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誰もいない世界  作者: 月兎
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3/5

誰もいない世界 3


長い間歩いた気がする


だけど何も変化はない


ただずっと暗闇が続いているだけ


あの音も単に自分の勘違いだったのでは


と思えてきた


そんなことはないと自分に言い聞かせて


ただひたすらに歩く


とても怖い


今までの怖さとは比にならないほど


恐怖が自分の心を蝕んでいく


ふと自分にはまだこんなにも


感情が残っていたのだと安堵してしまった


私はまだ消えない


何故だかそう思えた


何故だかは分からない


…けれどそう思えたんだ


歩いている内に何だか少しだけ


ほんの少しだけいつもより周りが明るい気がした


そう感じた自分が不思議だった


何故そんな風に思ったのか


何故そんな風に感じたのか


そんな風に思考を巡らせていると


あちこちで音が聞こえてきた


近い音から遠い音などさまざまだった


その音はガラスが割れた様な音だった


あぁついにこの世界の消滅が始まったのか


私は上を見上げる


この誰もいない世界の終わりを見つめる様に


最近はアブラゼミやミンミンゼミではなく、ツクツク法師の鳴き声をよく聞くようになりました( ´ ▽ ` )

昼間も真夏の焼けるような暑さも和らいでもう夏も終わりに近づいていますね\('ω' )/

では、来週も是非見てくださいヾ(*´∀`*)ノ

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