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革命~悪魔の声3.1~  作者: おぺ
16/18

16忘れていたこと


次の日。


・・課長と先輩が机に突っ伏していた。


他の人はいつも通り・・ガスやウィルスではなさそうだ。


後輩「おはようございます。調子悪そうですね。」


先輩「おうおはよう・・徹夜で署内のやつらを説得した・・頭痛い。」


課長「お・・はよ・・う。仲裁とは、全方位を敵に回すことである・・」


アンパン「はよっ。しばらく休ませてやろうぜ。」

アンパン「ほんと大変だったらしいぜ。」


アンパン「(署内の知り合いから事情聞いたが・・刑事課も何人か参加してやばかったそうだ)」

アンパン「(なにせほら・・銃を持ってるから・・)」


後輩「(え!?そんな事態にまでなっていたんですか!?)」


アンパン「(署長については他にも前から悪いうわさあったんだよ)」

アンパン「(それが一気に噴出した形だ・・先輩の件だけでこうはならんよ)」


後輩「(・・俺も参加した方がよかったですかね?お世話になっていますし)」


アンパン「(先輩の望んでないことをやってどうする)」

アンパン「(いつも通り接してやれ。日常に戻ることが望みだろうよ)」


後輩「(わかりました。教えてくれてありがとうございます)」


アンパン「(まだ完全に解決したわけではないからな)」

アンパン「(支えてやろうぜ・・さりげなくな)」


はい!

・・さりげなくってどうすればいいんだ?


ぴこーん!全員倒せばいいんだ!


ナレーションは勝手なこと喋らない!


・・

・・・・


総務「後輩さんちょっといいですか?」


後輩「は、はい。」


逃げ回るナレーションを追いかけていたら、総務さんに呼び止められた。


総務「昨日はすみませんでした。兄がなかなか帰さなくて寝不足ではありませんか?」


後輩「大丈夫ですよ。普段から体調を整えておけば多少の融通は利きますから。」

後輩「それに俺も楽しかったです。」


総務「ならいいのですが・・」


総務さんが俺の手を握った。


総務「今度は、私の部屋にも来てほしいです。」


後輩「は、はい!是非。」


総務「では、親のいない日にでも・・」


親がいない日かー。なら防犯面で不安だよね。

これは仕方ない、俺が総務さんを守ろう!


・・

・・・・


さすがに課長や先輩がグロッキーな中、うきうきしてるわけにはいかない。

真面目な気持ちで戻ろう。


とりあえずネット見るか・・むっちゃ書き込みされてるな。

なんというか、罵り合いにまでなってる。


あ・・ネットニュースになってる。それでか。


不幸な人は他人を殺すブログ・・騒動を作って広めるのが目的だったのだろうか?

だとしたら目的達成?


でも、リセット法を進めるってことは殺しまくる方向から変えたってことだよね?

リセット法はそこまで現実的には思えないけど・・まぁ、殺すよりマシだけどさ。


・・何か、忘れてるような。


なんだろう?


銃犯罪が起きて。


東京に出張して。


犯人のアジト突入したけど逃げられた後で。


警視庁でスパイ突き止めて。


銃の取引阻止して。


犯人捕まって。


事件から手を引くよう命令が出て。


・・・・そうだ、犯人のパソコンがハッキングされて情報が抜かれてたことがわかったんだ。

中国に・・売国していた人たちの情報・・証拠の動画とかが・・


もしそれが不幸な人は他人を殺すブログを更新している人の仕業だったら・・

そんなものが公開されたら日本中が不信で包まれる。


賛否両論になってるリセット法も・・


大変だ!

俺はすぐ戻った。


・・

・・・・


後輩「変態です!」


先輩「変態が出たのか!?」


あ、先輩復活してる。


先輩「もしかしてお前が変態ってオチか?強く生きろよ。」


後輩「・・あ!違います大変です!大変なんです!」


俺は事情を・・話せなかった。


後輩「機密扱いで話すなって言われているので話せないんですが大変なんです。」

後輩「もし今あれが公開されたら大変なことになります!」


先輩「よーし、さっぱりわからん。」


後輩「リセット法の件はまだ終わってないと思うんです。」

後輩「でもその理由を説明するのに東京での話をしないといけなくて・・でも機密だって命令出てますー。」


先輩「東京で起きた銃撃事件だろう?オレも非公式に参加したんだが。」


後輩「先輩が知らない部分です。」


先輩「・・まったく話が見えないが、機密か・・」


課長「私が責任を持つ。話してみてくれ。」


あ、課長も復活した。


先輩「起きて大丈夫ですか?」


課長「なに、まだまだ若いもんには負けんよ。」

課長「それより事件の方が大事だ。手遅れになる前に、何事も先手を打たなければならない。」


後輩「わかりました。」


俺はハッキングされた売国奴情報と、それが公開されればリセット法の後押しになることを説明した。


先輩「・・それは馬鹿のやることだな。感情的に国民を煽って支持を得た法がうまくいくと思ってんのか?」

先輩「そんな法は、もし実現しても問題だらけになる。」


先輩「日本は100年以上続く企業が世界一多い。3万以上ある。」

先輩「例えば代々続いた店をリセット法で差し押さえられたらどう思う。」

先輩「悲観して自殺する人だっているかもしれない。」


課長「私はすぐ警視庁にその話をする。」

課長「先輩は・・あー機密か・・うちのサイバー対策課にも説明するわけにはいかないか・・」


先輩「ローカルに警視庁のサイバー対策課と連絡をとってみます。」

先輩「できる限りのことはしましょう。」


後輩「・・まぁ、俺の予想でしかないんですが。」


課長「違うならそれでいい。当たった場合は恐ろしいことになるぞ。」

課長「もしそうなら・・恐ろしい執念を持った犯人だ。」

課長「バカげたことをしていると思っていたが・・」


後輩「課長?」


課長「・・私は氷河期世代なんだ。」

課長「運よく警察で順風満帆だが、学生時代の仲間たちは今でも未来が定まらない者もいる。」

課長「それに・・一度、親友を逮捕したこともある。」


え・・


課長「人を殺してでも救われたいなんてやり方は賛成しかねる。」

課長「だが、救いは必要だと・・それは、わかるのだ。」


課長「リセット法・・それがあいつらを救うのなら私は・・」


先輩「感傷もいいですが手を動かしましょう。」

先輩「悪人の決めたルールでは救われませんよ。誰も。」


課長「そうだな。しっかりするんだ私!」


課長は自分の頬を叩き、机に向かった。


後輩「・・俺はどうしましょう?」


先輩「出張の報告書は?」


後輩「がんばって書きます!」


驚いた。

課長があんなこと言うなんて・・

・・にしても、先輩は大反対って感じだ。


うーん、やっぱ先輩じゃなさそうだよな。

自分の案ならあんなに否定するはずない。

まぁ否定しすぎって気もするけど・・恨みでもあるの?


・・

・・・・


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