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#1 13〜it means ominous

ルイージ大佐です。

松野心夜さん作の『汝は裏切り者なりや?』を元に、オリキャラや追加ルールとともに書いてみた小説です。


短期集中連載(予定)です。


なお、この回の前書きと最終回の後書き以外の前書き後書きを書かない等、普段といろいろ変えてるところがあります。

どっちがいいか気軽に教えて下さい!!

気がつくと私は知らない個室の中にいた。

後ろのドアは鍵がかかっており、また窓には鉄格子がはめられており、脱出は不可能のように思われる。

…冷静に考えよう。

なんで!?なんで閉じ込められているの!?ねえ、誰か助けて!!

私は叫ぶが、何も反応がなかった。

どうしてこうなっているか、自分の記憶をたどっていくが、何も思い出せない…。自分の名前すらも。

何もできない無力感に襲われていると、突如机の上のモニターが点いた。そこには不気味な仮面を着けた男が映っていた。

男は語りだした。

「不幸な皆さん、こんにちは。突然ですが、あなた方を捕らえさせて頂きました。」

「なんでだよ!勝手なことしないで!!」

私は叫ぶ。

「おっと、私に向かってしゃべっても無駄です。そちらの声は聞こえないようにしていますから。」

酷いやつ。

「今、この場に合計13人います。あなた達13人にはあるゲームをしてもらいます。」

ゲーム?

「簡単なゲームです。この中にいる裏切り者を殺すゲームです。」

物騒なゲームだな。

「裏切り者は一時間に一人、ランダムで殺します。裏切り者の殺戮の前に睡眠ガスが吹き込まれるので、あなた方は眠っている間に殺されます。この時、裏切り者にも意識はないので、裏切り者は自分が裏切り者であることを知りません。また、中には裏切り者に殺されない人も存在します。今該当する人はその旨を示すメモがあるでしょう。その人は裏切り者陣営として裏切り者を探し出し、裏切り者と協力してほかの皆さんを殺してください。」

メモはない。つまり、私は裏切り者に殺される可能性がある、ということだ。

「非裏切り者陣営の人は全滅する前に裏切り者を殺せば、生存者は無事、生還できます。裏切り者陣営は非裏切り者陣営を全員殺せば勝利です。」

なるほど…あれ、てことは殺された人は?

「なお、ゲーム終了時に死亡している人はそのまま現実にも死にます。」

なんだって!?じゃあどうすればいいの…?必ず誰かが死んでしまうと言うの…?

「しかし、このままノーヒントで開始するほどつまらないものはないので、ヒントを導く能力を与えましょう。」

能力…?

「まず、サイコメトリー。物に触れた人の記憶をみることができます。次にテレパシーレシーブ。相手の考えていることがわかります。最後にスリプルガード。睡眠ガスを無効化し、裏切り者の殺戮の間も行動できます。一つの能力につき一人しか能力はもっておらず、また裏切り者本人以外に誰がもっているかわかりません。ちなみに、能力持ちの人も、その旨を示すメモがあります。」

そのメモもない。つまり、能力も持たない。人狼ゲームでいう村人ポジションだ。

「今ドアのロックを解除しました。外に出れば、広場になっています。そこで話し合いしたりすればいいでしょう。ある程度のアイテムも、そこにあります。では、楽しいゲームを…」

人が死ぬゲームで、何が楽しいゲームだ。

だが、私がやることは決めた。


早く仲間を見つけ、早いうちに、裏切り者を殺し、多くの人と脱出することだ。

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