。
「あ、宣伝忘れた!?」




