意気地無し先輩との珍妙な日々
目の前で愛についてのゴタクを並べるこの人は、数週間前にわたしの長年の思いを木っ端微塵に粉砕した人だった。 「はいはい、よく聞いとけ。愛というのはつまり、執着なのだ」「・・・先輩、黙ってください」 今頃いったい、何しに来たのか。 意気地無しで口だけ達者なワケありの先輩と大学生のわたしが過ごした、珍妙でたまに切ない日々。
(1)いきさつは一本釣りで
2011/10/15 01:46
(2)金魚のこと
2011/10/15 22:07
キタジマ先輩の奇矯な高校時代(閑話)
2011/10/16 15:06
(3)木っ端が微塵
2011/10/17 01:27
(4)そして先輩がやってきた
2011/10/19 01:01
(5)聞きたくない
2011/10/22 00:28
(6)コーヒーカップが飛ぶほどの愛?
2011/10/24 00:41
キタジマ先輩の奇矯な大学時代(閑話)
2011/10/26 00:46
(7)言われなくても知ってます
2011/10/28 00:29
(8)涙と鼻水と虹と
2011/10/30 00:19
オノデラ君との微妙なある日(小話)
2011/11/01 00:13
(9)あれから一年
2011/11/01 00:23
(10)一緒に見上げる曇り空 (完)
2011/11/03 21:32