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【完結】 僕のくせにボクの邪魔しないでよ! ~全員同一人物ハーレム(※同一人物ではない)~  作者: 破れ綴じ
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キャラの設定や個人的な解釈の置き場所です。

とりあえず、これを最後にこのお話は完全完結とします。


後で内容を更新するかもしれません。

参考程度にどうぞ(´・ω・`)

【シエル】

・概要

 本作の主人公。名前の由来はciel(空)。

 なんでもできた器用貧乏型勇者。幼くして類まれなる才覚に目覚め、魔王討伐へと身を擲った。

 しかしその裏で色々人間的な悩みも抱えており、転生後はそれぞれの要素が色濃く出た形で暴れ出してしまう。

 スペックは全てのシエルsを全員足した感じ。性格は全てのシエルsの平均を取ったぐらい。

 要は数百年前からヴィクに落ちる可能性があった。それでいいのか。


【エスクリ】

・概要

 本作の主人公の一人。一人称は「ボク」。ナイスバディ。

 1章のメイン及び2章4章10章の視点キャラを務める。名前の由来はescrimeur(フェンシング選手)。

 勇者シエルから「剣の才能」と「理想の男への憧れ」と「若干のナルシズム」を受け継いでおり、男性としての自認が特に強い。

 自認が男性なので、ヴィクトールに対して恋愛感情はないと思い込んでいる。


 明るく自信気質で、その癖落ち込みやすい。特に独占欲が強く、それが攻撃性に直結しやすい。要は一番人を刺しやすい。

 肉体が女性なのに、中途半端に「自分は理想的な男性になりたい」みたいな憧れが邪魔をしているせいで自分の感情を直視できないでいる。

 他人のことは客観視できるので、頻繁に「男のくせにデレデレして恥ずかしくないのか」ととんでもないブーメランを暴投する鈍感。

 剣術とスピードだけなら作中トップだが、本人が慢心しやすいのもあって普通に弱点が多い。おい勇者。


・人間関係

→ヴィクトール

 理想の男性像そのもの。なんだかいい匂いがする。

 自分にとっての相棒であり、いつかは彼と同等の英傑となって、戦地で背中を預け合って共に戦う姿を夢見る。逆に「戦うこと」以上の共通点や優先事項が無いので、他の場面では距離感を間違えがち。

 彼のことになるとよく過程をすっ飛ばして目の前の結果ばかりを見たがる悪癖があり、おかげで重要なことを忘れやすい。ヴィクトールが死亡したときの反応が顕著。なんだこのポンコツは。

 呼称は「ヴィク」。彼の野菜嫌いを知っている。

→エペ

 武器としての相棒。

 ヴィクトールの次に信頼を置いている存在であり、剣士と剣という関係性から話が合うことも多い。

 前世ほどパワーがないので戦場に合わせて自由に変形ができるエペとは相性が良く、最初に巡り合った自分自身ということもあって、基本的に仲良し。

 しかし日常では自分の醜態を一番見せている相手でもあるため、基本的に呆れられている。

→マージュ

 最初に出会った人間の自分自身。

 出会った時期が早いこともあって、よく二人で一緒にいる。それと同時に、「自分の精神がことごとく女性寄り」である現実を突きつける初めの刺客でもあるため、初対面時のことを未だに気にしていたりする。

→ルメド

 最初に出会った人間で男性の自分自身。

 唯一のきちんとした男のくせに一番かわいい見た目をしているため、この辺りで精神を完全にやられた。

→ディアマ

 許せない相手。

 ヴィクトールを「戦い」から離されてしまうと自分の領域外になってしまうのでとにかく敵視している。あとシンプルに「結婚」ってワードに反応している。

 今はいいが近いうちに血が流れるかもしれない。ヴィクトール更生プロジェクトに期待。


・備考

 他シエルが総じてナイスバディなのはエスクリにリアクションを取らせたかったため。

 ナイスバディというだけで一々性別を確認する手間を排除するライフハック。


【エペ】

・概要

 本作の主人公の一人。一人称は『僕』。念話しか使えないので『』で喋る。

 9章のメイン及び1章4章7章10章の視点キャラを務める。名前の由来はépée(剣)。

 勇者シエルから「剣身一帯の記憶」を受け継いでいる。自認は男性だが、剣なのでよく分からないことに。

 自認が男性なので、ヴィクトールに対して恋愛感情はないと思い込んでいる。


 基本的に冷静かつ俯瞰的で、暴走しがちなシエル達のツッコミ役を自任する「常識剣」。本当にそうか?

 魔王ル・マルとの最終決戦で剣と一体化した記憶が一番鮮烈だったため、剣に転生。何を言っているのか私も分からない。

 自分自身達が各々の方法でヴィクトールに依存している現状をはっきりと理解しており、健全なパーティーを維持するよう立ち回らなければと考えている。

 硬度・形状・大きさを自由に変形でき、自律変形で人型まで再現可能。基本は前世の勇者シエルの形を取っている。


・人間関係

→ヴィクトール

 前世の自分が救うべきだった存在。

 元々彼を疑っていたが、過去を聞いてからは存在しない手のひらを返し、自分が彼の「理解者」として労わらなくてはと思っている。唯一過去を知っているため秘かに優越感があったり。

 エスクリとは違い、力強くがっしりとした剣の振り方には好感を抱いており、『エスクリには悪いけど、彼の剣でも……いやいや僕は何を』などと自問自答することがある。

 呼称は『ヴィク』。彼の全ての恐怖症と過去を知っている。

→エスクリ

 最初に出会った人間の自分自身。剣士と剣として相棒。

 水中に沈んでいた自分を発見してくれた救世主なので、できるだけ彼女のために尽くそうと思っている。

 彼女の色ボケムーブを最も近くで見続けてきた目撃者で、呆れた目で見ることが多い。

 視野が広いので彼女の物忘れを指摘したり、ブレーキをかけるため助言することも。

 まぁ目や視野なんてないのだが。

→マージュ

 魔力の供給役として度々お世話になっている。

 エスクリの魔力を「繊細できめ細やかな川」とするなら、マージュは「海直撃」みたいな感じらしい。

→ルメド

 自身の修理を担当してくれた治癒術師。

 内部構造については一番詳しいので、体の不調についてはルメドと相談することが一番多い。

→シュヴァ

 強化魔法で魔力容量を拡張してくれた。

 強化プロジェクト発案者であり、彼女のおかげで人間の体を取れるようになれたことを感謝している。


・備考

 元々、念話は「触れていないとできない」みたいな設定があった気がするがすぐに消えた。

 なんだったんだあれ。


【マージュ】

・概要

 本作の主人公の一人。一人称は「ぼく」。ナイスバディ。

 2章のメイン及び3章4章10章の視点キャラを務める。名前の由来はmage(魔導士)。

 勇者シエルから「火魔法の才能」と「卑屈な精神性」と「支えてあげたい欲」を受け継いでいる。自認は男性だがあまりこだわっておらず、最近は女性でもいいと思うようになった。

 ヴィクトールに対して恋愛感情があると自覚している。


 基本的に自分中心でマイペース。自分のことが重要なので、独占欲は薄く、周囲に牽制することは少ない。

 見た目の良さにコンプレックスを持っていたが、他に生きる意義を見つけたことでポジティブになり本来の性格へ徐々に回復した。

 自己肯定感が低いので、「自分の都合が邪魔ではないか」と気にしがち。本当は色々興味がある。おかげであんな日記ができあがった。

 魔力だけなら作中トップだが、とにかく他の魔法に適性が無い。魔力タンクとしては非常に有用。


・人間関係

→ヴィクトール

 自分に価値があると示してくれた人。見た目がとても好み。

 役立たずだったはずの火魔法を「暗闇を照らす」という意味合いで肯定たり、パーティーに勧誘してくれたりなどで、強く依存するようになった。彼の死亡時には依存先を失い一気に無気力状態になってしまうほど。

 好きな人の幸せが最優先なので、頼られたい、助けてあげたい、力になりたいという欲求が強く、彼のためになるならとできることを健気に頑張ろうとする。自覚してからは積極性も手に入れた。

 呼称は「ヴィクくん」。彼の暗所恐怖症を知っている。

→エスクリ

 初めて出会った他の自分自身。

 出会って初日に慰めの言葉を貰えたが、同時に格差を思い知らされもしたので初期は少し距離があった。

 いざという時の行動力は撒けていないので、エスクリの突発的な行動に着いて行くことができる。

→リュト

 よく相談を聞いてくれる相手。

 なんだかんだ言いつつ世話焼きな性格を知っているので兄のように思っている。自分自身が兄とはこれいかに。

→ルメド

 後衛繋がりで一緒にいることが多い。

 ただルメドの方が体力が少なく、よく先にバテて馬車の中で休んでいるので若干の優越感を覚えている。

→サシナ

 落ち込んでいた時に優しくしてくれた恩がある。

 陰キャ特有のシンパシーがあると言われ、彼女の中で勝手に陰キャ扱いされていたことをちょっとだけ根に持っている。


・備考

 家族は魔法学園での日々や、ヴィクトールに依存していたことや、一時期完全に廃人だったことを知らない。魔法学園の水魔法で災厄討伐に貢献したことは風の噂で聞いているかもしれない。

 なので一度帰省すれば英雄扱いされることが予想される。


【リュト】

・概要

 本作の主人公の一人。一人称は「オレ」。ナイスバディ。

 3章のメイン及び4章5章10章の視点キャラを務める。名前の由来はlutte(格闘)。

 勇者シエルから「体術の才能」と「自由への渇望」と「制約への拒否感」を受け継いでいる。あまりこだわっていないが自認は明確に男性。

 ヴィクトールに対して恋愛感情があるかもしれないと思い始めている。


 前世の使命に縛られた人生を嫌悪しており、現世では自由を最優先に生きていきたい派。ただし巻き込まれ体質。

 元々他と同じボクっ子だったが、過去との決別を示すため口調も変えてたらそれが馴染んでしまい今のスタイルになった。

 そういった過去もあって基本的に責任感が薄く、協調性もあまりない……はずだが、なんだかんだ周りを見捨てられず世話を焼きがち。

 パワーだけなら作中トップクラスだが、ヴィクトールほどではない。その力の差が彼女を「目覚め」させてしまった。


・人間関係

→ヴィクトール

 仲のいい友人で、定期的にマッサージを頼める軽い相手……のはずだった。

 基本的に男友達のようなスタンスで付き合っており、「向こうも意識していないだろうから」と、自分が女性だからと言ってあまり気兼ねしていなかったのに。

 一度押し倒されて以降は今まで感じたことの無かった謎の感情に混乱中。正直ほとんど答えは察しがついてしまっているが、自分が「男に組み伏せられたこと」にときめいてしまった事実を受け止めきれていない。

 呼称は「ヴィク」。彼の高所恐怖症を知っている。

→マージュ

 よく相談を持ちかけてくれる妹分のような存在。

 マージュの相談がきっかけでパーティ全体の異変が加速したと思い込んでいる。受けなければよかった。

→ルメド

 前衛職かつ自分の肉体が武器である以上世話になることが多い。

 元々男だと思われていたらしい。爆笑した。

→シュヴァ

 過去に大喧嘩した因縁の相手。

 今でも嫌いではあるし、思想的にも一切合わない。だが、その信念などには一定の理解を示すようになり、心の内では認めている。

→サシナ

 師匠エネが怖いので正直あまり関わりたくない。

 サシナのことは嫌いではないのに、エネ仕込みの彼女の動きを見ていると前世の恐怖がフラッシュバックすることがある。


・備考

 元々パーティーとは離れて別動隊みたいな動きをしてもらう想定だったが、結局なんだかんだずっと着いてきてしまった。

 どうして……。


【ルメド】

・概要

 本作の主人公の一人。一人称は「僕」。ぺったんこ。

 5章のメイン及び5章7章10章の視点キャラを務める。名前の由来はremède(治療薬)。

 勇者シエルから「僧侶の才能」と「癒しの神への信仰心」と「結果を急ぐ焦燥感」を受け継いでいる。自認も何もそもそも男性。

 自認が男性なので、ヴィクトールに対して恋愛感情はないと思い込んでいる。


 穏やかで丁寧、人当たり良好。ただし結果を出せない自分を許せない焦燥感が強いが、逆に事が終われば後は野となれ山となれ。

 前世の「器用貧乏で世界を救えなかったシエル」を冒涜的だと嫌悪し、信仰心を持たない他のシエル達を「混ざりもの」と見ていた時期がある。

 元々は高い倫理観を備えていたはずだったがいつしか崩壊、プレヴィを「ヴィクトールさんの残機」として温存する判断を下すようになってしまった。

 攻撃手段ゼロだが、回復・蘇生・解毒・解呪・痛覚遮断・精神鎮静まで全方位対応する治癒魔法は作中トップ。


・人間関係

→ヴィクトール

 もっとも大事な患者であり、禁忌を踏み越えるボーダーライン。

 元々自分を元気づけてくれた優しい旅人の認識だったが、パルジュから命を救われ、彼の傷を癒して以降、徐々に自分の中の優先比率が狂い始めていった。

 正式に「男」なので、彼と一緒に風呂に入ったり着替えをすることも可能。他のシエル達にできない特権としてとてつもない優越感を得ており、「むしろ女なんて……」と思い始めている。

 呼称は「ヴィクトールさん」。彼の先端恐怖症を知っている。

→エペ

 修理を担当した聖剣。

 武器として使ったことは無いが、彼のことは誰よりも詳しくなってしまった。

→マージュ

 後衛繋がりで一緒にいることが多い。

 比較的体力のない彼女より貧弱なので、男としてのプライドがさらに打ちのめされている。

→リュト

 よく怪我をするので治療にあたることが多い。

 男だと思っていたので、現実を知って崩れ落ちた。僕に仲間はいない……。

→シュヴァ

 元々シズィを訪れたこともあったので出会う前から存在を認知してはいた。

 今の黒い自分を知られると確実に問題になるので極力触れられないように振舞っている。


・備考

 下半身再生時に驚いていたが、一緒にふろに入っていたはずでは……?


【シュヴァ】

・概要

 本作の主人公の一人。一人称は「私」。ナイスバディ。

 6章のメイン及び7章8章10章の視点キャラを務める。名前の由来はchevalier(騎士)。

 勇者シエルから「強化魔法の才能」と「強い使命感」と「過剰な正義感」を受け継いでいる。自認は男性だが、現世では女性で生きると受け入れている。

 自認が男性なので、ヴィクトールに対して恋愛感情はないと思い込んでいる。


 堅物・実直・契約と義に忠実。前世のシエルが魔王を完全に滅ぼせなかったことへの罪悪感から、現代の悪を根絶することを使命にしている。

 勇者シエルは世界のためにその身を擲ってこそみたいな少し過激な思想があったが、最近では落ち着き気味。

 最近は髪飾りや装飾品、薄化粧などに興味を持ち、女性らしい身嗜みに目覚めつつある。リュトに「似合わねェだろ」とか言われたら多分キレる。

 強化魔法の多彩さで右に出る者はおらず、正直困ったときはシュヴァに頼めばいい魔法が見つかりそう。


・人間関係

→ヴィクトール

 駆け出し時代の最初の相棒。

 数年間同じ釜の飯を食った戦友。 しかし性別を間違えられていた。おかげでそのことがトラウマになり、彼にだけは「自分がきちんと女性であると理解してほしい」という願いがある。

 上記の建前や、自分こそが「最初の相棒だ」という強い自負があるので、ヴィクトールに対する感情もそれに準ずるものであると信じており、自分の欲求が加速していることには無自覚。

 呼称は「ヴィクトール」。彼の仮面恐怖症を知っている。

→エスクリ

 自分が不在の期間にヴィクトールが選んだ次の仲間。

 彼を一人にさせたくはないという思いと、「最初」は自分であるという強い思いがせめぎ合い複雑な感情を抱えている。

→リュト

 過去に大喧嘩した因縁の相手。

 なんだかんだ彼女が良い人間であることは分かっているので、前ほど険悪な訳ではない。それでも馬は合わないが。

→サシナ

 自身の「一番最初」伝説を打ち砕いた衝撃の伏兵。

 自分と出会う前のヴィクトールがずっと一人だと思っていたのだろうか。

→ディアマ

 シズィ滞在時のパトロン。

 信じていたはずなのに……。


・備考

 なんだかいろいろな方面から脳破壊を受けている気がする。

 お労しや……。


【サシナ】

・概要

 本作の主人公の一人。一人称は「わたし」。ナイスバディ。

 8章のメイン及び9章10章の視点キャラを務める。名前の由来はassassin(暗殺者)。

 勇者シエルから「暗殺術の才能」と「指示待ち体質」と「従順さ」を受け継いでいる。自認は女性。

 ヴィクトールに対して恋愛感情はない。


 前世の使命に従順な性質を受け継いでしまったため、使命感も自我もほぼなく、誰かの「指示」がないと動けない。

 ヴィクトールの幼馴染であり、前世の師匠であるエネに再度指示して暗殺術を極限まで極めきり、各地の魔王軍施設を破壊する日々を送っていた。

 現在は脳内の「イマジナリーヴィっくん」(通称イっくん)は用いて自律的に行動するようになっている。もしイっくんが狂い出すとバーサーカーになる可能性も。

 喋り方が特徴的。作者をもっとも苦しめたキャラの一人。


・人間関係

→ヴィクトール

 幼馴染にして兄貴分。

 自分を「正解」へ導いてくれる存在であり、彼の言うことを聞いていればとりあえず安泰と考えているため、シエル達の中で最も忠実。自分を道具として考えているのでNGはほぼ無い。

 ヴィクトールがエネに恋している姿を見続けてきた経緯あるので、その経過を応援していたが結果は惨敗。仕方ないからわたしが慰めてやるか……となった。下世話。

 呼称は「ヴィっくん」。彼の閉所恐怖症を知っている。

→マージュ

 陰キャでありながら勇気を出して旅に参加し、ヴィっくんを支えてくれてた。

 深く感謝している。

→リュト

 群れるのが嫌いなのにパーティーに着いてきて、ヴィっくんを支えてくれてた。

 深く感謝している。

→シュヴァ

 どう見ても一方通行の想いを向けているのに、めげずにヴィっくんを支えてくれた。

 深く感謝している。

→ディアマ

 傷心のヴィっくんと結婚し、皆の再雇用もしてくれるらしい。深く感謝している。

 そういえばどこかで会ったような……? ナンパみたいだなこれ。


・備考

 よくよく考えれば一人だけタイトルコールしていない。

 自分のことを勇者シエルだと思い込んでいる異常者の可能性が存在する。


【ディアマ】

・概要

 本作の主人公(?)の一人。一人称は「わたくし」。ナイスバディ。

 後日談の視点キャラを務める。名前の由来はdiamantダイヤモンド

 勇者シエルから「戦術の才能」を受け継いでいる。自認は女性。

 ヴィクトールに対して恋愛感情はない。なお婚約済み。


 交易都市シズィの商会の現代表であり、幼少からの経験を経て「お金大好き」「嘘大嫌い」な性格へと成長したわがままお嬢様。

 仮面コレクターであり、魔王軍から自身の存在を秘匿するためにも、目元を覆い金色の瞳を隠す実用品として仮面を使用している。

 金のためなら手段は選ばない。シュヴァの打診を受け対魔王軍のパトロンとして動き、災厄討伐後はトップの座に座ることで絶対的な発言権を得た。

 戦闘職ではないが戦術眼を持ち、シズィ商会の世界規模情報網を駆使する。実質指揮官級の動員力なら作中トップ。


・人間関係

→ヴィクトール

 幼少期に山道で一度だけ会っていた従兄妹。今は婚約者。

 ヴィクトールが従兄妹であり、元魔王だと知った上で婚約を進めた食えない女。これによりシエル達から命を狙われる可能性があるが、それを踏まえてヴィクトールとは色々話を進めている。

 個人的にも悪い印象は持っていないので、望まれれば夫婦としての相手もするつもり。

 呼称は「ヴィクトール様」。彼の仮面恐怖症を知っている。 他にも色々知ってるかも。

→シュヴァ

 長年のパトロン関係を結んでいた相手で、騙しやすい最高のお客様。

 婚約問題で関係が変化しつつあるが、内心の評価は今も高い。

→サシナ

 幼少期に一度だけ会っていた。

 当時は彼女と将来再開するだろうと睨んでいたが……。


・備考

 読者の皆様にはとっくに正体がバレてると思ってました。

 気づいていた人はいますか?


【ヴィクトール】

・概要

 本作のヒロイン(?)。名前の由来はvictoire(勝利)。

 現代に生きる、勇者シエルの転生体をしのぐ実力の持ち主であり、その正体は魔王ル・マル復活のために利用された「犠牲者の魂」の転生体。魔王ル・マルの「規格外の身体能力の残滓」と「すべての負債」を受け継いでいる。おかげでその実力とは対照的に、とてつもない数の弱点を抱えている。


 誠実・実直・お人好し。嘘をつくのが苦手で、困っている人を放っておけない。自身が「魔王を蘇らせてしまった存在」であるという罪悪感から、「今の悪の責任は自分にある」と考え「すべての悪を討つ」ことを使命に活動していた。また、それが終わるまでは幸せになってはいけないとも考えていて、師匠であるエネへの初恋をずっと打ち明けず拗らせていた。

 前世が犠牲者だったため、希望そのものであった勇者シエルに対し現世でも深く傾倒しており、本編後の唐突な告白ラッシュに困惑を隠せないでいる。エペから説明を受けた後は勇者シエルの抱えていた人間的な問題点を再確認し、自分に希望を与えてくれた礼として、現世で再び健全な勇者として活躍できるよう導いていこうと決めた。多分大人しく結ばれた方が早いと思う。

 なお、依存されていることは自覚しているが、それは「勇者シエルは元男だから距離感を間違えているため」と考えており、「好かれているから」とは思っていない。もし誰かから告白を受けていればディアマへの返事も再考していたかもしれない。

 実力はパーティー全員を相手にしても互角になるほどぶっちぎり。弱点を活用してうまく追い詰めよう!


・人間関係

→エスクリ

 一章でパーティーを組んだ仲間。

 その圧倒的な剣技とスピードに一目置いており、ヴィクトールがパーティーに勧誘した。

 現在、「自分の手袋の匂いを嗅いでいた」という衝撃的な発言を聞かされ、元のシエルとのギャップに混乱している。今後、エスクリには望むようなら自分の持ち物を提供するが、「気に入った相手とはいえ、持ち物をこっそり拝借して匂いを嗅ぐのはいかがなものか」と提案するつもり。

 そんなこと本人も分かっている。

→エペ

 一章でエスクリと共に仲間になり、九章で初めて存在を知覚した聖剣。

 前々から便利で愛着ある武器だとは思っていたが、「剣がシエル」という意味不明な発言を聞かされ、酷く混乱した。後にエペからきちんと事情説明があったため、今はかなり整理できている。

 現在、「自分はエネになれる」という酷い提案を聞かされ、諦めかけた初恋が揺らされ危険な状態になっている。エペには「絶対にそんなことはしない」と釘を刺しているが、日常でエペへの相談回数が増えているため陥落は近いのかもしれない。

 向こうは罪滅ぼしのつもりなのだが、陥落とはこれいかに。

→マージュ

 二章でパーティーに参加した仲間。

 圧倒的火力と暗闇を照らしてくれる彼女に何度も救われたと感じている。

 現在、依存的なアプローチの加速にどう対応するか困り果てており、元男故の距離感のおかしさが問題だと受け止めている。頻繁に距離を詰められるので、「そういうことを男にすると勘違いされるのでは」と勇者シエルの危うさを純粋に心配している。

 マージュが病んだ十章の頃死んでいるから根本原因が自分だと分かっていない。

→リュト

 三章からパーティーに出たり入ったりしてる仲間。

 その身体能力と体術には感心しており、男友達のように感じていた。

 現在、「リュトは自分に性欲がないと思っている」「危機感が欠如している」と考えており、他シエルのアプローチの影響もあって、マッサージが不健全ではないかと思い始めた。物理介入して実際に危険性を教えたので、これで大丈夫と一息ついている。

 一方向こうは何かに目覚めかけている。

→ルメド

 五章からパーティーに参加した仲間。

 左腕を再生してくれたり、蘇生してくれたり。 感謝してもしたりない。

 現在、やたら診察の回数が増えてきたことを不思議に思っている。風呂、着替え、宿の部屋が少ない時の相部屋など、基本的に一緒にいる時間が多いのでそんなものかと思っているが、「男友達にしてはやっぱり距離が近いのでは?」と疑念を隠せない。

 そもそも診察ってあんなにべたべた触るものなのだろうか……。

→シュヴァ

 駆け出し時代の最初の相棒。六章で再会しパーティーに参加した仲間。

 性別を間違えていた件で未だに申し訳ない。実は何気に一番信頼している。

 現在、最近の女性らしい変化に少し驚いている。しかしこれを、世界平和が実現されたことで生まれた余裕から、のびのびやれているだけだと解釈。相棒のポジティブな変化を嬉しく思い、積極的に「綺麗だ」と伝えることで謝罪の意としたく思っている。

 下着の柄については流石にお門違いでは。

→サシナ

 ユイヌ村の幼馴染。七章で再会しパーティーに参加した仲間。

 昔から指示待ち気質だったが、そこまで深刻ではないだろうと思っていた。

 現在も、自分の死ぬ前と死んだ後で特に変わらない態度に気を許しており、向こうから提案することも増えてきて成長を感じている。それはそうと下世話で過激な提案もするようになってきたので、他シエルの影響を受けているのではと懸念している。

 玉砕記念って。人の恋路をなんだと思っているのか。

→ディアマ

 幼少期に山道で一度だけ会っていた従妹。今は婚約者。

 初めてであった時は意味不明な仮面が本当に怖かった。

 現在、「友達から始めてゆっくり積み上げる」関係を提案して受け入れられた。形だけの夫婦として、より良いビジネスパートナーになることを目指している。仲良くなりたいとは思っているが、もしかするといずれ彼女と本当に結ばれる未来があるかもしれないと思い始めた。

 もっとも攻略に近づいた女。


・備考

 なんか初登場時はキャラがだいぶ違った。

 シュヴァと離れ離れになってしまってちょっと寂しかったのかもしれない。


【その他】

・エネ

 名前の由来はaîné(年長者)。

 ヴィクトールとサシナの師匠であり、数百年前に勇者シエルにも暗殺術を教えていたエルフ。存在自体はリュトの回想で早い段階から一度だけで出ていた。

 ラ・ヴァアズに取り込まれる寸前、大量の毒薬を体内に取り込み、相手を道ずれにする作戦を敢行。後にリュトによって救出され、ソワンで療養することで一命をとりとめた。

 ヴィクトールやサシナの成長を嬉しく思いつつ休んでいた矢先、弟子から想定外の告白を受けてフリーズ。そのままフってしまった。めっちゃ落ち込んでいたので心配している。

 なお、ヴィクトールの仲間たちがかつての教え子シエルであることには気づいていない。「ヴィクトールは女たらしに成長したんだな」とだけ漠然と思っている。


・サヴァン

 名前の由来はsavant(学者)。

 魔法都市ドゥジェームで魔物の研究をしている学者。変人らしい。

 彼の情報貢献が巨大ワーム討伐に繋がったため、学園での地位が大幅に向上。ソワンにいるオンドとも交流があったりして、結構パーティーの助けになっている。

 本編後、マージュをスカウトしたがフラれてしまった。これが「もう遅い」というやつなのか……。


・オンド

 名前の由来はonde(波)。

 かつてソワン国に集まっていた勇者シエルの転生体の一人で、水魔法の才能を受け継いでいたが、ボスとの戦いで毒を受け死亡。人格を消失した状態で蘇生し、現在はドゥジェームで学んだ知識を活かして水魔法の研究者として生活している。

 社会復帰した元シエルということでルメドとの交流があり、彼にとっての兄のような存在になっている。ヴィクトールであればルメドを預けても大丈夫だと認めており、二人の関係が気になっていたり。

 娘を嫁に出す父親?


・ティル

 名前の由来は(射撃)。

 かつてソワン国に集まっていた勇者シエルの転生体の一人で、弓矢の才能を受け継いでいたが、ボスとの戦いで毒を受け死亡。戦いの後に人格を失い、長らく療養所で眠り続けている。

 本編終了後にルメドの献身的な見舞いを経て、意識が少しずつ復活しかけているらしい。


・ルアー

 名前の由来はleurre(疑似餌)。

 かつてソワン国に集まっていた勇者シエルの転生体の一人で、罠の才能を受け継いでいたが、ボスとの戦いで毒を受け死亡。人格消失後に社会復帰し、現在は山奥の村で猟師として自給自足の生活を送っている。

 たまにサンクへ訪れて、オンドと食事したりするらしい。


・ソワンに出てきた色々な他の人

 ヴィズィル、サンテ、ガルド、クロワ、プリエ、デファ等々。由来は忘れた。

 ミスリードのためだけに名前だけ出てきた人達。あらぬ疑いでパルジュに殺される寸前だった。もし殺されていたら今頃ソワン国はパルジュに占領されていたでしょう。


・ヴィクトールの父/母

 ユイヌに住んでいたヴィクトールの両親。母は既に亡くなっており、今は父だけとなっている。

 ヴィクトールの父はディアマの父と兄弟だった過去があり、栄えていた商会から抜け出してユイヌに移動したため、向こうからは「親不孝者」と思われている。

 旅に出たヴィクトールが無事な姿を見せてくれて嬉しいが、他に沢山女性を連れてきたので内心ビビっていた。災厄討伐後は無事にユイヌに戻れている。


・ディアマの父

 シズィの都市長であり、紹介を運営していたディアマの父。

 災厄登場に伴い世界を転々としていたが、その過程で大怪我を負ってしまい、経営が不可能になてしまったため有能な娘のディアマにすべてを託した。

 怪我の原因はディアマの策略の可能性があるが、多分そうだとしても受け入れてくれる。そろそろ継頃だったのかもしれない。


・都市プルミエール

 名前の由来はpremière(第一の)。

 この物語が始まった、活気に満ちた大きな街。城塞都市として知られ、猛者たちが集まる武闘大会が開催されている。産業が盛んで、多くの商人が行き交う交易の拠点でもあった。近くに「深淵の森」がある。

 RPGで序盤にありそうなデフォルト街みたいなイメージ。


・三体トレント

 プルミエール近くに生息していたボス。「深淵の森」を危険地帯に変えていた。

 擬態、三体セット、眷属を吸収して再生、などの強みがあったため中々討伐できず、プルミエールの都市長を困らせていた。エスクリと徹底的に相性が良い。

 今思えば強化ボスでもなんでもないので、ヴィクトールが仲間を探す必要があるほどの強敵には思えない。


・魔法都市ドゥジェーム

 名前の由来はdeuxième(第二の)。

 地獄のような乾燥地帯を抜けた先に現れる、水路と水車が美しい「水」の街。高度な魔法技術を誇り、魔法使いを養成する学園が存在する。周辺の魔物が乾燥に適応して硬化しているため、水魔法の研究が非常に盛んになった。

 巨大ワームは討伐されたが、乾燥していることは変わらないので依然水魔法の重要性は変わらない。マージュは何故ここに入ろうと思ったのか。


・巨大ワーム

 ドゥジェーム周辺に生息している強化ボス。デカい。

 元々は遠距離からエペを1kmに変形させて倒す想定にしていたが、それを振り回すと流石に周辺地域への影響を無視できなくなり、プロットを変更した。リアリティに勝てなかった。


・シェーヌド山/山岳都市トロワジー

 名前の由来はchaîne de montagnes(山脈)/troisième(第三の)。

 険しいシェーヌド山の中に不自然に切り取られたように存在する、石造りの街。巨大な怪鳥のボスによって情報の流出が徹底的に管理されており、地図にも載っていない「陸の孤島」となっていた。災厄討伐戦においては、巨大水魔法を発射するための一時拠点としても活用されている。

 何故こんな場所に街を?


・怪鳥

 トロワジー上空に生息している強化ボス。20mほどで普通にデカい。

 賢い、知能があるという点で巨大ワームとの差別化を図っていたが、後に人間に擬態できるパルジュが出てきたのでポジション的にはちょっと微妙かもしれない。


・農村カトリエ

 名前の由来はquatrième(第四の)。

 ソワン国への関所の役割を果たす跳ね橋の近くにある、のどかな田園風景が広がる村。物流の要衝であり、国を守る騎士団や討伐隊が頻繁に通過する。プレヴィが一時的に滞在していた。


・ソワン国/首都サンク

 名前の由来はsoin(手当)/cinq(五)。唐突な数字。

 回復魔法や修繕の技術が極めて発達している「癒しの国」。回復魔法を行う治癒術師だけでなく、壊れたものを直す「直し屋」という職業も一般的であり、怪我を治す温泉などの健康施設も豊富。

 サンクはソワン国の中心地であり、美しい街並みを誇る都市で、ルメドが最高治癒術師として執務を行う政府の中枢機関や、高度な医療を担う療養施設が集中している。


・パルジュ(蛇のボス)

 名前の由来はparjure(偽誓)。名前がネタバレ。

 勇者四人による討伐作戦でやられたように偽装し、そこで三人を毒殺。一人生き残ったルメドに、蘇生された兵として近づき、ルメド伝いに重要人物に罪を擦り付け、国落としを目論んだ。

 魔王から力を貰ったらしい。丁度近くにプレヴィもいたのでそういうことなのかもしれない。


・交易都市シズィ

 名前の由来はsixième(第六の)。

 世界中の物流と情報が集まる、現代でも有数の大都市。ディアマが率いる「シズィ商会」が街の経済を牛耳っている。海の近くに位置し、巨大な門と受け入れ施設が特徴的で、シュヴァが拠点として活動していた。周囲の至る所にアクセスできるため、ボス討伐の依頼も集まってきやすい。

 今は新生対魔王軍の新拠点として、さらなる成長を遂げている。都市長の娘の笑い声が止まらない。


・水竜

 魔王軍の記録が残っている拠点を守るように待機していたボス。倒す旨味が無いので討伐以来も来なかった。

 どうして魔王軍はあの拠点を証拠隠滅しなかったのか。ヴィクトールがセティに向かうことはプレヴィの想定済みだったので、もしかすると倒されることが前提の仕込みだったのかもしれない。


・農村セティ

 名前の由来はseptième(第七の)。

 石板の情報に基づき一行が訪れた、南西に位置する長閑な村。エルフやドワーフといった亜人種が人間と共生して暮らしている。村の近くの地下には、魔王軍の拠点である「第七集積所」が隠されていた。


・村ユイヌ

 名前の由来はhuit/neuf(八/九)。

 切り立った崖の上にある、ヴィクトールとサシナの生まれ故郷。外部にはほとんど知られていない小さな村ですが、勇者シエルの正確な伝承がエネの手によって守り伝えられていた。

 ヴィクトールが勇者シエルの正確な伝承を知っていることを示すためのミスリード村。こんな村があるせいでエペがどれだけ頭を悩ませることになったか。


・都市アザール

 名前の由来はhasard(適当)。

 かつての「犠牲者の牧場」を統括していた魔王軍の中枢拠点とされる場所。災厄ル・マルが出現し、街が跡形もなく破壊されて廃墟となった。

 元々この街について描写する気はなかったので名前を適当なものに。


・ラ・ヴァアズ

 名前の由来はla vase(泥)。

 地面と一体化するタイプのスライムとかいうよく分からない生命体。

 魔王ル・マルのペットとして生きており、プレヴィの命令でエネを取り込んだが、エネが大量に毒を摂取していたため消化できずにいた。

 リュトにエネを奪取された後、シュヴァ率いる強化された対魔王軍により袋叩きにされてしまった。


・災厄ル・マル

 名前の由来はle mal(悪)。

 デカい、強い、バリア、眷属湧き、大量の触手などの要素を詰め込んだシンプルに強い災厄。魔王ル・マルの力そのものの結晶のような存在で、完全な復活はできていなかったためプレヴィが誘導する形で動いていた。悪い要素が全て消えているため、完璧な復活を果たしていれば、本来の魔王ル・マルを超える強さの存在になっていた可能性があるがそれは叶わず。ヴィクトールの接近に焦り早めに起動させたプレヴィの判断が凶と出てしまった。

 人の魂を吸収することで復活しようとしていたが、対魔王軍の大規模な罠&ドゥジェーム魔法使い達による巨大水魔法&ルメドの魂強奪を畳みかけられ、エスクリのトドメと対魔王軍の総攻撃を受けて消滅した。


・プレヴィ

 名前の由来はprévision(予測)。

 魔王の「頭脳」の要素を受け継いだ転生体であり、災厄ル・マル復活のために暗躍を繰り返していた。ヴィクトールの前に現れては予言という形で彼らを罠へと誘導。ペットのラ・ヴァアズを連れエネを人質に取りアザールに移動。不完全ながら復活した災厄と一体化し、人々の魂を喰らう進軍を開始した。

 魔王の思考をそのまま引き継いでおり、ヴィクトールが魔王軍側に反抗する動きをしていたため割と本気で不思議に思っていた。ルメドに魂を抜かれた後も災厄ル・マルのエネルギーを吸収することで一命を取り留める。現在は、拘束されソワン国で封印されている。

 自身が「金色の瞳を持つ少女の肉体に憑依した」「目は潰したため証拠にはならない」「死亡すると本隊の活動が再会する」と仄めかしてソワン上層部を翻弄しているが、それを利用されてルメドに「ヴィクトールの残機」として生きることを望まれている。


・破れ綴じ

 作者。

 複数人視点を書きたくて主人公を分割した。大変だった。もう二度とやらない。

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