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第05話 「燃え尽きろ……セルフ……バーニング!!」

 いきなり始まったクラス内での班分け作業。

 まぁ俺も明石さんも学校外でカズラさんと臨時パーティを組んでるから他に誰かを入れることは無いんだけどさ。


「ということで担任。

 ダンジョンが忙しいのでしばらく顔を合わせることはないと思いますがお元気で」


「それ、絶対に新入生が先生にする挨拶じゃないよね!?

 まぁ必要な書類はすべて提出されてるから問題は無いんだけど……あなた、今日一日で『ある意味』うちのクラスの中心人物になっちゃってるんだからね?

 せめて週に一度くらいは登校してもらえないかな?」


「無理です☆」


「クッ、殴りたい、その満面の笑顔……。

 というかあなたたちの連絡先! どうして迷宮管理局の職員さんなのよ!」


「ああ、それは俺も明石さんも電話を持ってないからですね」


「せめてそれくらいは用意しておいてくれると先生、とっても嬉しいんだけどな?」


 異世界生活が長かったから自分ではまったく不便を感じないけど、確かにスマホくらいは持ってる方が――いや、やっぱりいらないか。


「用がある時は狼煙を上げるか黒脛巾組(くろはばきぐみ)を走らせてください」


「伊達家か!!」


* * *


 そんなこんなで帰宅後。


「お兄ちゃん! ダンジョン行こうぜっ!!」


「他にすることがありますので今日はいきませんけどね?」


「もう! どうしてカズに対してだけ塩対応……あっ、それって言いかえれば特別な女性ってことじゃ!」


「それでいいですからとっとと帰ってください」


「そんなことばっかり言ってるとそのうち身内に不幸が起こるよ!?」


「『自称身内(ダニども)』にそんなことが起こったらむしろ感謝しますけどね?

 といいますか、新しいスクロールの取引先の開拓をしますからどっかいってください」


「新しいスクロール!?

 わかった! カズは良い子にしてるっ!!」


 ニコニコ笑顔で嬉しそうにしてるところ申し訳ないけど、別にカズラさんに回っていくわけじゃないからね?



 ということで、『鉱山都市(ドラヴァン)』に行ってから時間がなくて後回しになっていた『魔法都市(シャイン)』である。


 その名が示す通り、パルティア王国の魔法及び魔道具、錬金術研究の要となっている場所であり、王国の最重要機密都市でもある。


「てか出入り出来る商家が限られていたし、あちこちに通行規制が張られてたから大通りくらいしか歩いたことがないんだよなぁ」


 それでも、

『バルディ魔法学園』

『モーザルト錬金工房』

『ブッフェ魔道具研究所』

 くらいは聞いたことがあるんだけどな?


 あっちにいたときはどこを歩いてても鷹のような目をした衛兵に睨みつけられてたからものすごい居心地が悪かったけど、異世界商店での移動はマップをタップするだけ。

 機密区であろうと貴族区であろうと遠慮なく押しまくり、取引先になりそうなところを片っ端からチェック!


「上に出た三ヶ所以外にも結構色々登録出来るんだな」


 そんな俺の指先が泊まった場所。

 それはシャインの西地区にある、王国でも最大規模を誇る『花街』。

 そう、地球であろうが異世界であろうが『偉い人』=『エロい人』の図式に変わりは無いのである。


「ま、まぁ? 今はそんなことより一種類でも多くのクラス・スクロールを集めることが肝心だし?」


 魔法都市の散策が終わればまたディーレに戻って馬と馬車の購入もしないといけないし、こんなところで遊んでいる余裕など俺には無いのである!!



「……これはメルクリウスの罠だっ!!」


 明るかったカーテン越しの街並みもいつの間にか夕暮れ。

 いったいあれからどれくらいの時間が経ったのだろう?


 取引先登録は出来なかったが、お店に入ることは出来た色街のとあるお店。

 まぁ、あれだ。

 そこのお店っていうのがなかなか質の良いお姉さんを揃えてるところでさ。



 綺麗所のお姉さん(金髪ばいんばいん)が隣りに座る。

 ↓

 スチール画像が一枚アルバムに追加。


 お姉さんと楽しくお話、飲み物やフルーツを頼む。

 ↓

 お姉さんのちょっとセクシーなチラリズム画像が一枚アルバムに追加。


 飲めや歌えの大騒ぎ! そろそろベッドに……。

 ↓

 お姉さんのあられもない姿のショート動画がアルバムに追加。



 こんなんもう集めるしかないじゃないですか!?

 あちらを見ても金髪美女! こちらを見ても金髪美女!

 金髪さんってそちらも金髪さんなんですねぇ……なんて言いながらさ!!


「そして我に返ったら魔石が200万容量ほど減っていたわけだが」


 ま、まぁ? そのおかげもあって『指先の魔術師』とか『若(バカ)旦那』とかいう『レアっぽいコモンクラス』も手に入ったし?

 だから『200万容量あれば純ミスリルの剣が買えた』とか、そういうツッコミを入れるのはお門違いなのだ!!


「ていうかこのままだと中務さんのことを純粋な目で見れる気がしねぇ……」


 ちょっとこれから(性欲が)燃え尽きるまでセルフバーニングに励もう――


「柏木くん、そろそろ夕食の時間なのだけれど」


 ……タイミングっ!!!

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― 新着の感想 ―
ふるえるぞハート!燃え尽きるほどヒート!!おおおおおお刻むぞ血液のビート!!ぴゅっぴゅっ…ふぅ(*´・ω・`)=3
餓えた獣の前に特上肉を出すとは・・・・南無
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