おまけ④:その他
おまけ四回目。これでおまけもラストです。
・動物屋敷(音木邸)
半世紀以上前に取り壊されたお屋敷。最後には十四、五の女の子だけが住んでいたと云われている。
外観はレンガ造りで、中に入ると小動物の骨が転がっている。外国風に、靴のまま上がる様式。
玄関スペースの両端には階段があり、上は吹き抜けとなっている。一階は、正面と左右、そしてその奥に部屋がある。二階は玄関が見える回廊と、大きな応接室。
・森家
とにかく広く、初めて訪問する人は必ず迷う。
一部屋一部屋は一般的な広さで、部屋数が多い。
・公園
森家近くの公園。
自然豊かな公園であり、周辺住人の憩いの場。みんなのお気に入りの散歩道。
美樹たちがいるときには不良たちも近寄ってこないので、目撃情報が出ると子供連れのお母様方が増える。
・永井家
田園風景が広がる田舎にある、一般的な木造二階建て。
田舎だからそれなりに広いが常識的な範囲。
・加古家
森家と同様に広い。
一部屋が広く、客室がバス・トイレ付である。
・納葵家
音木邸の原寸大レプリカ。音子が自分で勉強して図面を引いている。(もちろん、最終的にはきちんとした建築士が微調整している)
家具や調度品に至るまで、すべて特注。内装も音木邸を完全再現した。
物語に出てきた場所の紹介でした。
なんと、ごく普通なのは永井家だけでした。みんなお金のかけ方がおかしいですね。祈裡はそこにいるとなんとなく何かを察してしまうから部屋から出てこなくても良い間取り、一樹は音に敏感だから壁が多い間取り、音子は思い出の場所だからと、それぞれ理由は考えられますが、詳細は一切不明です。書いていた自分でも何となくそうしたので、偶然に偶然が重なってこうなっただけなので、ぶっちゃけてしまうと理由はありません。それらしい理由を後付けできてしまったのは、なんとも不思議なことなのです……。
おまけ編もこれにて終わりです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。




