第31話 獣人族の国で旅の準備を進めた結果2
時間は不定ですが毎日更新予定です。
たまにリアル多忙で遅れることもありますが・・・
馬は確保できたので、次は馬車を見ていく。
基本は木で作られていて、屋根の部分が布製のものが多い。
ただこれは雨に弱い。雨が布に染み込んで、最終的には雨漏りする。
一応の雨対策の処置はされているらしいが、強度的にも不安が残るため、布製のものは除外することにした。
すべてが木で作られたものもいくつかあったけど、これは通気性が悪かったり、乗れる人数が少ないものがほとんどだった。
ちなみに今まで使ってた馬車は後者だ。
最終的に候補の中で一つだけちょうどいいものがあったのでそれを購入することにした。
もともとは商人が荷物の運搬に使用していた馬車らしく、地球でいえばトラックのコンテナみたいな形をしている。
荷物の運搬がメインということで通気性がすさまじく悪い。というか窓がない。
しかしその分詰め込む量を重視していたのか、大きさはそれなりで人が30人入っても大丈夫そうな感じで、頑丈なのに馬車自体の重量はそこまででもない。
何でも魔法使いと職人が手を組んで作った特殊なものらしく、重量軽減の魔法と衝撃吸収の機能を兼ね備えた馬車になっていた。
窓用の穴をあけれないかと主人に聞いてみたものの、特殊な技巧と魔法を使っているため難しいと言われてしまった。
仕方ないのであとで解析しながら自分で改造することにして、無限収納へと収納する。
馬たちは収納はできないので、一度『ベルフェゴール』へと戻り、中でつないでから再びラズートへと入っていった。
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お昼の時間帯に情報収集組と一度合流する。
みんなでご飯を食べるためだ。
適当な店に入ってそれぞれ好きなものを注文する。
私とバファラとミストは肉多めの料理を、クリスとカリンとセイラとナルシスは野菜多めの料理を、カシスはお子様ランチを注文した。
カシスと目が合うと恥ずかしそうに顔をそらされた。
別に食べたいものを食べて問題ないのに。
「・・・というわけで馬車の購入は問題なく終わったよ。まだ改造が残っているけどね。」
「流石ですね、ご主人様!」
いの一番に褒め称えるナルシス。
この子、かわいいんだけどちょっと過剰なんだよねぇ・・・
昔もこういう系はいた。狂信者というべき信者たちで、最初のうちは過剰に反応するだけだったのが、だんだんヤンデレ化していくのだ。
ちょっと気を付けておこう。
「ん、ありがとう。そっちはどんな感じ?」
「こちらは必要な買い物を進めつつ、方々に散らばって情報収集を進めていますが・・・亜人族、龍人族ともにほとんど情報らしい情報はありませんでした。」
情報収集組のリーダーを任せていたクリスが申し訳なさそうに答える。
着替えや生活用品など、この先々で必要になってくるであろう買い物は情報収集組に任せている。
まぁ半日で有力な情報を得られるとは思ってなかったので、想定通りといえば想定通り。
そのことを踏まえて問題ないと伝えてみるも、クリスのしょんぼり顔は変わらなかった。
クリスもいつの間にか『称号:クロトの信者』がついていた。
そんなクリスは旅のお供が増えていくことで、ちょっと焦りを感じているようだった。
たぶん「役に立って目立たなくては!」とか思ってるんじゃなかろうか。
そんなことしなくても大丈夫なのに。
クリスはかわいいし、みんなのリーダーとしてリーダーシップを発揮してる。
特にここ最近は私の副官のようにサポートしてくれる。
ただ、本当に真面目で今の自分は弱くて役に立たないとまで思っているらしい。
特に最近はほかの面々の能力開花が激しすぎて、余計のそう感じてしまっている。
よし、今日の夜は特に可愛がってあげて、ちょっとは自信を持てるようにしてあげよう。
いけないいけない。思考がイケナイ方向に走り始めていた。
「引き続き頼みますよ。」
「「「「「「「了解です!」」」」」」」
このあと予定していたマジックアイテムの購入と情報収集組のリーダーはセイラに任せて、私とクリスとナルシスは馬車の改造のために『ベルフェゴール』へ向かう。
クリスは魔法の改造のため、ナルシスは私とクリスの補佐をお願いするためだ。
別にさっきやましいことを考えてたからとかそういうわけではない。
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これから馬車の改造をするためにやることは三つある。
1.窓の作成
2.付与魔法の変更
3.馬との連結部分の調整
一つ目は最初から分かっていたことだけど、全面木で覆われているので窓を作る必要がある。
出来れば色々とこだわりたいので、ここは私がやることにした。
何をどうするのかは出来上がったものをこうご期待。
二つ目は解析をかける前になんとなくわかってはいたのだけど、クリスと改めて確認して必要だということがわかった。
というのも、この馬車を作った時の魔法使いは相当頭が固かったようで、馬車本体と荷物にしか作用しない魔法になっていた。
要は無機物にしか反応しないようになっていて、『重量軽減(荷)』とでもいうべき魔法だった。
これだと人を乗せた時に重量軽減が発動しないため、人が乗れば乗るほど馬力が必要になる。
そうなるとこの馬車を買った意味がなくなってしまうので、この『重量軽減(荷)』を人にも作用できるよう書き換える必要があった。
これはこの世界の魔法に長けているクリスとナルシスにお願いすることにした。
三つ目は先に終わったほうがやるということで、進めることにした。
まぁたぶん私のほうが先に終わるので、私がやることになるとは思うけど。
さて、ここまで決めて動き出そうとしたあたりで気づいた。
「あれ、これ自分で一から作ればよかった?」
「「あ・・・」」
馬車の改造が始まった。
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並行して頭の中にしたためてたものも書き始めました。
「光の勇者と幼馴染 ~語り継がれることのない影の勇者の物語~」
http://ncode.syosetu.com/n9241dn/
更新頻度は「私こと地球の女神~」を優先して更新する予定です。
まだまだ精進していきたいと思うので、
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