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誰もいない世界 5
突然降ってきた彼
重ね合わせた指
そんなことをしたら当然
2人とも転ぶ
案の定転んだ
けれど重ね合わせずには
いられなかった
何故だろう
分からない
私の上に乗っている彼は
すぐに立ち上がり
私に手を差し伸べてきた
そして彼は微笑みながら
「一緒に外の世界へ行こう」
と言った
ここは、この暗闇の場所は
世界ではなかったのだ
ここは世界のほんの一部に
過ぎなかったのだ
私は涙が出た
何故だろう
分からない
けれどきっとこの涙は
嬉しかったからなのだろう
人は嬉しいと涙を流すと
何処かで聞いた気がする
きっとこの涙は
嬉しかったからなのだ
私は彼の手を取り
憧れの光の差す世界へと
旅立った
5話目です!
ついにこの話は完結です!
来月からはまた前みたいに恋愛重視のものを書いていこうと思います(`・ω・´)ゞ




