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#9 The end side another world~start of her second story

目の前が真っ暗だ。

やっぱり、死ぬとはこういうことだったんだな。

みんな、無事に帰れたかな。いや、そうであると信じよう。

…というか死んだはずなのに何で意識があるんだろう?

そのとき、何処からか声が聞こえてきた。

「目覚めなさい、転生の時です。」

え?転生?なろう界隈で有名な、あの異世界転生?

そう思った瞬間、ぱあっと光が射し込んできて、ステンドグラス状の足場が生成された。

振り向くと、女神がいた。

「あなたは死にました。」

「知ってた」

「しかし、生前のあなたの状況を見ると、あなたには2つの選択肢が与えられます。今、あなたの遺体はまだ葬式準備に入っていません。なので、このまま生き返り、あの世界でまた過ごすか、予定通りあの異世界に転生するか、あなたは、選ぶことができます。

「え、なんでですか?私、あんなにたくさんの人の気持ちを踏みにじったんですよ?あの2人でさえも裏切ってしまった!そんな私は地獄行きが当然ですよね!」

私には、こんな贅沢する権利はない、そう思っていたら、

「はあ、あなたは本当に優しい人ですね。いいですか、あの二人も、あんな結末になったとは言っても、幸せな気持ちで過ごしてましたよ。それに、あなたはあの状況で自分一人の命よりも多くの命を助ける決断をした。楽に自分だけ生き残る方法があったのに。それだけでも、あなたは素晴らしい人です。あの殺人の罪だって、何とか赦してもらえるはずです。」

私は嬉しくて、涙が溢れそうだった。さらに女神様は続ける。

「さあ、あなたの願いを聞きましょう。現世に戻るか、天国にいくか、異世界で新たな冒険をするのか。あなたの選択を教えてください。」

私の願いは決まった。少しわがままかもしれないけど。

「できることなら、もしできるならば、あいつともう一度、あいたい。あいつと、幸せな時を過ごしたい!」

まあ、無理だろうとは思うけどね。しかし、女神様の答えは、

「いいでしょう。今、あの子は異世界で頑張っています。現世にはもう戻れなくなりますが、いいのですか?いろいろ間違えて、知らない世界であの子を延々と探すことになっても、それでもいいのですか?」

「それでも構いません。あいつともう一回笑いあえるなら、たとえ何処にいたとしても、探し続けます!」

「いいでしょう、では、異世界に転生させます。そして、今の年齢まで成長してるところからスタートさせます。では、ご武運を。」

そういうと私の体は光に包まれ、異世界へと旅出った。


それからの話を少し。

転生した後の私は盗賊だった。こつを覚えるのには苦労したけど、数ヶ月あればなれていった。盗賊として生計を立てるなか、あいつを捜しているけど、なかなか見つからない。だけど、いつかは見つかるって、私は信じている。

そんな中、割のいい仕事を見つけたから、その団体に入ろうと思う。その名前は…





「やはりあの子とは運命の糸で結ばれていたようですね。あの子を、そして、あの人たちを、どうか助けてあげてください。」



「三木谷静香さん」

やっと一つの話を完結させることができました。

少女の正体はみんなご存じ(?)「転生したら侵略戦争を手伝わされた件について」のシズカです。

そう、そして、一話に出てきた彼女も、シズカです。

カケルの残された彼女の話もしたいな、と思ってて、どうせなら非日常、最初はシズカだと言わないでおこう、という構成で始めました。

その題材として、松野心夜さんの「汝は裏切り者なりや?」を使わせていただきました。ただそのまま移植するだけでは失礼だと思ってさらに謎解きができる新ルールを追加しました。そんな深い謎にはなりませんでしたが。また、あちらの話の展開に合わせた話も展開してみました。協力してくれた松野心夜さん、ありがとうございました。あの方も私の話をさらに掘り下げる話を書いてくださっているので、是非読んでください。

本当はこれの前日單となる話も書きたかったのですが、ハゲるのでなしになりました。ゾンビと魔法少女の融合したヒロイックコメディです。需要があったら書きます。ないだろうがな!!

今までの話がちんぷんかんぷんだった人はとっとと読みにいきましょう。


彼女を主人公としたこの話はここで終わりですが、彼女の物語はまだまだ続きます。むしろここから山場です。ぜひ、読みにきてください!!


読了ありがとうございました!!


感想は随時お待ちしています。クレーム、罵詈雑言でもオッケーです。

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