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10北に‥!

・ω・さーやたん危機一髪

 朝、目が覚めると嬉しいハプニングがあった。 なんとしずくたんがレベルアップして、新たな魔法でお風呂を作ってくれたのだ。


「お風呂! お風呂!」


「もうっ、ゆーに〜探索が終わってからだよ!」


「うふふっ、ですです」


 だってお風呂ですよ! 日本人お風呂大好きだよ!


「頑張ってから入るの〜!」


 頑張って、ガイ兄さんを探してお風呂タイムと行きますか!




 皆でお風呂に必要な薪や葉、木の実を集めながら快調に北へ移動する。




「うおっ、また来た!」


 さっきから引っ切りなしに猿が襲ってくる、蜘蛛よりも弱いがめちゃくちゃ数が多い、二人は出来るだけ魔力温存してもらう。


「くそっ何匹いるんだ!」


「ゆーに〜上に二匹、奥に一匹だよ」


『祈!』です」


「おりゃあー」



 ふぅー鎌を二本振り回す、三十匹は倒してると思う。



 「ゆーに〜、はい、お疲れ様〜」


 狩った猿をなんとか食べて見ようか? と相談するも流石に俺達では難易度が高いし、凄い臭いのだ、やっぱり魚だね。


「なかなかダンジョン跡地見つからないねー」


「まぁまぁ焦らず行こーよ」


「ま、まだ体力回復は大丈夫です?」


「うん、魔力満タンに近くなったらお願いね」


「は、はいです!」




 しばらくの間、木に目印を付けつつ進むと、何かやばい匂いと、悪い予感がしてきた、しずくたんも気がついたのか、ハッとしている。


 ……これは作成会議が必要だな、嫌な匂いがどんどん強まっている。


 これ以上北に行きたくない、やばいな、音も聞こえ出してきた、近い、もう確信にいたる。



「あ、あのですね! ち、ちがうのです」


「ふふふっ」


 意義申し立ては却下された。


 明らかに海です、まさに大海原!


「ぴみゃっ!」


「さぁーてアジトに戻って原因を探さないとね!」


「ひ、ひみぃ〜ん」


 原因は明らかだろう、俺達のアジトは森の中心より北にあったのだな。

 しかし迷っていたさーやたんを責める事はできないのだ、ただ、しずくたんは完全に、おしおきを楽しみにしちゃているな。




「や、優しくして欲しいのです//」


 何故か、さーやたんも目が少し怪しいな、俺はそっと目を逸らし、まだ見ぬガイ兄に謝っておいた、ごめんなさい。




 何か凄い事がおこってる! いや分かるよ! いいの? こんな事有り得ていいの?


「ゆーに〜鼻血! 鼻血出てるよ」


 さもありなん。 出て然るべきだろう?


「ふみゅー?『祈!』です」


 こんなの直視出来ない!


「な、泣くほどなの?」


「あ、あれ」


 なんかお湯がキラキラしてる。


 そう、お風呂だ、一番風呂貰ったら二人が奇跡の乱入だ、これはもうお見せできません。




 いろいろ洗らいあった後に風呂から上がりキラキラ水を調べる。


「何だろうか〜」


 皆で悩む、とりあえず飲むか。


「の、飲んだ!」


「だ、だめです」


 いやいや調べないとね。


「美味」


「あほばか変態ぃ!」


「み、みゅ〜!」


「い、いや飲んでみ、まじで」


「うぅ〜」


 実際違う、普通の水じゃない。


「じゃあ、チロッと」


「くんくん、ぺろっ」


「ほんとだ!」「です!」


 さーやたんが回復魔力を感じたらしい、そういえばさっき魔法使ってくれたな。


「ふーむ、つまり、しずくたんの魔法水にさーやたんの回復魔法が混ざって回復魔法水になった?」


「そ、そうだとしたら凄いです! 凄い発見なのです!」


 とても興奮している。


「そ、そうなの?」


「は、はい! 薬草や毒消し草はありますけど、この方法なら体力回復水と魔力回復水が作れそうです!」


「あ! たしかに余った魔力を補充出来るね」


「は、はいです! これは水が多くて薄いので、もっと魔法水と回復魔法の配分を調べれば、凄い事になるですよ!」


 これは、売れます、売りますよーと張り切っている。 二人とも真剣な様子で研究してるので、邪魔しない様に晩御飯の調達だ。



 川に到着、二人は魔力をたくさん使うだろうから、美味い物たくさん集めてあげなければ!


「ふ〜たりぃのた〜めなぁら、ふ〜んふふ〜ふん」


「ちっ、おい!うるせぇぞ!」


 いかんいかん聴かれてた恥ずかしい、って「ぶふっー!」


「うわっ、きたねぇー、ちっ、面倒臭さそうなやつだな」


「えっ! それ口に出しちゃうの?」


 心の中でしまって置こうよ!


「あぁ、もぅ本当に面倒臭さいやつだな」


「まぁまぁ、落ち着いてガイたん」


「俺は落ち着いてる! い、いゃすまんが妹を探してるんだがって、ガイたん!?」


「あぁさーやたんなら今しずくたんと家でご飯を待ってるよ」


「お、おい今さーやって「ガイたんだよね?」


 俺もびっくりだわ、普通に出て来るとは、恐ろしい奴だな!


「い、いやそうだが、って、ガイたんってなんだ! やめろ!」


「え〜っ」


「いやいや俺に、たん、はおかしいだろ!」


「だが断る」


「なんでだよ! い、いやそんなこたぁいい! さーやは何処だ、早く案内してくれ!」


「ちょ、ちょっと待ってまだ魚が「頼むから! 急げ!」


 もの凄い勢いだ!


「わかった、わかったから」


 全力疾走を強いやられた。




 パシン「さーや!」

パシーン「は、はみゅぅうーだめぇええぇ〜凄いですぅ〜〜う?」



 あ〜そっか〜うん、ですよね!


 兄妹がお互いに目を逸らしてる。


 ついでに俺はそっと外に出たのでした。




《ユウ、マッケンジーLv2》

《装備:草の靴、腰ミノ》

《能力:触手、触手服、触手鎌2》

《仲間:しずくLv2》

《仲間:さーやLv2》

《なんだこれ:ガイLv4》


・ω・次回!まったりと情報交換です。

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