34/103
第三十三首 久方の 光満ちたる 青空に 若き翼よ 強く羽ばたけ
だいさんじゅうさんじゅ
ひさかたの ひかりみちたる あをぞらに わかきつばさよ つよくはばたけ
何処とも知れない遠くから、例えば太陽で言えば八分二十秒もの時間をかけた距離を渡って、この地球に光をもたらしている。
そう、あの青空には光が満ちている。
その光が、この大地を普く照らしている。
誰もが、その行き先に光があるのだ。
輝く未来があるのだ。
そしてその心には、魂には、生命には、その輝きへ向かう翼がある。
思いのままに飛翔する力がある。
さあ、躊躇うことはない。
何処までも、自分の使命を果たすために、翼を広げて、飛んで征け。
久方の 光満ちたる 青空に 若き翼よ 強く羽ばたけ




