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噂の動物屋敷  作者: 鵠っち
納葵音子~エピローグ~
35/50

二人のいたずら 夕食編

 今話タイトルは「二人のいたずら 夕食編」です。

「未来也さま、今日のお夕食は何です?」

「教えてくれなかったよ。珍しいこともあるもんだね」

 教えなかったのは未来也の母と美樹の母のある企みからである。

「美樹ちゃん、未来也。今日のお夕食は……」

 未来也の母が少し間を取った。

「新メニュー!」

 美樹の母が威勢よく言った。

『カモカチューです!』

 二人同時に言った。

「……? カモカチューとは?」

 未来也が尋ねた。未来也と美樹はぽかんとしている。

「カモカチュー、それは……」

「加古のカ、森のモ。そして、カレーとシチューでカチュー」

「決して鴨肉が入っているわけじゃないわよ」

 未来也と美樹は、あっけに取られている。目の前に出てきたものはカレー皿。ただし中身は、カレーとシチューをあわせたような色の、ドロッとした液体のかかったご飯である。

「さあさ、遠慮しないで食べて!」

 母親たちはとてもたのしそうである。

「い、いただきます」「……いただきます」

 未来也と美樹は、目で合図して、同時に口に入れた。

「っ! おいしい!」「ほんと、なんでもっと早くこれを思いつかなかったの!」

 二人の反応に、大いに満足してから食べ始めた。

「うーん。これはおいしい。いやぁ、長らく考えたかいがあったわね」

「ええ、そうね。祈裡ちゃんの発想にはいつも驚かされてばかりだわ」

一樹いつきちゃんの腕があってこそだよ」

 二人はお互いを褒めあいながら食べていた。未来也と美樹は、おいしさのあまり黙々と食べている。

「ご馳走様でした!」「うーん、おいしかったぁ!」

 前者が未来也、後者が美樹である。二人とも、いつもよりもかなり多めに食べてしまった。

 さて、カモカチュー、本当においしいのでしょうか? そんなことは知りません。味と材料(費)の保障はできかねますので、作ってみるならば自己責任でお願いします。


 やっと名前が判明した人が一人。一樹いつきさん。美樹の母ですね。

 案外世間は狭いものでして、祈裡とは高校時代の友人だったりします。


 次話(予定)タイトルは「再会」です。

 案外世間は狭いものでして、ようやくあの人が出てきます。

 ここまで長かったような気がします……。

 では、また次回まで。

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