↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
34/34

好とフラグと悪夢の訪れ

 卑怯者の謀略にはめられた好はとゆうと、便器の上で物思いにふけっていた。

 用を足すのが目的ではなく、何か考え事するときは決まって便器座るのだ。まあ、便器って何か落ち着くじゃないか。読者にも理解できる方は少なくないはず。

 好の脳内会議の議題は、果たして沙凪は、恋の害悪と成り得たのだろうか。とゆう疑問だった。

 

 何となくだが、あの男だけは平気なんじゃなかろうか。むしろ健やかな青春を守ってくれる。そんな気がする。

 あの男が。狼の皮被ったナマケモノみたいな男が、果たして恋を傷付ける真似するだろうか。

 むしろ応援すべきでは。


 そんな思案のなか、好にふと沙凪が恋に告白したシーンか脳裏に浮かぶ。

 

 何故、恋なんだ。


 其の言葉が脳内に響き渡ると同時に、好は我に戻る。

 何だ今の?まるで恋に嫉妬でもしてるかのように。いや、何自分でフラグ打っ立ててんだ。

 何、恋愛フラグ立ててんだ。

 これは、あれだ。恋が私の下から消えてしまわないか、心配してるんだ。

 

 ・・・・・・また自分で、でかいフラグ立てた気がする。


 何かに目覚め始めた様子の好に、玄関のチャイム音が聞こえる。

 トイレから玄関までは大して遠くない。

 そして、好がトイレに篭ってることを存じていた母は。

 「好ちゃん。」

 あんたが行きなさい。とゆう意味だろう。

 不満げに目をしかめながらも、大人しく玄関へ向かい、レンズから来訪者を確認する。

 レンズをのぞいたと同時に、好は目まいでふらつきながら、回れ右をして、千鳥足で二階に上がる。そして一ヶ月ぶりに自室に入る。入ったときにはドアに施錠を忘れない。


 今度こそ招かれざる客だった。来訪した者は、好にとっての悪夢そのものであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。