第5話:祝(?)だれかさんツッコミ決定♪
まず、はじめにごめんなさい。
え、なにがって?
あのぉ…この小説を1話から読み返したんですよ。そしたらナントナク違和感を感じるところがけっこうあって、ちょこちょこ修正したり付け足したりしちゃいました。…でも話自体はあんま変わらないんでご心配なく…。ホントすいませんっ。
ふぅ…今回の話はすごいぐだぐだしちゃったような…。
まぁとにかく第5話です。
どぞー。
「「「おはよー(ございます)!!!」」」
テンション高けーなぁ。ま、オレもなんだかんだでけっこう楽しみだが。
「おう、おはよ。おーい兄ー行くぞ」
―ドガーン!!―
だからドガーンって何なんだ!あー、いちいちつっこんでたら埒が明かねぇ…。
「兄登場!やぁ綾ちゃん楓ちゃん♪」
「おはようございます。今日から四日間お世話になります」
なっ、今の綾か!?あんな普通なしゃべり方も出来んだな………トテツモナイ違和感があったぞ。
「俺は無視ですかっ!?」
「野郎など見えん」
「みんなで俺を無視するんですか…」
「はははっ冗談冗談。兄が颯ちんを忘れるわけがなかろう。ヤホー颯ちん♪」
「ひどいですっお兄さんっ」
…こいつらいろいろとおかしいな…。
「おい兄っ颯ちんて何だ颯ちんって!…それから颯太っそのクソ兄は残念ながらオレの兄であってお前が『お兄さん』と呼ぶのはおかしいだろうがっ!ってゆーかいつからお前らそんな仲良しさんになったんだ!いろいろと意味がわからんっ!!!」(唾が飛んだって気にするか)
「うわ、弟。唾飛びまくり…」
「キモイよユウ…」
ぐぁ…ホントに言われると傷つく…。
<ユウマが死んじゃったので復活するまで颯太目線です>
「(ボソッ)弟はほっといてさ、颯ちん。女の子二人はどんな水着を着てくんだい?」
あ、それは…
「(ボソッ)残念ながらわかりません…俺も一回聞いたんですけど教えてくれず、『この変態っ!』って言われてました…」
「(ボソッ)おおっさすが颯ちん。チャレンジャーだ」
「当たり前です。お兄さんの教えの通りに今までやってきましたからっ」
……『己の欲のままに生きろ!』と…。
「おいお前ら。なにコソコソしてる」
「あ、ユウ復活…」
ユウが今の会話聞いてたら何回ツッコミで話を中断されたことだろう…ツッコミがいないって自由だねっ。
「お前ら何の話してたんだ。それとツッコミゆうな」
「なにっ俺の心の中にまでつっこむとはユウ…とうとうツッコミとして覚醒したかっ!?」
「………」
れっ?ユウどしたのっ?
<ツッコミ確定しちゃったからショック受けてんだね>
「あ…そうか。って誰っ?」
…気のせい…か?
「うぅ…」
あ、今度こそ起きた。
<はい、ユウマ目線に戻りまーす>
ツッコミ…ツッコミになってしまったのか?もともとなんとなくツッコミ的なポジションにいたけど完全にツッコミ化してしまったのか…。っておい、オレ!ツッコミ化ってなんやねん!
「………はっ…うわぁ〜〜〜!!!!!」
「あ、幽魔倒れたわよ?」
<だいじょぶ、だいじょぶ。すぐ直るよ>
「そう…よかった…」
<(ボソッ)空から声が聞こえても驚かないなんて、よっぽど幽魔が好きなんだね。この色男めっ>
ーーーーーーーーーー
……う…気が動転してしまった。もう気にしないことにする。自分の言いたいことを言えばいいんだ…。
なんだかんだでオレらは兄の車に乗り込んだ。
こっから海まで約一時間かかるから、その間に着いたら何をしようか皆で考え中だ。
「僕ビーチボール持ってきたよー。バレーボールなんかどー?」
「ん〜それもいいけど、いまいちインパクトに欠けるわね」
「なぜインパクトを求めんだよ」
「つまんないじゃない」
…お前、何だったらつまるんだよ…。
「単純に泳いで競走なんてどよっ?」
「泳いで競走って泳ぐのか走るのかわかんねーだろ」
「さすがツッコミ。誤字にも気づけるんだなっ」
「これは会話であり、文でもあるからな」
「…なんかよくわからない逃げ方したな」
「ま、気にすんな」
「おいっ。話がそれてるわよ」
「ん、だな。ま、オレは何でもいいや」
「そーゆーのが一番困るのよ」
車は高速道路に入る。
「あの…あそこの海には飛び込み台があるそうなのですが…」
「ホント?楓ちゃん」
「はい。たぶん…」
「それで決まりね!」
おいマテ。飛び込み台って…まぁインパクト大なのはわかるが…。
「「えぇ!?飛び込み台って…バレーで(競泳で)いいじゃんー(っ)!」」
「じゃ、まずドボンと飛び込んで、あと五回くらい飛び込んでからバレーと競泳をやりましょう」
「「合計六回!?僕(俺)高所恐怖症で…」」
あ、ツッコミ先越された。
「じゃ、二人が高所恐怖症を克服するまで何度もとびましょっか」
「「ーーーっ!?」」
声にならない叫びか……哀れな。
そんなことより…なんか気持ち悪くなってきた…。まずいな…オレ酔いやすいんだった…
「幽魔、顔色悪いわよ?」
「うぇ…」
「うぇって何よ!」
「ちが…オレ酔ったみたいだ…」
「え、ホント?だいじょうぶ?」
「あんま、だいじょばない…」
「すいません!あにさんっあにさんっ幽魔酔ったみたいです!」
あにさんって………(こんなときでもつっこむオレって…)。
「マジ?ちょっと休むかい。運よく、もうすぐパーキングエリアだ」
「たのむ…うぇ…」
ーーーーーーーーーー
「着いたぞ」
「大丈夫ですか?古林君」
「…あぁ…ありがと楓…」
―ボンッ―
「うわっ楓倒れた!大丈夫か?」
オレは楓を支えてあげる(う〜ん…オレってじぇんとるまん)。
―ボボンッ―
「(ボソッ)幸せ…」
―ガクッ―
「わー!?なに、オレなんかした?楓ー!!」
「どしたの幽魔」
「あ、綾。なんか楓も真っ赤んなってダウンしちゃって…オレ、じぇんとるまんだけどさすがに休みたいしさ、楓たのむ」
「わ、わかったわ(じぇんとるまん?)」
うー気持ち悪…
オレは近くにあったベンチに横になった。
ーーーーーーーーーー
―パシャッ―
「ヤバ…幽魔寝顔かわい…」
パシャッ
…ん……のわっ!
「何やってんだ!」
「うわっ!」
ん…綾か…。
「何だ綾か。…なんかパシャッって聞こえたぞ」
「きっ気のせいよ。なんも音なんてききき聞こえなかったわ!そろそろ行くわよ!」
「…そか…。じゃ、行くか」
よし、気分もよくなった。…ん?綾が何か見てにやけてる…。
「何してんだ?」
「ひぁっ!な、な、なんでもないわよっ!」
…びっくりしたぁ。急にでかい声出すなよ…にしてもなんか今の声可愛かったな…。
「は、早く行くぞ!」
「うん…」
そして、また車に乗り込み海へ向かった。
『幽魔ツッコミ正式決定!!』
どんどんぱふぱふー
はい、ってわけで幽魔には悪いけどもう決定です。
とことんつっこんじまえ!
あと、一つ気づいたことがあります。
進行速度遅っっ!!!
えと、次回は,次回こそホントに海に着きます。ぐだぐだと長ったらしくなっちゃってすいません…。