第39話「到着!港町クロスポート。悪徳領主の脅威!」
「嬢ちゃん!!ありがとう!」
「おねーちゃんありがとう!!!」
「君凄いな、、Cランク冒険者の俺でも死ぬかと思ったよ。」
「貴方何者?もしかして高名な賢者の弟子?」
スゲー誉められた。だが今までの努力の成果、この肉体の才能をもってしてやっとこの程度だ。
炎龍流道場でのチートはあれ以降使えていない。発動条件でもあるのか?俺のチートハーレム無双はまだまだ遠いのだ。
クラーケンは引っ張ってゆくそうだ。その発想は無かった。船は無事だったのでこういう時に備えてある大型モンスター輸送のマジックアイテムがあるらしい。まぁ死体限定だが。生きてても暴れるモンスター運べたらやべぇよ。
今度こそ何事もなく港町クロスポートに到着するのだった。
俺の話を聞いたギルド職員が話掛けてきた。
「船旅でお疲れかも知れないところを申し訳ありませんが私はギルドの者です。よろしければギルドにてお話をお伺い出来ますか?」
この拒否権がありそうで無い聞き方は好きじゃない。が。ランクアップの材料になるならそれでいいや。
「わかりました。因みにギルドカードです。」
提出したギルドカードをみて驚きを隠せないギルド職員。
こんな子供がCランク!?そもそもCランクがAランクモンスタークラーケンを!?
一分程の沈黙の後でギルドに向かった。
「改めまして港町クロスポートのギルドへようこそ。ギルドマスターのナキルです。」
マジすか?ギルドマスターって大物じゃ。てか俺の驚き方知性を感じさせないね。なろう小説なら低評価ものだ。まぁフリーターに何を求めるのかって話だが。
「それで?ギルドマスター様がわざわざこんな子供に何の用ですか?」
まぁさっさと褒め称えるが良いぞ。ランクアップしたいしね。
「そんな謙遜なさらないで下さい。この歳でCランク冒険者。クラーケンを倒したその実力。誇るべきです。」
聞き飽きた返答だ元々の肉体の持ち主ならここまで5歳でこれなかっただろう。多分村に籠ってミルと遊んでるだろう。俺が事前知識込みで最善を尽くしチキンハートで安全第一に過ごしてきたからの結果だ。
蛮勇が過ぎれば俺だってもう死んでる。Aランク相当のユルシルには歯も立たなかったのだから。
「そんな貴女の実力を見込んで是非ともお願いしたいことがあるのです。」
そのとき俺はハーレムチート無双ってトラブルメイカーなのを思い出す。
「実はお恥ずかしい話なのですが。最近来た領主が港町の住民から多額の税金を搾取してきていまして困っているんですよ。」
ならギルドがどうにかするなり国に頼むなりすれば?そう思うのだがやはりそう上手くはいかないようで国は動かないしギルドが動けばそれに対して国が動くらしい。あー、、、お偉いさんが腐ってるパターンっすか?ゲームによくいますわ。ん、、、、?で俺にどうしろと、、、?俺もギルドの冒険者なんだが?
「ゴールドさんにはギルドの冒険者ということを隠してこの事態を解決してほしいのです。極秘のギルド依頼としてお願いするつもりです。報酬は出来る限りの物をご用意します。どのような物をお望みですか?」
悪徳詐欺かな?依頼内容まずおしえてよぉ、、、。そんな表情で困っていると。
「あっああ。すみません。依頼内容ですね。先程のお話でわかって頂いたかと思いますが領主はお金に執着していまして。実は領主はならず者を雇っておりまして商人が頻繁に襲われるのです。商人としても何度も高ランク冒険者を雇う訳にはいかず港町は経済的に困難な状況なんです。」
なるほどねぇ。で?こんなことをしても領主はとくしないよね?
「もうお気づきかもしれませんが、こんなことをしても領主は特をしません。領主は自分の力自慢の部下を護衛として雇わせたいらしくて、、このような暴挙にでているんですよ。因みにこちらに向かってくる馬車は襲われていないので情報を得ていないもの達は港町に向かってくるんですよ。」
成る程なぁ。んで俺はそのならず者を倒せばよろしいと。
「ゴールドさんにはならず者を倒して欲しいのです。証拠人として首領は捕らえてきて欲しいのです。他はどうしようが構いません。」
「説明は以上ですか?では詳細情報を。」
こうして俺はならず者討伐戦に乗り出すのだった。




