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二話 転生編

すみません、主人公は先生です。

一話とニ話だけ生徒の視点です。


 知らない天井だ、いや知ってる天井だった。


 これは多分病院だな……。

 よく喧嘩して怪我した時の病院とそっくりだ。


 あの後、俺は助かったのだろうか?


 手や足を動かしてみると、体は動く。

 そしてこの触り心地、布団か!


 正直あそこまで、直撃したから死んだと思ったが……てか先生!


「先生ーー!」


 叫んでみたが返事がない。

 クソ!


「先生ーー!」

「ん? チヒロ君? ずいぶん声が高いが?」


 おお、どうやら先生は生きているらしい良かった。

 確かに声が高いような気がする気のせいだ。


「先生歩けますか?」

「わかりません、この体のだるさ的に一週間は寝ていたでしょう。とりあえず動いています」


 よし、俺も動くか!

 布団から出て行くとやはり病院だった。さてと先生は?


 少しはあたりを見回してみると、金髪の眼鏡を掛けたイケメンが通り過ぎた。


 おかしいな? 先生がいない?

 確かにこの辺から声が聞こえたが、

 ベッドが8個もあるが、誰も居なく先生はいなかった。


「チヒロ君〜? 何処ですか?」

「なんだよ、俺のベッドの方にいるのかよ?」


 すぐさま走り出して行くと金髪の眼鏡を掛けたイケメンがいた。

 先生がいないので仕方なく聞いてみる。


「おい!」

「もしかして? チヒロ君?」


 イケメンがにっこりと微笑んできた。

 なんでお前が知ってんの?


「おい! なんで俺の名前知ってんだよ!」

「先生だからですよ」

「え? はぁぁぁぁぁぁぁ?!」


 こいつがありえない? 試しに殴ってみたが簡単に避けられた。

 間違いないこいつ先生だ!


「いきなり何をするんですか?」


 眼鏡を掛け直しながらイケメンが言ってきた。


「いや、まさか先生だと信じられなくてな?」

「それで、チヒロ君は鏡を見てきましたか?」


 何? 突然言ってるんだ、先生が指差した方に行くとトイレがあり、そこで鏡を見ると……。


 誰だ、こいつ? 赤い髪の毛、イケメンと言えばイケメンだが?

 俺が動くとそいつも動く……あれこれもしかして俺?


 先生が覗いてきて言ってきた。


「先生とチヒロ君はどうやら改造されてしまったらしいですね?」

「いやいや、小説じゃあるまいし」


 小説でも改造はないか……。

 ん? 小説? まさか転生?


 俺がそう考えていると、突然男の人が入ってきた。


「どうだい具合は大丈夫かい? 階段で転んで2人とも一週間ぐらい意識がなかったんだけど?」

「「?」」


 俺と先生は首をかしげる。そして顔合わせると口が揃う。


「「誰? 」ですか?」

「まさか二人とも、記憶喪失?」


 すると、デブの女性がいきなり入ってきて、俺の方を揺らして聞いた。


「私のことも忘れてしまっているのでしょうか! チヒロ君!」

「誰?」


 俺がそう聞くと、ふらふらとデブの女性が体勢を崩し、がっくりとするが先生の方を見ると急に怒りを示した。

 てか、何でお前が名前を知っている?


「ちょっと貴方! なんて言うことをしてくれたの? うちの、チヒロ君はアイドルなのよ! せっかく有名になったのにどうしてくれるのよ!」

「あなたがお母様でしたか? 初めてまして、私こういうものでして」


 すると先生は、いつの間にか作ったのか、名刺を渡したのだった。


 それがさらにデブの女性の怒りを買う。

「先生? 馬鹿にしてるんですか? こんな学校ありませんし、大人を馬鹿にするのもいい加減にしたらどうですか?」

「それはそれは? 今までチヒロ君ほっといて、通っている高校まで知らないと? 貴方の頭には脂肪が詰まっているんでしょうか?」


 何故か話がズレているような気がするが、デブの女性が俺の腕を引っ張ると、


「この子といると、うちの子供が悪影響なので、すみませんがもう帰らしていただきます」

「おいちょっと待てよ! ババア!」


 デブに婆と言ったら、急に足が止まった。


「ババア? やっぱり悪影響だわ、とりあえず連れて行きます」

「はー!? うざ––」


 すると先生が紙を渡してきて、俺の耳元で呟いた。


「とりあえず、私たちには情報が足りません、家に帰ったら紙に書いてある通りにしてください」

「納得いかないけど分かった」


 俺は先生の言葉を信じ帰った。

 いや、連れ去られたの方が正しいか?


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