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要は強く有れってことでしょ?  作者: 桜忠丸
プロローグ 世界の重なり
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「邪魔すんなよ」

「そっちこそ」

短い言葉を交わし、それぞれの敵に向き直る。

『神の使いに、なんたる無礼…』暗殺者がユラリと立ち上がり、もう一人の上からどく。

『ちょぉっと、お仕置きが必要ですねぇ』

もう一人も、ゆっくりと立ち上がる。

「僕から行きますよ」

風也が片手斧と打ち合う。

「抜からないでよ?」

「どっちが」

駆け抜ける。

目の前に暗殺者の顔。

ぶち抜く。

「――っらぁ!!」

〈移蝉〉。

「もう一丁!!」

前後からの衝撃で、空中に一時停止した敵をひたすら殴る。蹴る。

「――締めっ!!」

サマーソルトからの裏拳振り下ろしで止めをさす。




「抜からないでよ?」

「どっちが」

その解答で満足したのか、いきなり嵐火が消える。

大方、暗殺者を倒しにいったのだろう。

「……やるか」

手元のリボルバーを戻して、ショットガンを出す。

「『裁きをここに(トール・ハンマー)』×……3だな。リボルバー、セット」

ショットガンの周りに、魔法のリボルバーが出てくる。

「風也、下がれ!!」

叫びながら、駆け出す。

風也が後ろに下がったのを尻目に、銃を構える。

「『第一射(ファースト)準備(レデイ)』」

引き金を引く。

散弾のように撒き散らされた『裁きをここに(トール・ハンマー)』が敵の体を貫き、仰け反らせる。

「『第二射(セカンド)準備(レデイ)』」

銃のまわりのリボルバーが、回る。

引き金を引く。

「『第三射(サード)準備(レデイ)』」

再び銃のまわりのリボルバーが、回る。

その三発目が当ったとき、敵のHPは消えていた。

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