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LOVE DAYS  作者: 美環
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「LOVE DAYS」は永遠に

「LOVE DAYS」、ついに最終回です。この話は育美と千里が結婚したその後の話です。短いですが最後までどうぞお楽しみください。m(_ _)m


あれから十年。私の住んでいた街は大きく変化した。若葉公園は前より広くなり、川崎工場は取り壊され、今は新興住宅街となっている。今私は、その住宅街に住んでいる。


「ママー、起きて。一緒に遊ぼう。」


五、六歳ぐらいの可愛いらしい女の子が、ベンチで眠っている私を起こす。私はどうやら眠っていたらしく、眠い目を擦る。


「あぁ。ごめんね、美里。」


私はスカートに付いた砂を払い落とし、女の子の手を握って遊具の方に向かった。




私は今現在、二十五歳になった。大学を卒業し、新米の小説家になり専業主婦もしている。そして子供も生まれ、一児の母でもある。そして、父親はというと・・・


「あ、パパー。」


美里という女の子は、若葉公園の入り口にいる父親に向かって走り、父親の胸に飛び込んだ。


「ただいま、美里。」


すると、私はその父親に近づく。


「お帰り、千里。」


「ただいま、育美。」


そう、私の旦那は千里だった。






今から五年前。大学を卒業した私は、千里と再会し、しばらくしてめでたく結婚した。それからしばらくして子供が生まれた。名前は二人の名前の最後の文字を取って『美里』と名付けた。千里は今、カウンセラーの仕事に就いている。


夜、美里が布団に寝付くと、育美と千里はソファーに座り、コーヒーを飲む。


「私さ、千里と結婚できるなんて夢みたいだったよ。」


「俺もだよ。」


すると、育美は千里に近づく。


「ねぇ、千里。今、千里は幸せ?」


「幸せだよ。最高の妻と結婚できて、そして最高の娘と一緒に毎日を過ごす。これが俺の夢だよ。」


そういうと、二人はキスをした・・・。






ねぇ、千里。私達、これから何が起こるかわからないけどその時は三人で乗りきろうね。私達の『LOVE DAYS』はこれからも永遠だからね。


大好きだよ、千里・・・。





「LOVE DAYS」最後まで呼んでいただき、ありがとうございます。この話は作者「美環」も大好きなお話です。初めて書いたラブストーリー、ちょっとごちゃごちゃ設定でしたが、読者に楽しいんでいただけて本当に感涙です(T^T)

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