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ワンツーフィニッシュ
あれから約1か月ほど経って賞が発表されました。
結果としては最優秀賞が僕優秀賞が瑠奈さんと1.2位独占してました。
初めてだったんだけどなぁ
後日改めて呼び出されたので春秋文庫本社まで行きました。
「まずは神楽君、最優秀賞受賞おめでとうございます。」
「ありがとうございます」
「でね、書籍化に関してのお話なんだけどね」
あ…すでに書籍か決まってるんですね。
まじでこんなにあっさりしててよかったのか?
「そうだ、ペンネームだよ。どうする?
あなたの場合は名前が一回売れてるからそのままでもいいんだけど。」
「いいえ、作ります」
「どうして?」
「事件のイメージに引っ張られないで純粋に実力だけを見てもらいたいので
まあ初めて書いたやつが何言ってんだって思うかもしれませんけど」
「ちょっと待って!これ小説家作るの初めて?」
「はい」
「す…凄すぎるわ」
「もう準備はできてるから後はここにハンコを押してくれればOK」
「これでいいですか?」
「はい。あと私はこれから編集者になる比企 安祐美っていうの
あゆちゃんてよんでね」
「は、はい」




