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計画転生-イマジネーション  作者: PKタコ
第二章 『帝都での冒険』一難去ってまた一難!?
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第53話「死闘決着!秘技『荒神卸し』!!!」

「私に資格はない。受け継ぐ事は出来ない。だから纏う。荒神を纏って闘神を討つ!!!!」

「貴様は我が闘神へと続く道の最大の障壁なりて。師匠はこの事を仰っておられたのか。なら我が覇道!!突き進むのみよ!!!」

荒神と闘神がぶつかり合う。観客も実況も空気に飲まれひと言も発しない。俺は飲まれていない。大事な事だからね?二回言った訳。

「闘神羅刹魂撃覇拳!!!!!」

「荒神怒涛闘気斬魔掌!!!!」

この一瞬を観たものは皆同じような感想を述べるだろう。「永遠に感じた。」と。

互いに全力がぶつかり合う。

ドッゴゴゴゴオオオオオオオオォン!!!!!!!!!!!!

一撃の威力は全く同じ。だがそれでも互いが吹き飛び壁に激突する。

「ぐおおおおおぉ!!!」「うっぐぁぁ!!」

流れる沈黙。先に立ち上がったのは闘神だった。

「ははっ。、、、既に闘気も纏えないか、、、届かないなぁ、、、。」

ガラティアは意識を落とす。

「見事。」

それで充分だった。だがどんな言葉よりも闘神は敬意を込めたひと言でもあった。

己が命を初めて掛けた戦い。師匠を除けば誰一人闘神継承者であるアスラジンに敵う者も匹敵するものも居なかった。

戦いを求めた。だが各地で暴れれば咎人となり師匠に迷惑を掛け闘神継承者としての資格を失う。

それ故にこの闘技場に降り立ったのだ。師匠の別れ際のそこにはお前を変える試練があると。その言葉を信じて。

闘神はこれまで以上に満ち足りていた。それこそゴールドの事など視界にすら入っていない。

これが自分が求めたものであったと。師匠の教えは正しかったのだと。


一方その頃ゴールドは準備を終えつつあった。

「おーい。闘神さーん。準備かんりょーしました!!」

ガラティアの治療を終えたゴールドはクラスメイトへの挨拶のように話しかける。

完全に空気を読めていない。

ゴールドは心の中で解説をしていた。だがそれだけではない。

ゴールドは闘技場の露天であるマジックアイテムを購入していた。

それがこの持続の指輪だ。効果は初級魔法の効果をなんと!!二時間も持続させる優れものだよ。因みに効果が切れたらかけ直せばOKだよ。

普通ならこの銅貨8枚のマジックアイテムに誰も見向きもしない。

高ランク冒険者は元々身体能力が高いのだ。わざわざ魔法使いに初級魔法を二時間毎に掛けてもらう手間まで掛けて初級魔法の効果を持続させたいとは思わない。故に低ランクの魔法使い用アイテムだ。

何故ゴールドがそんなマジックアイテムを購入したのか?

それには作戦があった。まずゴールドは身体強化初級魔法を覚える。

攻撃力アップ「ブースト」

防御力アップ「ウエイト」

瞬発力アップ「ダッシュ」

一度使っても大したことはない。そう。一度なら。

ゴールドはゲームでブースト系魔法は一回しか掛けられない。そう思っていた。

だがかけられたのだ。何度でも。闘神とガラティアの死闘の隅でこの三つの魔法をひたすら30分繰り返し繰り返し。唱え続けたのだった。

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