第33話「戦慄第六階層アンデッド祭『だんじょんぐらし』」
四階層を突破五階層もやはり洞窟だ苦戦する要素無くあっさりと突破する。
第六階層だ。
、、、なにこれ。夜の森?って感じ。
「六階層はスカルとアンデッドが出てくるから気をつけて。」
そんなソニアの言葉にえっ!!!とゴールドは驚く。
???ソニアにしてみれば何を驚くのか分からない。どちらもザコだ。スカルはゴブリン並みだし。アンデッドは余程の数に囲まれなければ苦戦する事はない。
「アンデッドはヤバくないですか!?噛まれたり爪かすっただけで仲間入りじゃないですか。一旦引き返しましょう。一階層で解毒薬を買わなければ。」
あぁ。知識不足からくる誤解か、、、思わずホッとするソニア。目の前子供が超人ではないか?とばかり思っていたが子供らしい所もあるんだ。そんな風に思う。
実際はゴールドはゾンビ映画の見すぎでビビっているに過ぎないが。
「大丈夫。殺されでもしない限りは仲間入りなんてないよ。毒持ちのアンデッドなんて余程の奥の階層じゃなければいないし多分三十階層ぐらいじゃない?」
そんなソニアの言葉に胸を撫で下ろすゴールド。そんな様子を見て可愛い、、、と思うソニアであった。
アンデッドとの戦闘は語るまでも無いだろう。
アンデッドは脆いため魔法ならあっさりと崩れる最早魔法が弱点だ。
近接戦闘だと多少切られても向かって来るので低階層冒険者には嫌われている。
そうしてあっさりと六階層を突破するのであった。
「これで七階層もクリアですかね?」
七階層も何事もなくクリアしてしまった。
さぁ八階層だ。
八階層は迷路だ。いかにもダンジョンらしい。だがソニアはこの階層は罠が仕掛けられている事を知っているので期待に胸が膨らむ。盗賊の本領発揮だ!!そんな事を考えていると。
カチッ不自然な音が聞こえる。勿論盗賊がそんなヘマをする筈がない。どうやらゴールドのようだ。
とはいえ即死級のトラップは2~30階層と聞いているので警戒は少ししかしていない。
トラップを処理したあとにゴールドを慰めよう。そう思うソニアであった。
「グギャギャ!!」
「ゴギャャャ!!」
ゴブリンだ。数は15といった所か。
「紅蓮を放て我が眼前に。フレアブラスト。」
ドゴオオオオォン。一瞬にしてゴブリンは消し炭になるのであった。
「あはははははは。」
最早乾いた笑い声しか出せないソニアであった。
そしてソニアがパーティーを解散する原因となった。第九階層と足を進めようとしたゴールドに思わずソニアは声を掛ける。
「ちょっ、、!!待ってゴールド!!その先は危険よ!オークナイトがいるの!!」
オークナイト。通常のオークならCランクモンスターなのだがオークナイトはBランク相当だ。
剣技が生半可ではなく強いのだ。ソニアのパーティーは盾持ちがあっさりと破られたために撤退せざるを得なかったのだ。
「いけるっしょ。」
足を止めようともしないゴールドであった。




