管理室ができ、魔力チェックと生活指導が始まる
城の一角──
かつて物置同然だった部屋が、今は見違えるほど整えられていた。
白いカーテン。
姿勢測定用のラインが描かれた床。
魔力流量計、簡易ベッド、手書きの注意ポスター。
新設:王城・魔力健康管理室
アリア
「……本当にできちゃったわね……」
ルチア
「お嬢様、この部屋……完全に“保健室”ですよね?」
アリア
「ええ。でも設置したの、王国よね……?」
◆ 機能一覧 ◆
・魔力流量チェック(ヴァルノが超楽しそうに計測)
・姿勢・歩行の観察(ガロスが腕組みして睨むだけで皆背筋を伸ばす)
・食事・睡眠の聞き取り(アリアが優しく、時に厳しく質問)
・必要に応じて軽いストレッチ(弟子たちが補助)
そしてなぜか、妙に豪華な人員配置。
ヴァルノ
「アリア嬢、今日は三名“寝不足疑い”の騎士を連れてきました!」
ガロス
「姿勢が悪い奴も四名だ! まとめて直すぞ!!」
アリア
「あなたたち、やる気満々ね……!」
弟子たち
「管理室の仕事、めちゃくちゃ勉強になります……!」
ルチア
「……お嬢様。
これもう、王城の“魔力保健所”ですよね?」
アリア
「……本当に国の形が変わりつつある気がするわ……」
こうして管理室は、毎日人が絶えない人気スポットとなり、
アリアは半ば主任のように奔走することになるのだった。




