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九話 追いかけっこ編

 どうやら私を知っている地域ではなさそうです。


 日本に近いですが、どうやら日本じゃなさそうですよ。


 先ほどから歩いていると、女性の何人かは後をついてきますね?


 何がしたいのでしょう?


 お? 1人脱落しましたね。

 しかし、彼女たちは何なんでしょう?


 何故か? さっきからナイフやら手に持ってるのが見えるんですがね?


 仕方ない少し曲がったところで隠れて様子を見ましょうか?


 そうして私はマンションとマンションの間に入っていった。


「おい、あの男はどうした!」

「お頭どうやら見失ったらしいぜ」

「クソ!」


 カラカラと、空き缶の音が聞こえた。

 おやおや、ずいぶんと下品なを使いますね?


「おい、本当にあの男はシノブの弟何だろうな?」

「ええ、どうやら昨日様子を見ていたら、あの家に入っていたのを見ましたので、捕まえて人質としてあの女の前でヤっちゃえばきっと絶望の顔が見れますよ?」


 マジですか!? 殺る? どうしたらあんな女の子がこんな形に育つのか、親の顔見てみたいですよ!!


「そうだなぁせっかくだし奴隷にしても良いな?」

「その時には私たちにも、回してくださいねグヘヘへ」


 ど、奴隷? ああドレスね? だから回すんだ、きっとそうに違いない。うん。


「おい、見つかったか!」

「だめです。マンションの中は見つかりません!」


 それはだって、ゴミ箱中に入ってるんだもん?


「クソ! 回り込んでいた仲間からは?」

「そちらのほうも見つかっていないらしいです」


 その話を聞いていると、どんどん足音が聞こえた。多分10人ぐらいは居る。


「どうやって逃げたんだ?」

「お頭、そもそもあいつ人間ですかね? メッチャメッチャ早歩きで、走っていても私たちが追いつけなかったんですよ?」


 いえ、先生です。

 思わず心の中でツッコミ入れてしまった。


「く、化け物か! シノブの奴の弟も化け物可能性が高い、男とはいえ油断するなよ!」


 誰が化け物だ! 誰が!

 先生のことを化け物呼ばわりするなんて、そんな人……いっぱいいますね?


「探せ、絶対この辺の近くにいるはずだ!」


 そう言いつつマンションの中に入っていったりして、どっかいってしまった。


 さてと私ゴミ箱から出て行くと、とりあえず体についた生ゴミ臭さを外し、家に帰っていくのであった。


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