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第39部 その後の沙霧と澪霧
1940年4月(昭和15年4月) 北海道・札幌市
*)沙霧と澪霧 綾香と彩香
沙霧と澪霧 綾香と彩香 智治と桜子 霧の母のホロ の7人家族。
「4人とも起きなさい。起きないと呪文を使うわよ」
私、桜子のいつもの朝の風景であります。朝食の用意が出来たけれども、
4人は起きては来ない。沙霧と澪霧は、13歳の中学1年生になった。
「今日から1年生でしょう?早く起きなさい。呪文唱えちゃうゾー」
「お母さんは、入学式に行かなくていいんだね?」
呪いの呪文、それは・・・・・。
「我は、沙霧と澪霧に命ずる。イサナキオ! 頭に鉄槌を与えん。ボコ」
「キャーッ」
やっと起きたか。ニキータのお母さんから聞いた、子供の起こし方は
フライパンで頭を殴ると確実に起きる。この呪文を唱えるとこうなる。
「お母さん! その呪文、止めてよね。夢にお母さんが出て来て、フライ
パンで頭を殴るんだもの。本当に堪らないわ」
私は毎日、問題児の双子と双子に巻き込まれる。
「さ、娘の一大事よ、今日も呼び出しね! 戦争よ!」
人狼 Zwei (ツバイ)につづく。




