好きなナースを選ぶ
3月31日、俺は担当医から「あと3日で退院できる」と言われた。何とか高校の入学式に間に合いそうだ。
よかった、よかった。俺はほっとした。まあ、春休みはまったく遊べず病院で過ごしていたけどね。
そうして俺は病室に戻った。さて、この病院にいるやつらを俺の下僕にしてやるか!
この病院にいるやつらは俺の下僕、俺の言いなりになる。
こういう風に書いた。まずは、ナースコールボタンを押して、ナースを呼ぼう。
押したら、俺の病室に向かってだだだ、と大きな足音が向かってくる。まるで、軍隊のように足音がそろているのでけっこう怖かった。そして、ドアが開いてナースたちが続々と入ってくる。
もしかして、ナース全員来たのか。はっはっは、なんか偉くなった気がするな。そう思っているとナースたちは、「どうなさいましたか、河合様。」と言って俺にひれ伏した。
ん~、この光景は素晴らしいなぁって感心してる場合じゃない。
「独身の人、と、とりあえず、顔見せて。」
俺はナースたちの顔をじーっと見た。その中で俺が気に入った2人を呼んで一列に並んでもらった。
「おい、その2人、自己紹介をしてくれ。」
「はい、私は横川さゆりと申します。年齢は22歳で、未婚です。」
「私は丈塚直海と申しま~す。年齢は24歳、未婚で~す。」
2人とも真面目そうな人たちだ。体型もよさげだ。直海さんは語尾を伸ばす癖があるのか。
「誰かと付き合ったことはないか?」
「はい、ありません。」
「私もありません。」
「よし、今から君たちは俺の奴隷ね。俺の命令には必ず従うように。あと、俺のことはご主人様と呼んでくれ。」
「はい、かしこまりました。ご主人様。」
俺は社員一同に見送られながら退院して、この2人を自宅に連れて行った。
「今日から君たちの家はここね。俺のためにきっちり働くんだよ。」
「はい。」
「はーい。」
「この胸のサイズはいくつかな?」
俺は2人の胸を掴んだ。
「私はBカップです。」
「私は、Cカップです。」
これは意外!お前の方がでかかったのか!
「ま、君たちが稼いだお金は俺が預かるからね。これから頑張ってちょーだいねー。」
「はい、かしこまりました。ご主人様。」
これから新しい生活が始まる。
次は主人公宅にこの2人が来て初めての1日を書く予定