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無力!無力!無力!
あれから僕達は花咲さんの事情聴取に付き合って解散した。その時会話は全く生まれなかった。花咲さんは
ただ本当に落ち込んでいたというか酷く暗い表情をしていてとてもじゃないけど話かけられる雰囲気じゃなかった。どうにかしたいと思ってるが、それも出来ない。本当に今日という日はつくづく自分の無力さを思い知らされた。ピンチになってもじぶんに出来るはずの事が出来ない。情けない。情けない。本当に情けない。
「ただいま。」
「お帰り。楽しかった?」
「う、うん。楽しかった。」
「ううん。絶対楽しそうじゃない。何かあったんでしょ」
「何にもない。何にもないから。」
「なんかあったなら言ってよね!」
「何にもない。何にもないから!」
何やってるんだよ僕は。自分がちょっと動けば助けられてたのにそれが出来なくて、しかも助けようとしてたのに僕の小さなプライドで茜まで傷つけて、誰も幸せにならなかった。自分は何も出来なくて無力なのに自分のプライドばっかり優先して人を傷つける。わかっていても皆が怖くて行動出来ない。謝ることもできない。本当に無力だ。無力すぎる。無力だ。




