第45話「勝ち進め!!戦闘狂との(悪)夢のタッグ!!!」
「さぁーて始まりました!!闘技場一回戦!!!まずはある意味注目の対戦だ!!!ちっさいガキとごく普通の少女!!賭倍率何と10倍!!!大穴!!但し底なし沼!!チーム『場違い』!!!!」
観客から大きな笑いが起きる。チーム名勝手に決めんなよ!!確かに的を得ているけどさぁ!!
「ふーん。私達に喧嘩を売っているのかしら?買ってあげようじゃない。」
ガラティアは審判席に向かって歩き出す。、、、マジですか?すぐ止める。
「どいて。あいつの事殺せない。」
「ストップストップステイステイどうどうどぅ。僕全財産賭てるんだから騒ぎをおこさないで?何故全財産を賭けたって?君の事を信じてるからさ!!!」
その言葉にガラティアは紅く頬を染める。
「あなたがそういうなら、、、ふふふ。」
上機嫌になった、、、素直にあの頭領を尊敬するよ。よく制御できたなこの狂犬。但し今だけな。
「続いては闘技場初挑戦!!Dランク冒険者チーム『バランサー』!!!」
盾持ちの大男、弓の女、剣士の男。確かにバランスいいね。
「ふん!!!ここは遊び場じゃねぇんだぞ。クソガキが。見せつけやがった事を後悔させてやる。」
盾持ちの大男はご立腹だ。男の嫉妬は見苦しいぞ。
「試合開始!!!!!」
その合図と同時に盾持ちの大男が突っ込んでくる。
「盾持ちが突っ込んでくるなんて呆れた。不合格よ。黒神波動!!」
ガラティアの黒いオーラを纏った拳が大きく振動し盾持ちの大男の盾ごと男を貫く。
「がはっ!!!!」
男は口から吐血してその場に崩れ落ちる。死んでないよね?
「ゴーウェグ!!!このやろぉ!!!」
剣士の男が突っ込んでくる。次は俺の番でしょ?
「魔卿雷閃!!!」
刃と刃が重なりあう。その瞬間剣士の男に電流が走る。
「ぎゃあああああ!!!!」
剣士の男は崩れ去った。後は一人。
「降参します!!!!」
弓の女は二人の視線が向く前に大声で叫ぶ。まだ死にたくないからだ。
「一回戦なんとなんと衝撃の結果!!!チーム「場違い」の勝利だぁ!!!!!!」
取り敢えずチーム名変えて貰う所から始めよう。
控え室で早速申請をする。
「私。チーム名考えたから。楽しみにしてね!」
あー。うん。諦めよう。さっきよりはましだろ。こうしてゴールドは精神統一を始める。
一方その頃。
「ほらっ!ほらっ!ゴールド様に全財産賭けてよかったでしょ!!?」
Bランクパーティーのハーネ達は興奮しながら話す。
ゴールドがギルドカードを見せた時は驚いた。正真正銘本物だったからだ。闘技場に出る話を聞いたときはハーネはこれだ!!と思い付く。
Bランクだがゴールドは明らかに子供。倍率は高くなるし一回戦に限れば負けるはずはないとハーネは踏んだのだ。
何と賭倍率は10倍。ハーネはパーティーを説得し全員の全財産白金貨一枚を賭けるのであった。
予想は見事に大当たりし、白金貨10枚、つまり黄金金貨一枚となって戻ってくる。ハーネ達は興奮してゴールドにひたすら感謝するのだった。因みにそのあともハーネはゴールドに全財産を賭けようとしたがパーティーに全力で止められる。そもそもあんな勝ちかたをした以上倍率は下がりに下がった為だ。
ゴールドは二回戦へと進む。




