表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/14

5-3 狂信の始まり、第一の歌の初鳴き

め続けている。


 


 


これより、純白を捨てる。


 


禍々しい黒が、この身を包む。


 


泥の中で、光昭はその一部始終を見ていた。恐怖があった。崇拝があった。どちらが勝っているか、もはや自分でも分からなかった。ただ、目が離せなかった。離してはいけないと思った。この人から離れたら、自分は何者でもなくなる気がした。


 


こうして、普通の巫女服を纏った少女と、彼女を護ると誓った青年の純粋な物語は、黒川の森の惨劇によって決定的に塗り替えられた。


 


『二本松少年少女親衛隊』の数え歌が、この日初めて、森の空へと響き渡った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ