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7.5日目 新しい同居人?

前回のあらすじ、雨の日に拾ってきた子に光輝と清光に驚かれた。

そして現在、清光に正座させられ説教を受けていた。解せぬ!


『さて、どういう事か説明してくれるよな?』

「説明、と言われても雨の中でこの子犬が捨てられていたから拾ってきただけなんだけど?」


答えると『あ゛?』と清光に答えられた。柄が悪いよ!

なんというか、どんどん清光が柄が悪くなってきてる気がするんだが……。


『まあまあ、とりあえず早くマナをお風呂に入らせないと風邪を引いちゃうよ?』


天の助けとばかりに光輝が話す。助かった。足がしびれてきて感覚がなくなってきたからね。


『しかし…!』

『風邪を引いちゃうと困るでしょ?』


なだめるように話す光輝に不服そうな清光。

少し考えたのだろう、間をおいて『……わかった』と不服そうに答えた。

合意が取れたので温まるためにお風呂の準備を始めた。


「二人とも一緒に入る?」

『今日は遠慮しておきますね!』

『……』


光輝に笑顔で断られ、清光には無視をされました。悲しい。


『清光は素直じゃないなぁ』

『…うるさい』


去り際に2匹が話しているのが聞こえた。


・・

・・・


「ふう、さっぱりした」


お風呂に入りさっぱりした私は二人と一匹が待っているリビングに向かった。

二人が子犬を触っており、ホームビデオのワンシーンみたいになっており、写真が撮りたい!

カメラカメラ、とつぶやきながら探していると清光が冷めた目で見つめられた。そんな目をしなくても…。


「で、何の話をしていたの?」

『この子犬?について話してたんだよ』

「そうなの?」


疑問が残っているような話し方だったんだけど?


『それよりもこいつはなんなのか知ってるのか?』

「こいつ?」

『お前やっぱり気づいてなかったのか…』


清光にため息を吐かれ、馬鹿にされた気がするんだが???


『……お前が子犬と言っているこいつは、フェンリルだぞ』

「え??」


この子は子犬じゃなかったの???


・・

・・・


そんな事があったが時間も時間だったので私は夕飯の準備を始めた。

二人は、怪しいからという理由でフェンリル君を監視するとのこと。怪しいかなぁ?


暫くして、夕飯が完成したのでリビングへと持っていくとどうやらフェンリル君は夕飯の匂いにつられてこちらにやってきたようだ。歩き方が気品がありすぎでは…?

後ろの方で清光が何かを叫んでいるが聞かなかったことにしよう。


「あ、起きてきたのね?」

『おう!』

「夕飯食べていく?」

『当たり前だろう!腹が減ったぞ!』

「よかったよ」



さて、イヌ科だから肉系にしたわけだけど食べられるのか。

それはそうと動物の普通にしゃべれるんだね?

光輝曰くこのフェンリルはしゃべれる個体なので動物の姿でも喋れるとのこと。そんなことある…?


「味はどう?」

『おいしいぞ!俺様の番にしたいぐらいだ!』

『……!?』

『え』

「わーお」


清光、光輝の順で反応があった。清光に関してはむせてるけど。

なんというかこのフェンリル君は色々とチャラいね…?


『よし、決めた!俺様、ここに住むぞ!』

「え」

『…嘘だろう!?』


爆弾発言を放ち、清光がそれに反論しているが何食わぬ顔でご飯を食べるフェンリル君。

なんでそんなに反論するかわからない私は首を傾げる。光輝には苦笑いを浮かべられた、解せぬ。

そんな騒動の中、夜は更けていく。


新しい仲間が増えました。次回もよろしくお願いいたします。

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