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革命~悪魔の声3.1~  作者: おぺ
13/18

13警視庁の異変


不幸な人を救う話から、日本を変える話にまでなっていた。

これは・・なんかわからないけどやばい感じがする・・


先輩「机上の空論だな。」

先輩「この法を作る政治家はいないだろ。」


課長「そうだな。それに失敗した場合のリスクが書かれていない。」

課長「都合のいいことばかり訴えるのは共産主義者によくあることだ。」


後輩「アネクドートって感じですか?」

※アネクドート:こっけいな小話(この場合は共産主義をバカにする政治風刺)

 旧ソ連では政治批判がNGだったので風刺という形式で広まった。


課長「ここは日本だ。」

課長「アネクドートは必要ない。直接批判する権利がある。」


先輩「あと年金についても書かれていませんね。」

先輩「これ今まで積み立てた年金もボッシュートじゃないですか?」


課長「ふぁ!?」


課長の年齢だと結構払ってますよね。


後輩「・・だとすると、働けないお年寄りはほぼ生活保護になりそうですね。」

後輩「みんな同じグレードの老人ホーム生活?」


先輩「子供が金出すとか引き取るとかなけりゃそうなりそうだな。」

先輩「・・リセット法ねえ・・国民の半分が賛成したらとか、無理だろ。」


後輩「20代なら貯金も少ないし賛成増えそうな気もしますが。」


先輩「そいつらにも親がいるだろ?親の財産や実家とかも差し押さえになる。」

先輩「嫌だろ?」


・・ですね。

よほどのことがない限り、発動しない法って感じ。


チャチャチャ♪


課長「はい課長です。」


課長・・着メロ変えた?


課長「はい・・はい、え!?」

課長「・・・・わかりました。すぐ行きます・・」


課長は電話を終えた。

心なしか、顔が青い。


課長「緊急の会議だ。少し席を外す。」


先輩「わかりました。」

後輩「何か・・やばい話ですか?」


課長「・・署長が・・先輩を私情で冷遇していると・・そんな話があったようだ。」

課長「それを知っていた者たちがブログを支持し署長の行いに反発を始めた。」

課長「知らなかった者たちからも同調する動きがあって止められないそうだ。」


先輩「ああ、その話ですか。」


課長「知っていたのか!?後輩お前は?」


後輩「偶然聞いて知っていました。」


課長「なんだよなんだよ知らなかったのは私だけか!?」

課長「もうちょっとお前たちの課長を信頼してくれよおおおしくしくしく」


課長は泣きながら会議に向かった。


先輩「・・・・私事だから自分で解決しようと思っていただけだが・・まずったかな?」


後輩「先輩が悪いわけではないと思いますよ。」

後輩「・・どうやって解決するつもりだったんですか?」


不幸な人は他人を殺すブログを書いて・・とか・・


先輩「そうだな。有無を言わせぬ実力を見せつけてやる、とかかな。」

先輩「一応署内に味方を増やそうとはしてたんだ。」

先輩「だからいつ終わるかわからない東京出張は都合が悪かった・・」


先輩「優秀な後輩はとっとと解決して3日で帰って来たがな!」


後輩「ほぼ先輩のおかげなんですが。」


先輩「ま、そんな個人的な都合でお前に出張押し付けちまった負い目もあったからな。」

先輩「あと・・外国に日本を好き勝手させたくなかった。」


先輩「・・あの日、夢を見たんだ。最初の銃撃事件があった日。」

先輩「日本が中国に支配された夢・・あんな未来は防がないといけない。」


後輩「夢の中で、中国が攻めてきたんですか?」


先輩「いや、お前が東京に行った事件と同じだ。」

先輩「工作員が事件を起こし、それを不幸な人にもやらせる。」

先輩「数が増えたら傀儡の指導者を支援して不幸な人を指揮して革命。」


先輩「日本に中国の傀儡独裁政権が生まれた。」

先輩「日本の天皇制は廃止され、中国政府の代表が天皇になったとかやってた。」

先輩「イギリスがムガル帝国を滅ぼしてイギリスの女王がインド皇帝になったから、その辺りの影響かね。」


後輩「すぐ反乱起きそう。」


先輩「夢はそこで終わったからその後はわからん。」

先輩「・・運命かもしれないと思ったよ。外国から日本を守れという・・」


後輩「そのためには、不幸な人を救う必要はありますか?」

後輩「日本に恨みを持つ人たちが、中国に利する行動をとってしまうかもしない・・」


先輩「それが理想ではあるな。問題はどうするかだ。」


後輩「不幸な人は他人を殺すブログは?」


先輩「代替わりしてからレベルが下がった。」

先輩「前のやつは・・不幸な人も不幸を振りまく存在になったり、不幸なフリをする人のことも気にしていた。」


後輩「それも気にしてのリセット法なのでは?」


先輩「リセットされたくなければ不幸な自分を優遇しろ・・なんてアホをばらまくやつはどうする?」

先輩「真面目に働いていたやつが、不幸を振りまいていたクズのためにリセットされるのが許されるのか?」

先輩「どうせリセットされるから真面目に働くなんてバカらしい・・なんてことになったらどうするんだ?」


先輩「リセットする国がグローバル社会に、外国に信用されるか?」

先輩「新たに国債発行しても誰が買う?」

先輩「円安ドル高が急激に進みガソリンは高騰、食べ物も軒並み値上がりする。」


先輩「リセットでそれを超えられるほどの改革ができるのか?」


先輩「生ぬるいんだよ。」

先輩「あんなのガキが考える理想の平和でしかない。」

先輩「現実はそんな綺麗ではなく、理想で人は動かない。」


先輩「命を懸けてでも解決しようという気概もない臆病者の理論だ。」


・・もしあの話を先輩が書いたのだとしたら・・ここまでこき下ろすか?

演技ならすごいけど・・でも、今言った欠点も考慮した話に・・するよね?


先輩「・・こんなことなら、オレが続けていればよかった。」


後輩「え?」


先輩「お前と一緒にブログ削除しに行った後・・一度だけ書いたことがあるんだ。」

先輩「覚えてないかもしれないが、ソフトランディングとか書いたっけな。」


・・覚えてる。

最初のブログを消した後、いち早く更新された不幸な人は他人を殺すブログ。

あれはやっぱり先輩だったんだ・・


先輩「ただその一度だけだ。」

先輩「あんなやり方は違うからな。あ、内緒なこれ。」


後輩「はい。あの、先輩は誰がリセット法の話を書いたと思いますか?」


先輩「・・怪物、心の壊れた人・・」


ん?


先輩「最初のブログ作成者は、自分のことを怪物になったと言っていた。」

先輩「そしてそいつは、狂った・・心の壊れた人に出会ったこともブログ作成の契機のひとつだと書き残していた。」


先輩「怪物だの、心の壊れた人だの、今日の更新に書かれていたのが少し気になった。」


後輩「でもそれ、先輩以外は知らないでしょ?」

その人は亡くなったし・・


先輩「・・ひとりだけそのことを教えた。」

先輩「身内に不幸な人がいて、不幸な人の気持ちを知りたいと言っていた。」

先輩「そいつ自身は不幸な人ではないから大丈夫だと思っていたが・・」


後輩「じゃあその人が!?誰ですか?」


先輩「・・いや、んなわけないな。」

先輩「あと他人のプライベートは教えられねーよ。」


後輩「えー。」


先輩「長無駄話してたら課長が戻った時にどやされるぞ。」


後輩「まぁ、はい。」


なんか不完全燃焼。

それに・・何か忘れている気がする。


気分転換しよう。飲み物でも買ってくるか。


・・

・・・・


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