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朝稽古

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

遅れてすみませんでした。

これからも小説あげるのでお願いします!

 「よしっ。行くか」

 朝稽古をやりに。

 「どこに行くのですか?」


 「うわっ!!キャ、キャロル様?!」


 「レン様、どこに行くのでしょうか。ついて行ってもよろしいでしょうか」

 うーん。

 別に秘密にしてるわけではないけど、あそこに行ってもできることが少なそうだな。

 「朝稽古をやりに行きます。多分きても大丈夫だと思いますが、お暇になられると思いますよ。それでも大丈夫なら、ご案内いたしますよ」


 「レン様の稽古ですか!!是非みさせていただきたいです。案内お願いします」


 「わかりました。それより、寝間着のままで大丈夫でしょうか、着替えるのでしたら扉のそばで待ってるのでごゆっくり着替えていいですよ」


 「…のぞいたりしませんよね」

 そんなことできるわけないじゃあないですか〜。

 もしやったら物理的に首が飛ぶと思うよ。

 だって今の一瞬でどっかに隠してあったであろうナイフを構えて、すごい睨んでるもん。

 ……寝る時もまさかナイフ仕込んで寝てたのか?

 「覗きません。覗きませんのでその剣をしまって下さい」


 「そうですか。では少々お時間いただきますわ」

_________


 「お待たせいたしました。では案内よろしくお願いしますわ」


 「昨日来ていたドレスではなく、ローブを着ているのですね。では参りましょう」

 そう言って案内する。

 …するのだが。

 静か過ぎる。

 (気まずい。無言のままだとキャロル様に申し訳ないような)

 「「あ、あの」」

 ハモってしまったー。

 「キャロル様お先にどうぞ」

 やっぱりこういうのは偉いひと優先だよね。

 「そうさせていただきます。本日はレン様は稽古の後、用事が何かありますか?」


 「いえ、特にありません。何かあるのですか?」


 「では、少し買い物に付き合って欲しいのでお願いします。宮殿には明後日までには帰れば大丈夫なので、少しこの街を見たいのですが、よろしいでしょうか」


 「はい、大丈夫です。お供させていただきます」


 「ふふ、ありがとうね」


 「あー!ずるいー!ボクも仲間に入れてよ!」


 「ソ、ソラ!?寝てたんじゃ」


 「主人が起きたらなぜか起きちゃうんだよねーボク。それより今のお話の輪に入れてよー!」

 俺は思わずキャロル様を見たら、キャロル様もこっちを向いてきて、思わず笑っちゃった。

 「笑うなんてひどいよ!」

 と言いながら、3人で訓練場に向かった。

 ……一人足りないような。

 スカーレットは多分もう訓練場に向かってると思うけど、ルビーはどうしてるんだ?

_________


 「やっと来たわね、レン君。っと、噂通りにいらっしゃってたのですか、キャロル様」


 「ルシーさん!レン様に稽古をつけてるのルシーさんだったんですね」

 あれ、結構仲良い?

 「ルシアーナさん、どういう関係ですか?」


 「ん?キャロル様の指導役だよ。普段の生活とか、しきたりとかだよ。数年前からは政治について教えてるわ。一応魔術も。聖剣士といえども、魔術は一応使えるようにしてるから教えれるのは教えてるわ」

 意外と繋がってた。

 「その格好は一緒に稽古を受けに来たのかい?教えるけど」


 「はい。ルシーさんでなかったら少しは考えましたが、大体の予想はついていたので」


 「そうなのね。それよりその子は?見たことないけど」

 ソラのことか?

 「ボクはソラ。つい先日レン様に買ってもらった剣だよ」


 「本当はもう一人いるんだけど、多分部屋にいます」


 「初めて見たわ、クォーターエルフね。一回剣になってもらえるかしら」


 「主人でないものが命令をしないでください。主人の命令以外は聞きません」

 これは忠誠心が強いってことでいいんだよね?

 「ソラ、剣になれ」


 「仰せのままに」

 なんかキャラ変わってね?

 「あら、バイオレット・ミスリルの剣なのね、珍しい」


 「わかるんですか!」


 「そんなの剣に関係する仕事ついてるのにナマクラ売られないようにするためには当然でしょう。まさかレン君、覚えとけって言っといた鑑定眼の課題忘れてたとか言わないわよね」


 「……言いましたそんなこと」


 「言ったはずだけど、まあいいわ。そろそろ時間ね。始めるわよ、もちろんキャロルもきなさい」


 「「「はい!」」」

_________


 「レン君、今日は魔法を剣に付与する練習よ。まず炎属性の付与魔法を唱えなさい。覚えてるわよね?」


 「はい。燃えあがれ炎よ、フレアバースト付与!」


 「いいわ、そのまま火刃を唱えなさい」


 「燃やし尽くせ、火刃!」

 ゴオォォォォ!

 683

 …はい?

 「ろ、683?ぶっ壊れてません?」


 「レン君、何目指してるの全く」


 「強いですわ。さすがです」


 「主人強いね」

 (さっすがレン、私の主人だにゃん)


 「なんだ今の音は!何があった!」

 あ、お父様。

 「メルムーン子爵様、レン君が強過ぎてちょっと結界に傷がついて。どうせなら一回見てみませんか」


 「そんなに強かったのか。よし、もう一回やってみろ」


 「はい。燃え上がれ炎よ、フレアバースト付与!燃やし尽くせ、火刃!」

 675

 少し下がったけどやっぱりおかしい。

 「……どんだけ強くなってるんだまったく。最強種と同じくらい強いじゃねぇか。結界だけは壊さないでくれよ」

 最強種?

 「お疲れ、スカーレット」


 「ふう、結構疲れるにゃん」

 なんか怠いな

 「レン君怠い?」


 「はい、少し」


 「それが魔力が減ると起こる症状よ。もっと魔法を勉強をしたら自分の魔力量とかが数値で見れる魔法を覚えれるようになれるから勉強して自分の体の管理をしっかりしなさいね。後、すごく怠かったら他の人に身の回りのことも任せるのを忘れないこと。魔力が少ないと何事も失敗しやすくなるからね」


 「はい、わかりました」

 これが魔力が少ないと起きる症状かー。

 「強さは大丈夫だからこれからは魔力量を鍛えるメニューにするわよ。今日はレン君終わり」


 「終わり?たったこれだけでですか?」


 「意外と魔力が少なくなると危険よ。特に魔力欠乏症は」


 「わかりました。でも、一回だけ、ソラでも試させてください」


 「ボク?」


 「スカーレットは炎、それとは逆の水だとどうなのかを試してみたいのです」


 「…一回だけよ」

 よし、一回で十分だ。

 「ソラ、剣になってくれ」


 「りょーかい」


 「よし、試すか」


 「あまり無茶しないでねーレン君ー」


 「はい。行くぞソラ」

 (仰せのままに)

 「水よ、鋭い刃を作れ、ウォーターブレード!すべてをなぎ倒す波と成れ、アクアウェーブ!」

 740

 自分で言うのもあれだけどやっぱりぶっ壊れてる。

 (初めてだよボク!言ってなかったけど今までで何回かいろんな人が使ってて、何人かはまあまあいい記録を出したりしてたけど主人が今まで最高だよ)

 そんなだったのか。

 「おっと、結構怠くなったな。これ以上はやめとこう」


 「レン君、本当に化物ね。これ以上は魔力量がわからない今はやめときなさい」


 「はい、結構怠いのでここで休んでいます。この後はキャロル様の動きを見させていただきます」

 

 「……キャロル様は自分を過小評価してただろうけど、もしかしたらレン君より強いからね。学べることは学びなさい」

 そんなにか。

 是非見てみたいな。

途切れ悪くてすみません。

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