伝えたい事
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「野球のポーズ!」
神裔と舞花の2人はポーズ合わせと言う遊びをやっていた、ロボットがお題を出し白い仕切
りでお互いが見えない状態で、5秒以内にポーズをとりそのポーズが一緒だった場合クリアという遊びを2人で楽しんでいた。
ロボットはお題に野球を選ぶと、神裔は左足を上げ両手を上げピッチャーのポーズを取る。
舞花は、両手を丸め上を左手、右手を下に重ねてバッターの玉を打ったポーズを取る。
するとロボットが…
「ブブー。失敗!
また挑戦してね。」
と失敗したことを2人に伝えその間ゲームが終了する。
そのまま、2人は部屋を出て別のゲーム場所へ移動する。
「神裔はどんなポーズにしたの?」
「ん?俺は投手。
舞花わ?」
移動中舞花は、神裔がどんなポーズをしたのか気になり質問をすると神裔は直ぐに答える。
神裔も舞花のポーズを聞くと…
「舞花はね、これ!」
舞花は、言葉よりも先したポーズをもう一度とり神裔に何故か自信満々な顔で見せる。
「全然駄目だったね、5回中1回しか成功しなかったしね〜。」
「そうだな、…まさか動物でどっちもダチョウのポーズになるとは思わなかった。」
2人は先のゲームで唯一成功したお題が動物のポーズでクリアするとは思いもよらなかったと話していた。
「さっきは、舞花が決めたから、次は神裔が決めていいよどこ行く?」
「ん〜。舞花はどこ行きたいんだ?」
舞花は次は何処で遊ぶか神裔に聞くと、神裔は自分の考えではなく舞花の考えを聞く。
すると舞花は両手で自分の服を掴み、下を向き浮かない顔をした後弱々しい声で喋りだす。
「…舞花はね、しんぇぃの....」
舞花は何かを神裔に伝えようとするが、話してる途中で艦内に温かみがある男性の声が響き渡る。
「本日、神化学園の受験生の皆様を送り届ける事になりました。
マザー・ゴーの機長ナリナリと申します。
神化学園到着は、10時になります。
それまでマザー・ゴーでおくつろぎください。」
機長のナリナリと言う男は丁寧に学園到着時間を艦内放送で伝えると、神裔は近くにあった時計を見て今が何時かを確認する、舞花はその間も下を向いて浮かない顔をしていた。
(9時か、だいたい1時間くらいかかるのか。
…50分になったら部屋に戻って荷物の回収をして、そのまま出入り口に移動した法が良いな。
受付所であんなに人がいたんだから降りるときぐらい舞花も早く降りたいだろうしな。)
「舞花。」
神裔は時計を見た後簡単な計画を考えその考えを舞花に伝えようと声をかけると、舞花は頭を上げた際浮かない顔から一気に口角が上がり目を輝かせ何かを期待していた。
「遊ぶのは良いんだけど、9時50分になったら部屋に戻って出入り口に向かうぜ。
ほら、また長蛇の列に並びたくないだろ?」
それを聞いた舞花は、一気に表情が曇り下を向いた後、後ろを向き怒った表情で走り出し…
「もう知らない!神裔のバカ!」
何故舞花が怒ったのか分からないと言う表情していた神裔は、取りあえず舞花を追いかける、果たして舞花が何故怒ったのか理解する事が出来るのか?
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現在時刻
―9時5分―
神化学園到着まで残り時間55分。
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