第96話「眷属って、、まぁ美少女だし。」
俺達は何事もなく街へ戻った。
俺は門で待機、ナツルギはギルドに、ミストレアは屋敷だ。
どうすんだろうな、、、最悪こことはお別れになるのかな、、、
「なっなぁ。ゴールド君。依頼はどうなったのかな?」
門番が聞いてくる。ガードマンの看病は門番の騎士に任せている。
「すみませんが答えられません。吟遊詩人なのでクビになりたくないんですよ。すみません。」
門番はそうか、、、と一言言うとそれ以上は聞いてこない。
それから30分。ガードマンが起きた。
「っ、、。どうなってんだ?」「もう終わりました。事情はここでは話せないので。」
短く用件だけを話す。それから時間が経つ。
ナツルギとミストレアが戻ってきた。
「ギルドには依頼完了の報告をしてきた。詳細は後日になる。」
「旦那様がゴールド君に一度屋敷に来いと、、、」
いいのか?まぁいいか。一行は屋敷へと向かう。
「ゴールド!おかえり!」「皆さんお疲れ様です。」
二人はいつも通りだ。軽く手を振る。依頼途中だからね。
「ミストレアです。旦那様。お連れいたしました。」「入ってくれ。」
中では重い空気が流れている、、、
「さっそく話を聞こうか?魔女を眷属にしたと言うのは本当か?紹介してくれるかね?」
「流石にやめておいた方がよろしいかと、、、お話は事実になります。」
ふたたび沈黙が流れる。あぁ、、クビかな?
「心配しなくてもいい。クビにはしない。取り合えず依頼は終了だ。ナツルギ、ガードマンは下がってもよい。ギルドにて報酬を受け取りたまえ。」
二人は下がる。俺は、、、?
「ゴールド。君はいつも通りで構わない。むしろ今の君を野放しには出来ないと言った感情の方が強いからね。」
こうして俺は首の皮一枚繋がった。
今日は疲れた、、、部屋に戻るとしよう。
「おーい。リィレ?いる?」
指輪が軽く光る。リィレが目の前にいた。
「ゴールド樣。お呼びですか?何を致しましょう。」
何となく呼んだが用事はない。どうしようかね、、、
「取り合えず添い寝お願いします。」
そのままリィレと供に熟睡した。ストレスもあったしね。
「旦那様、、、よろしかったのですか?」
ミストレアは不安そうな表情だ。ゴールドはある程度信頼出来ても魔女となると。
「構わないよ。魔女は擬態するそうだし、ゴールドが制御出来れば問題ないからね。これで当家にいて貰う理由が出来たよ。ゴールドにはミストレア。君が常に監視を行うように。」
「はっ!はい!かしこまりました。」
こうしてお屋敷の愉快な仲間達に黒衣の魔女リィレが加わる事になった、、、大丈夫かな?




