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すれ違い

ぼくたちは依頼で洞窟に来ていた。

洞窟の奥深くまで入っていく。

しばらくすると、予想通りゴブリンが数十匹いた。

一匹一匹は弱いが、これだけ数がいると面倒だな。


討伐とうばつするの?」


「今回は調査だけだから、しなくていいのよ。」


「ついでに殺してしまえばいいのに。」

オリットが呟く。


「調査だけだからね。依頼は。」

ローズは洞窟の調査表を書きギルドに提出した。


「さて、帰ろっか。お疲れ様。」

ローズは依頼料を均等に分けて、みんなに渡す。


「私は、何もしてませんよ。」

オリットは断ろうとしていたが、


「一応受け取って下さい。」

ローズは強引に手渡した。


冒険者ギルドをでて、街道を歩いていると。


「お腹すいたなぁ。」

シオリが呟いた。


オリットはシオリの瞳を見つめる。

魅力チャーム

シオリの瞳の瞳孔が開いた。

これで彼女は私の意のままだ。


「シオリさん、一緒にご飯でも食べに行きませんか?」


「いいんですか?嬉しい~。」


オリットはシオリの腕を組み、一緒に歩く。


「彼女は頂いていきますね。」

ぼくに意地悪な笑みを浮かべながら、オリットはシオリと歩いて行く。


「え?何やってるのよ!追いかけなさいよ!」

ローズはぼくに叫んだ。


「物騒だなぁ‥ご飯食べに行っただけじゃないですか‥。」

多分そうだと思いたい…。


ぼくは足がすくんでしまった。


ローズがぼくにからんでいた。

お酒で人格が変わるって本当だなぁ。

酒場で、ローズは酒を、ぼくは果実水を飲んでいた。


「取られちゃいました~とか言ってんじゃないわよ~。」


「後悔しても遅いんだからぁ…。」


ローズだいぶ酔ってるな。


「自身が無い‥ぼくはどうしたらいいのか分からない…。」



****



「今日はご馳走様でした。こんなお店に来たのは初めてです。」


猫耳の女性は優雅にお辞儀をした。

高級なレストラン。

普段はめったに来れないようなお店だった。


「そろそろ帰りますね。」


「シオリさん、私のところに泊っていきませんか?」


「どうして?」


「私の目を見てください‥今の貴方の気持ちはどうですか?」


「‥‥私は――――。」




****




「シオリ…ぼくは…ぼくは…。」

布団の中でぼくは泣いていた。


布団が急に重くなった。

気持ちが落ち込んだせいで、体も重くなったのだろうか。


「何してんの?私はここにいるよ?」

ぼくは布団をはねのけて、無意識にシオリを抱きしめていた。


「え?何?」


「ぼく‥シオリが好き‥みたい。夢じゃないよね?」


ぼくは細く柔らかい腕に包まれた。


「私も好きだよ…。」


消え入りそうな声でシオリは、ささやいた。

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