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第45話:『網膜標定(ロックオン)』

     1. (起)

銀次 《キヨシ……いいこと教えてやるぜ。【シーカーズ・センス】だ》


キヨシ 「なんだ、それは……?」


銀次 《……一瞬で終わらせるんだろ?》


     2.(承)

銀次  《俺が起爆剤になってやる。脳を数万倍に加速させろ。それが『探求者シーカーズ感覚センス』だ》


キヨシ  「いらん。契約は、復讐が終わったら、この身体をくれてやるだけのはずだ。それまでは好き勝手やらせてもらう」


銀次 《よく言う。てめぇがさっきから使ってんのは俺のシーカーズ・センスの能力なんだぜ?》


キヨシ 「なんだと!?」


銀次 《思い上がるなよ……俺様が何もしなけりゃ、てめぇは……ただの生きるゾンビだ」


     3.(転)

将校 「へへっ……ったく、化け物になり過ぎて、木石の如く固まっちまったかぁ……先輩よぉ……?」


【キヨシは将校を一瞥すると、まわりの兵隊や村人、バトラー等を含む視界に映る全ての排除物を網膜で『霊圧標定』《ロックオン》した。】


銀次 《……そうだ……キヨシ、てめぇがもっとも得意としている狙撃術に特化させた、その技こそ、てめぇだけしか表現できねー最強のシーカーズ・センスだ》


     4.(結)

【キヨシは……利き手の人差し指を銃口に見立てて将校に向けた。さらに、もう片方の手のひらで利き手の残りの指を包み込んで、ピストルを形を作る。】


キヨシ 「なるほど……。銀次の野郎の言いなりはちょいと癪だが、これは、例えるなら霊圧弾の全方位型の連射機関銃ガトリングってヤツだ。……震えるほど刺激的だぜーー」


銀次 《いいか、キヨシ!連射させるイメージだぜ?》


キヨシ 「ああ」


銀次 《……いっけぇーーーーっっ!!》


『ダダダダダダダダダダダダダーーーーッッッ!!!!」


【キヨシの放った霊圧弾は、文字通り、標定された全ての『者』たちの命を穿うがった】


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