お買い物にいこうーその2-
お休みなので~本日、二話目です^-^
「で、リーダー今日はどうするんです?」
しばらく皆の話を聞き続けているとダイグが聞いてきたので、
「うちの子達は着の身着のままで助け出されて、服も日用品も持っていないので、買おうと思っているのですが、子供が使う物を売っているお店の場所を知らないので、今日は皆に案内してもらおうと思い会いに来ました」
皆に向け、そう言うと、しばらく考え込みながら、
「リーダー、予算なんかはあるんですか?」
心配そうに、そう聞いてきたので、
「その為に、ギルドでお小遣い稼ぎをしてたので大丈夫です。最後で結構稼げましたので」
金銭面では大丈夫。そう答えると、メニーナが、
「セオス君いくら稼げたの?」
可愛くそう聞いてきたので、
「え~と最後の依頼だけで35万G位かな? 全部で40万G位は稼いできてますので・・・足りますよね?」
街での買い物に幾らいるかなど、判らないのでそう訊ねると、皆驚いた顔をしながら、ペーシャが、
「領主でなくても、冒険者としてだけでも食べていけそう。凄い優良物件です。さすが私の王子様」
顔を紅くしつつ、小声でそう呟いていた。他の皆も同じような感じで自分に言い聞かせていたが、はっ、と我に返り、
「あ、案内ね。大丈夫、私達に任せて」
すぐに皆して話し合い、どこにする? などと言い合いながらも商店街の方へと移動を開始するのだった。で南地区の農家の家が集まっている地区に近い、子供用品を何でも扱っている、雑貨屋のようなお店へと案内され、
「ここが私たち皆の一番の行きつけかな。値段も私たちのお小遣いで何とか買える金額だし、男の子が欲しがる物も、女の子が欲しがる小物なんかも色々あるの」
ファム達もそう言ってくれたので、店の中を見てみると5百~千G位の物が所狭しと並んでいた。安い物だと50G位からあるみたいだ。男の子たちが好きそうな冒険者が使う様なナイフやバッグ、女の子達が好きそうなアクセサリーなど色々置いてある。服なども皆が着ているのと同じようなものが並んでいた。なので、
「カーネ、フェール、好きな物を選んでください。皆も良ければ似合いそうなのを選ぶのを手伝ってあげてください」
皆に向け、そう伝えると、
「ありがとう御座います~」
「ありがと~です~」
恥ずかしそうにしながらも、お礼を言い、女の子たち全員で色んな物を見て回っていた。取り残された男のグループも、
「う~ん、リーダーもいいナイフを後ろ腰に差してるし、俺も・・・・」
「これなんか、結構荷物も入りそうなんで兄貴の役に立つかも・・・・」
「これなんかいいな」
小遣い稼ぎで、街の外に出る時に要りそうなものを見て回っていた。ダイグの見ていたナイフなどは、武器屋にあるような本格的なものではないものの、剥ぎ取りや採取などには十分使えそうな品物で、この店では結構高い物みたいで棚に飾られていた。その品物を物欲しそうにず~と眺めていた。女の子達も、うちの子達の服やアクセサリー、替えの下着など選びつつも、自分達のも時折選んでは、
「これなんかどう、私に似合うかな?」
色々な服等を、お互いに見せ合い、聞き合っていた。それを眺めつつ、皆が一番欲しがっている物を、一人に一つずつリサーチしておくと、まずはうちの子達のをと、
「良いのあったかな?」
カーネとフェールに、そう訊ねると、
「いっぱいあって、迷ってます~。こんなに色んな物がある店は初めてで」
我に向かい、そう言って、まだまだ色々見て回っていた。その様子を見て、
うむ、即断即決の我を基準にしても駄目ですね。女の子達が満足するまでじっくり待つ事にしましょう。彼女たちの楽しそうな様子に、そう考え、取り敢えずこっそりと店主のもとに行くと、
「こんにちは、買いたい物があるのですが、いいでしょうか?」
店主へとそう声を掛けると、子供達だけで来てワイワイ見ているだけなので、買ってもらえると思ってもみず、さりとてダイグ達は普段も店に来ているようだったので、追い返す事も出来ない様子で、諦めて眺めていた店主は、
「いらっしゃい。坊やが何か買うのかい?」
我に向かい、笑顔でそう声を掛けてきたので、先ほどまで見ていた街の子供達が欲しそうにしていた物を一品ずつ頼むと、
「え~と、今頼んだものを我が返る前に一個づつ包んで貰えますか? 但し今は皆がまだ見ていますのでプレゼントにしたいので気付かれない様、渡すのは最後にお願いできるでしょうか? それと、まだ、二人の子が買う物を頼みたいと思いますので・・」
店主へとそう言って頼んでいると、
「坊や、結構な値段になりそうだが大丈夫かい? いま頼んだのだけでも、だいぶ金額的に・・・・」
心配そうにそう言ってきたので、信用して貰う為に、
「構いません。結構手持ちで持ってきていますが、それでも足りない、と言われるときは領主の屋敷に請求していただければ大丈夫ですので」
我が笑顔でそう答えると、
「あ~、じゃあ坊やが領主様のとこの神童坊ちゃんか。今の領主様になって俺たちも暮らしやすくなって助かってるんで、出来るだけ安くさせてもらうよ。その代り、今後もよろしくな」
店主も、そう満面の笑みで言ってきたので、こちらも嬉しくなり、
「はい、こちらこそ。今後もよろしくお願いします」
店主に向け挨拶しておいた。皆にプレゼントする物はやはり依頼を受け働いたお金で買ったものを渡したかったので、この店の品物は値段的にも丁度いいものだった。
父上や母上にあげたような、他の貴族に見せても恥ずかしくない様なものは、流石にまだ買えないので創りだすしかなかったのですがね。などと考えながら、まだまだ続く皆の買い物選びを、微笑ましく思いつつ、眺めているのだった。
今回もメイドになった女の子達全部のお買い物が終わるまで続く予定ですのでお付き合いお願いしますです。ほのぼの続きです^-^;




