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王都へ向かおう!-その2-

あう、王都に行くまでにも数話ひつようかも・・・・;-;

 翌日、朝食の為、食堂へと向かうと皆の視線が一か所に集中していた。で、視線をたどれば、綺麗になった母上と仲睦まじい父上が座っていた。まぁ普段でも仲が良いのだが、あれでは注目もされるであろうと、


「皆さん、おはよう御座います。何かあったのですか?」


 わざと皆に向け、そう問いかけると、姉上が、


「セオ君、おはよう。みてみて、パパとママが、今日は一段とアツアツなの。なんでかな?」


 普段と違うその様子にそう言った後に、小声でエリーナさんが、


「日焼けと傷が完全に消えています。何か肌に良い薬が売り出されたのでしょうか? 聞きださないと・・・・」


 皆に聞こえない様呟いていた。で、メイドさん達も、


「お綺麗です~」


 母上に向け声を掛けていた。で、そのまま賑やかな状態での朝食も終わり大人たちはさっそく王都への旅の準備に掛かるそうで忙しくなるそうなのだが、我と姉上などは別段することもなく、出発の日まで今まで通り自由にしていいとの事であった。で、大人たちは忙しいので訓練も中止だし、屋敷の中も慌ただしいので、書庫で読書というのも何なので、ギルドで依頼でも受けて、王都でのお小遣いでも稼ぐことにした。両親に出掛ける事を告げ、屋敷を後にし、ギルドへと向かう。途中新しい物が出ていないか、露店を確認しながら歩いて行く。その日は別段新しい発見もなくギルドへと辿り着き、もはや慣例の場所へと赴き、


「おはよう御座います。ヴィオラお姉さん」


 何時もの挨拶に、向こうも、


「おはよう御座います。セオス君。依頼ですか?」


 普段通りにこやかに挨拶を返してくれた。胸元をよく見ると、さっそく付けてくれたようで、贈ったブローチが印象的だった。その視線に気づいたのか、


「どうですか? 似合ってますか?」


 訊ねる様に笑顔で聞いてきたので、


「はい、とてもお似合いです」


 素直にそう答えておいた。で、話を本筋へと戻し、


「で、何かいい依頼などはないでしょうか? 一週間後位から暫く留守にしますので、お困りの依頼などでもいいのですが」


 言っておこうと話し掛けると、


「え、セオス君どこか行くの?」


 理由を聞き返され、


「ええ、父上が王都に行かれるのですが、今回は家族全員で、という事になりまして」


 事情をそう説明して言うと、


「あ~今年もそんな時期なのか~。毎年この時期は各ギルドも王都までの護衛などで賑わうのよね。シールズは今の領主様、セオス君のお父さんか~、が大々的にされないのでそこまではないのだけれど、他所の街なんか貴族次第では大名行列みたいなんだって」


 聞いた言葉に対しそう話しながらも、


「なので、街道沿いの魔物討伐依頼がきているみたいですよ。種類問わず、なので倒したら討伐部位をお持ちいただいたらすべての魔物が依頼という事でいいみたいです」


 今出ている情報をそう教えてくれたので、この辺りに出る魔物の種類と討伐証明部位を聞き<まぁ全部持ち帰るのですが>、ギルドを後にする。で、街道沿いという事なので、東に延びる街道か、南に延びる街道、どちらにするか考えつつ歩いていると、串焼きの露店の店主と出くわした。


「おはよう御座います、え~名前聞いてませんでした」


 失礼と思いつつもそう言うと、笑いながら、


「ブレプスというんだ、坊主。と言うか俺も名前を聞いてなかったな。神童という噂位は聞いてるんだが」


 相手もそう言ってきたので、


「セオスといいます、ブレプスさん。で、どこかへお出かけですか?」


 どこかへ向かっている様なので、そう訊ねると、


「ギルドに野兎の依頼を出そうかと思ってな。最近売りに来てくれる数が少なくてな。それと、今度他の肉、この辺だと、狼の魔物がいるんだが、そいつの肉も試してみようかと思ってな、ついでにそれも頼んでみようかと、ま~依頼の値段を聞いて、味を試してみて、続けるかは決めるんだが、一度は獲ってきて貰わないと話にならないからな」


 困ってるように言い出したので、これはナイスタイミングですね。と思いながら、


「ブレプスさん、その狼はどの辺に出るか判りますか?」


 本人にそう訊ねると、


「ああ、南西に草原を進んで行くと出るそうだぞ」


 すぐに教えてくれたので、


「ブレプスさん、依頼はいりませんよ。夕方露店にお持ちしますので。ついでに兎も持ってきますので、買取お願いしますね」

  

 我が持って行くと言うと、


「そりゃ、買取は構わないが、パーティーに当てがあるのかい? 集団で来ることもあるんで厄介だと聞いたぞ」


 子供一人であることに、心配そうに言ってきた。なので、


「あぁ、それは大丈夫です。何とかなりますので」


 笑顔でそう答え、後で行きますと念を押しながらその場を離れて、教えられた狩場へと向かう事にした。


 狩り過ぎても、ギルドの依頼で引き取って貰えますし、野兎があれだけ美味しい店に、さらに新味が増えるかもという事でしたら頑張るしかないですね。それに王都での買い物で幾らいるか判りませんので、多めに稼いでおかないと・・・・などと考えながら足早に南門へと辿り着き、門番の兵にカードを見せ通過し、街を出て人目がなくなると、何時もの如くシルフィーネに出てきてもらい二人で魔物を探し始めるのだった。

纏まりませんでした。^-^;

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