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転生してケモミミ娘魔法剣士になりました~双刀乱舞~  作者: けもみみフサフサ
第二章 クルスタリア武闘大会編
22/44

20話 ハイネ、〇〇〇を覚えた!

20話目です。

冒険活動、略してボウカツ!うん、無理がある((´∀`*))ヶラヶラ


拠点となるマイホームを買い、引っ越しを済ませた私達〈アハト・フリューゲル〉は今、王都でお買い物中。

目的はもちろん各自、日用品や家具、調理器具などの足りないものを買うためである。みんなとはバラバラに行動しているので、集合は我が家のリビングである。


ふと商店街の脇道に差し掛かった時、奥にこじんまりとした古本屋があることに気が付いた。『私、気になります!』と、某キャラのセリフを脳内発声した後に、お店に入ってみた。


「いらっしゃい」


レジにいたお婆ちゃんが迎えてくれ、本棚に陳列してある本を見て回る。

創作物語、歴史書、初心者の魔法ガイド・・・・種類は多岐に渡る。

指で本の背中を指しながら、題名を見ている。


「あれ!この本、題名が・・・・ない?」


棚から引き出した本は、表紙に何かの幾何学な模様な刻まれており、中身はびっしりとした文字が羅列させていた。


魔導具:グリモワール

    魔力を有する者に魔の力を与える本。

    使用者の資格の有無は、本自身が決める。

    資格が無い者が読んでも効果は発揮されない。

    与えられる魔の力は、資格者の深層心理より読み取る。


おぅΣ( ̄□ ̄)!!!!!


思わず、〇これの〇風みたいな声を出してしまった。

何となく、鑑定をしてしまったら、また面白いものを掘り出してしまった!

しかし、私が今開いて軽く読んだが、特に変化はない。

資格が無いようだ・・・(´・ω・`)ショボーン


とりあえず、買ってみたw


本屋を後にして、家具や服などをあらかた揃えて、マイホームへ。


先に買い物を終えて帰宅していたセナとメルルが、ダイニングでアフタヌーンティーを楽しんでいた。本当に、セナは元貴族なのでは・・・・・

ハイネとヴァイスさんは庭で訓練をしていた。


「お~い。みんな、集合!!」


私の号令でみんなをリビングに集めた。もちろんアレのために!


「さっき古本屋で面白い物があったので買ってきました!」


「「「「何の本?」」」」


「読んでみてからのお楽しみなのです。なのです。」(エコー


みんなにこの本の説明をせずに、順番に呼んで行ってもらった。

セナ・・・反応なし。メルル・・・同じく。ヴァイスさん・・・Sameせいむ

最後にハイネ・・・・・・バタンっ!


え!?


「ハイネ!ハイネ!!・・・・・気絶してる」Σ( ̄□ ̄)


いきなり倒れたと思ったら、気絶して規則正しい呼吸をするハイネ。

とりあえず、リビングのソファーに横にして、念のため「リセット!」、状態異常解除の魔法を掛けておいた。


1時間後———(クルッポー


「ん・・・俺は何でこんなとこで?」


「ハイネ、大丈夫?身体はなんともない?」


「特に違和感とかはないけど・・・うん、大丈夫だ」


「あの本読んでどんな感じだった?」


「それは・・・・」


ハイネがあの本を読んだら、身体から一気に何かが抜け落ちる感覚があったとのこと。そして、夢の中で何かと会い、しばらく会話をしていたらしい。内容までは朧げにしか覚えていないとのこと。


身体から力が抜ける感覚・・・・以前、同じ感覚を体験したような?


あっ!!!


魔力の、MPの消費量が大きいときに来るアレだ!

ヴァイスさんをヒールしたときに感じたアレじゃないかと察した私は、ハイネを鑑定した。


―ステータスー


名称:ハイネ

Lv :45

性別:男性

年齢:22歳

種族:人族

職種:守護騎士


冒険者ランク:【C】


HP:6,950/6950

MP:1,100/9,100


ATK:910(+2,000)

DEF:910(+4,000)

INT:910

SPD:910


~魔法~

・雷魔法:Lv.1(NEW!)


~耐性~

・火魔法:Lv.4

・水魔法:Lv.3

・風魔法:Lv.3

・雷魔法:Lv.1(NEW!)


~スキル~

・剣術の才:守護者(中級)

・魔剣盾付与術(NEW!)

・魔術の才:下級(NEW!)

・罠感知

・罠解除


バンッ!(机を叩く音


「なんだって~~~~~~~!!!!!」


私の叫び声が屋敷中に響き渡った。


「ハイネ。一緒に庭に来て!みんなも」


さっきまでハイネとヴァイスさんが訓練していた場所に向かう。

ハイネにある指示をだす。


「ハイネ、今から私が言う呪文を同じように詠唱してみて!」

「的は、セナの弓訓練用に作った丸太ね」


「呪文?ミキさん、僕が魔法使えないの知ってるでしょ!?」


「いいから!!」

「閃光となりて 撃ち貫け ライトニング」バチッ!


指先から放たれた閃光が、丸太を打ち抜き、黒く焦げている。


「・・・・・閃光となりて 撃ち貫け ライトニング?」


少々疑問形でハイネが呪文を詠唱した。


次の瞬間―――バチッ!


ハイネの指先から一筋の弱弱しい閃光が、的を大きく外れて地面を少し焦がす。


「えっ!!!」Σ(・△・)ハイネ

「今、僕の指からいかずちが・・・・どういう事?」


「実はさっきの本は、グリモワールって魔法の本なの!資格のあるものに魔法の力を与えてくれる。属性は、資格者の資質によって決まるらしいのよ。私も含め、セナ、メルル、ヴァイスさんにはその資格が無かった。でもハイネにはその資格があったみたい。ステータスに魔術の才が新しく出現して、雷魔法を習得している。あと、剣と盾にも雷属性の付与が可能になったみたい」


「グリモワールだと!一冊でも数億リルする代物だぞ!一体いくらで買ったんだ!」


「えっ?古本屋で1万リルで買ったけど・・・・」


私が本の正体と買値を喋ると、ヴァイスさんが愕然としていた。


ハイネに更に詳しい説明をしてた。

自分が後天的に魔法を使用できる様になった事、使用する魔法の呪文は、おのずと頭の中に浮かぶこと、剣や盾に属性を付与する方法などを、私とヴァイスさんで教えた。


一通りハイネに使い方を教えた後、ヴァイスさんと簡単に模擬戦を行って、戦闘の中でいかに魔法をスムーズに発動させ、剣や盾に付与するかを体験してもらった。


初めてなので難しいらしい。

これからダンジョン攻略中や普段の訓練で慣れてもらうしかない。




次の日、ハイネを連れて鍛冶屋に来ていた。

今まで使っていた武器は、素材が玉鋼。魔力伝導率も1倍と低い。

せっかく剣と盾に魔法を付与できるのに、もったいない。と言うことで、ミスリル製の武器を買いに来ました。


あっ、代金は必要経費なのでPT財産から出します。

個人資金と違って、クエストで稼いだ報酬などを一部を、PTの資金として貯金していたものです。

現在、59,800,000リル(金貨59枚、銀貨80枚)あるの買えるはず。

ちなみに、白金貨は全部、私の懐ですw


守護騎士が使う剣と盾、鎧を見繕う。ハイネに選定は任せる。


「この剣と盾、防具はこれがいいと思う」


武器:片手剣-シュラーク(ミスリル-上級)

   攻撃力+3,200

   ミスリルと雷鳥の爪で生成された長剣

   雷魔法との相性が優れている

   魔力伝導率×5

盾 :ブリッツクロス(ミスリル-上級)

   防御力+3,000

   ミスリルと雷鳥のくちばしで生成された盾

   雷魔法との相性が優れている

   魔力伝導率×5


防具:ドンナーの重鎧一式 

   防御力+3,500

   ミスリルと雷鳥の骨粉で造られた鎧

   雷魔法との相性が優れている

   魔力伝導率×5


ハイネも無意識に引き合っているかのように、的確な武具を選んでいる。

お会計、金貨8枚也~~~。

これで、守護騎士として更に頑張ってもらわなくちゃ!



グリモワールを使って、他に何かできないかと思案していた私。

しかし、1回きりの使いきりで、全ページが白紙になっていることに気づいたのは、更に4日後の事である!w



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