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第一章 入学式

俺達は現在入学式で綺麗な生徒会長であるアデリナの短い話を聞いていた。

「私は生徒会長のアデリナだ。私達は歓迎しよう。この学園では殺し、強姦、略奪以外の全てが認められる。君達が全員生き残って卒業することを祈っているよ。」

 生徒会長は白髪の長身美女で出身がイタリアらしい。そして、この学園で一番強い。何故強いのかというと彼女の頭脳と能力にある。彼女の強さの根源である能力を説明するにはこの時代について説明する必要がある。この時代の世界勢力図は、大きく分けて二つになる。人類が宇宙に侵略し資源を確保したい、宇宙侵略派とその侵略に多くの犠牲が伴う為、侵略をしたくない派閥の宇宙侵略反対派に分けられる。学園がある日本はこの宇宙侵略反対派に分けられる。能力とは、八十年前に宇宙侵略を何としても止めたいイギリス、日本、イタリアが合同して人類の遺伝子を操作して、生まれてくる子供に火をつけたり、動物と会話出来るなどの特殊な能力などの能力を発現させる実験を行ったことが始まりだ。だが、この実験は失敗であり、成功でもあった。能力の発現する子供は少なく、5%の確率でしか能力が発現しなかったのだ。しかも能力には当たり外れがある。しかし、少なくとも強い能力を持って生まれた人は存在するわけで、それに目を付けた宇宙侵略派のアメリカが似たような実験を行った。この学園は反対派が侵略派に勝つために最強の兵士を生み出すために作った学園なのだ。そして反対派の最強格であるのがこの学園の生徒会長であるアデリナだ。彼女の能力は「ディザスター(人災)」だ。これは、地震や火災、台風などの自然災害を人為的に起こすことができるのだ。俺の目的はこの学園の頂点に立ち、侵略派を倒して宇宙に乗り出す事だ。誰に対してかもわからない説明を心の中でしているといつの間にか入学式が終わっていた。

 

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