妹の気持ち
遅くなりましたorz
「んぁ〜…」
今俺が居るのは生徒会室の俺の部屋である会長室だ。そこで俺はひとあくびして、生徒会室のいつも会議を行っている場所に出た。
ーガチャ
「おはよう」
そこに居たのは現妹の夏がいた。
「お兄ちゃん!?」
俺の顔をみて夏は顔を青くして駆け寄ってきた。ところで他の人はというと、前話であったテストを受けている。脈絡のない事を言うが、みんな結構な美人さんである、妹も含めて。
なんて思っていたら保健室に連れてかれていた。そんなに心配する事ないのにな〜たった四徹しただけだし。
ただ、保健室のベッドに寝かされた瞬間に落ちたのは内緒ー
side夏
お兄ちゃんは最近部屋にずっと籠っていて、大変そうなんだけど、ここ三日間はずっと書類と戦争?している。こうなった原因はテスト前のみんなの器物破損や先生の仕事放棄なんだとお兄ちゃんは嘆いていた。
それはさておき、今は覇才 夏として存在している私だけど、ずっと前は神皇としてここの世界に存在してたんだという事に最近になって気付いた。あの空間にいた理由もー
「あ…れ…?どうしてこんなに涙が出てくるんだろう…?」
この涙は私のほおを伝って顎を通り、そしてお兄ちゃんのほおに零れ落ちていってしまった。
「ぅん…んぁ〜…」
お兄ちゃんは目を覚まして私を見ると目を見開いて
「!?どうした?何かあったか?」
「ううん、なんでもない…
「なんでもないわけないだろ?お前が笑ってくれないと俺はずっと心配してしまうだろう?あ、だからと言って何かあっても相談しないなんてことはやめてくれよ?お前が頼ってくれないと寂しいからな」
「うん…そう…だね…今は受け止めて…」
それからはずっとお兄ちゃんの胸のなかで泣いていたと思うー




