304~スライム~
分裂したスライムにも、核があるから、そのまままた大きく育つはず。
普通のスライムは、ゴミとか汚物とか死骸とか食べてるのに、なんちゃらスライム、みたいに名前がない。
なのに、このスライムだけ、回復系という名前。
種類が変わったということなのかな?
透明度の高さで、水の中で見えにくい気がするけど、それでもゆらゆらしてるのがわかるから、水のスライムは狩りやすいのよね。
プラム郷のスライムは、狩らないように言ってあるからいいけど。
エサは、いやし草でいいかな?
枯れてるのでもいいのかもだけど、普通のも食べさせてみよう。
もしかしたら、王都中央部の家では、食べてたのかもしれない。
きれいな生命力に満ちている水と、いやし草。
でもこのスライムから出ている、浄化された水も、いやし草を育てるための水になると思う。
まずは、水にいれてから、様子見ないとね。
拠点に連れて行ったスライムは、プラント母さんに任せる。
早速、水の流れを別にするための水路を作る、プラント母さん。
そのツルって、何でもできるんだね。
プラント母さんがいつも使ってる川から、分離した小さな川に、2匹が放たれてる。
「あ、ながされて、どこか行くと困るから、そこ考えてね」
あ、それは考えてたのか。
それにスライム自体が、外に出ようとはしない。
そりゃそうよね。
解除しなければ、私の従魔だものね。
プラム郷のは、どうしようか。
そのうち解除するけど、今はまだ、私の従魔としておこう。
プラム郷のスライムが、同じような回復系スライムになったら、私の従魔は、もとのスライムに戻せばいいか。
でも本当に、スライムは興味深いな。
他の魔獣も変化あるのかな。
ちょっとだけ頭においておこう。




