そんな王族、国には必要無いだろ
「なろう」の諸先輩方に比べれば甘い復讐ですが、主人公が完全に闇堕ちしてないから、こんなもんかと思います。
次は王女の部屋にまた天井裏から侵入して、王女に睡眠魔法を掛けて、部屋に遮音魔法を掛ける。
俺は、王女に「魔法全集」から知った、前世の外科手術並みの麻酔の魔法を掛けて、王女から大切な「臓器」を1つ抜き取り、身体の内部を止血処理をすると、王女の身体の表面上を治癒魔法で綺麗にする。
「後は……」
第5位階の睡眠魔法「茨姫」を掛ける。
この「茨姫」は、自然解除の場合は5年後になる。
直ぐに解除する場合は、術者である俺の解除か、無理矢理に魔力を身体に流せば解除出来るが、かなり負担を掛ける。
そうなったら、万能薬「エリクサー」か完全治癒じゃないと、日常生活すら困難だろう。
王女の衣服等を綺麗に着せ直して布団を掛けると、天井裏に戻り部屋の遮音魔法を解いて移動する。
王妃の部屋に天井裏から入ると、王妃は意外にも冷静で声を荒げなかった。
でも、一応は遮音魔法を掛ける。
「助けを呼ばないのだな」
「前回の事で理解してます」
「それで、俺が来た理由は分かるか?」
「……暗殺自体は失敗したみたいですが、残念ながら、此処には居ない彼女が犠牲になったのですね」
「そうだな。それで連帯責任だ」
「……分かりました」
「後、理解して諦めた振りをして俺達をどうにかしようとしたら、最悪、王太子と王女は自分の子を持てないぞ」
「な!?」
「まあ、慈悲として、王女は眠らせた状態でしたから何も知らないままだ。
起きた後で、誰かがバラさない限りわな」
「それでは……」
「王太子に、俺の要求を伝えてあるから、それらが守られたと判断したら、再び侵入して全員を元通りにしてやる」
「……分かりました」
「俺が言った『元通り』が本当か証明しよう」
「……え! ぎ、ぎゃあああーーー……」
俺は王妃の左足を切り落とすと焼却する。
王妃は痛みに耐えながら、左足が切り落とされたのは幻術で、痛みも魔法て作り出した幻痛だと思って失った左足を触ろうとするが、その手は空を切る。
「完全治癒」
「……あああああ」
「俺の『元通り』を信じてくれたかな?」
「……はい」
「では、王妃の罰だ」
俺は服を全て脱いだ。
「あ! ……ひぃ!」
「出産経験者が初心な悲鳴を上げるなよ」
「止めて! それだけは……」
「ダーメ」
「……いや! ……嫌ぁあああーーー!」
……ふう。
そして、王妃に本当の「罰」を与えた。
「……ぎ、ぎゃあああーーー」
王妃から、1セットを切り落とすと、その1セットを焼却する。
そして、王妃の傷を小治癒で表面上だけ綺麗にする。
王妃が落ち着いた所で、王女の事を含めて色々と伝えると、王妃の部屋に洗浄を掛け、天井裏に移動すると「じゃあ、また」と言うと遮音魔法を解いた。
王城を脱出した俺達は、王都のメインストリートの真ん中辺りで、愚王を取り出して首を切り、豪華な衣服を剥ぎ、身体の方には大量の使い捨ての剣で身体を刺し貫き、剥いだ豪華な衣服をゴザ代わりに置いて晒し刑みたいにした。
首は、短めの槍に刺して、石突きの部分を道路に刺して首付きの槍を立たせた。
身体に刺した剣の1つにプラカードを掛ける。
『最低最悪の無能なクズ男』
「後は……絶拒時空結界」
これで、第6位階魔法以上じゃないと、どうにも出来ない。
あの結界の中は時間停止しているから、結界が続く限りは腐敗する事は無く、5日間継続される。
……終わったな。
さて……
「相手が平民だからといって、軽く見てんじゃねえよ、クソ王族共!」
何とか、夜明け前までに終わり、俺達は王都を後にした。
「まあ、王太子や王妃には、王女に何をしたか教えてあるし、切り捨てみたいな事はしないだろう。
王族としても家族としてもな」
「ゼン様。それでもし、本当に王女が切り捨てられたら?」
「そんな王族、国には必要無いだろ」
仮に居なくなっても、それは直系のメインが途切れるだけで、まだ直系のサブや、王族籍じゃないだけの血統持ちも居るだろうしな。
無茶振りなら、他国に嫁いだ元王女を一時帰国させて、腹に他国の子が居ない事を確認してから、誰かの子を産めば良い。
俺達はエグゼの所に戻り、俺は馬車を出してエグゼのご機嫌取りをして、リンは食事と寝床の準備をして貰った。
……そして、食って寝ようとしたらアドラ様からメールが届いた。
軽い相談事だったから、サクッと解決策を送ると、本人が言った通り、それ以降、軽い相談事なら、ちょくちょく送ってくる様になった。
王太子side
「……は! 夢か」
「王太子殿下、お目覚めでしょうか?」
「うむ」
「失礼します」
……ん?
何故か、身体のバランスが取り辛いな。
……まさか!?
………………………………………………無い!
「王太子殿下?」
「……き、着替えは自分でする」
「ですが……」
「命令だ」
「……畏まりました。お着替えが終わりましたら、お呼びください」
……夢じゃなかったのか!
では、妹のフローリアは?
……奴の言う通り、眠っていて起きない。
「やるしかないか……」
王妃side
「わ、私の……」
あの者は、私の左足を再生復元をする事は出来た以上は、コレも再生復元出来ると信じるしかないですね。
「しかし、まさか、コレが人質にされるなんて、世界でも私だけでしょうね。
ジオルドとフローリアも、それぞれ唯一無二な存在を人質に取られていますが……」
「王妃様、お目覚めでしょうか?」
「ええ」
「お着替えをさせて頂いてもよろしいでしょうか?」
「……」
……無理ね。
「暫くは自分でやります」
「……畏まりました。終わりましたら、お呼びください」
「分かったわ」
何とか着替えを終わらすと、私は娘であるフローリアの部屋に向かったわ。
そして、ジオルドも居ましたけど、彼の言ってた通り、フローリアは起きる事はなかったわ。
「……仕方ないですね」
ジオルドと宰相と、相談しながらやるしかないですね。
厳しくも温かいメッセージを待っています!
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