307~技術職はやはりすごい~
羊毛を使ったベストとか作ってる。
どうせなら、おじいちゃんやおばあちゃんたちには、半纏を着て欲しいけどね。
色とりどりの髪色に、半纏は似合わないかな。
いや、私の趣味で着せておこう。
なので、早速作る。
メイちゃんがね。
私だって作れるけど、一気に大量に作るのは無理だし。
いや、錬金術で作ってもいいけど、どうせなら、ミシン工房で働いている方達に作ってもらいたい。
お仕事として依頼だよ。
きちんと報酬は払います。
でもまずは、メイちゃんが見本を作る。
半纏なんて見たことないだろうしね。
もちろん、ちみっこやナナの分も作るよ。
絶対可愛いだろうから。
半纏の模様は、井桁柄にしたいのだけど、無理ね。
まだ色付け段階だから、このプラム郷の洋服事情。
なので、全員同じ色。
葉っぱから抽出した自然の色なので、赤黄色って感じ。
それに羊毛を詰めて出来上がり。
袖なし半纏だけど、いいと思うの。
そのほうが動きやすいだろうし。
見本とパターンを渡したら、早速作ってくれている。
すごいわね。
ここ、機械でやっているのではないわよね?
なのにスピードが違う。
ミシンも量産できたせいか、工房も広くなったしね。
ドワーフさん率いる工房の方達もすごいね。
この調子で色んなものを作って欲しい。
無理はしない程度でね。
え?
これも売ってはどうですかって。
どうだろう。
需要あるかな?
でもこの勢いなら、プラム郷の住人の数より作りそうだし、いいかもしれない。
みんなもお仕事で稼がないとだものね。
未来への投資の第一歩だ。




