66話 『空と肉と』
一頭の翼竜が雲海を切り裂いて飛び出し、ぎらつくソレイエルの瞳に全身を晒す。
それは大きさこそ常識の範囲内だが、危険な特徴をいくつも備えた異常個体だ。
頭部はシャープな流線型で、目はゴーグル状の防具に覆われたカメラアイ、首元と両肩からは大口径の機関銃が覗いている。
両脚は飛行機械のように綺麗に折り畳まれ胴と一体化した上で灰白色の装甲に覆われており、生物味が薄い。
太い灰色鋼の翼は増設されたクリスタル燃料エンジンの稼働により、うっすらと紫を帯びていた。
むろん、このようなものが自然の産物であるわけがない。
正式には“空戦形質補助型アビオン壱式・シャス”と呼ばれるこの異形灰色翼竜は、ルクスコリ聖堂騎士団に所属する飛行型魔物の一体にして、本部副長フィリップスの愛機だ。
“それ”は背面に増設されたコックピット状の鞍にあるじを乗せ、恐るべき巡航速度で北を目指している。
「方角よし、高度よし、速度よし。調子はどうだシャス」
シャープなフルフェイス飛行兜を被り、スーツ状にアレンジされた聖堂騎士団制服を着込んだフィリップスが、コックピット内にある無数の計器と“シャス”のカメラアイからリアルタイムに送られる映像を睨む。
いずれの数値も安定しており、順風満帆といえよう……今のところは。
「極メテ良イデス、フィリップス」
フィリップスの独り言じみた質問に、“シャス”の機械音声が答えた。
これも通常の翼竜ではありえぬ。
神経系と魂魄を接続する霊的部位に情報処理領域を増設し、言語の出力を可能とする大型魔物用の意思疎通システム。
狂気の非人道探求者によって開発された忌まわしき技術のひとつだが、起源がなんであれ使えるものは使うのが軍というもの。
いずれにせよ、空騎士フィリップスの戦闘能力は各種の最適化により大幅に補正され、準“勇者”とでもいうべき域まで達している。
「処理ニ余裕ガ出テイマス。随伴機ノ乗員ヘ通信チャンネルヲ開キマスカ」
「そうしてくれ」
カリカリカリ……
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一方、もう二マイルほど上空。
氷と影の混ざった奇怪な防御物質により青灰色の空と一体化したしもべの背で、リュミエラは陽光を浴びていた。
普段纏っている赤黒いフードマントは、脱いで背後のコンテナに押し込んである。
偽りの聖女にとって最も重要なパワーソースは光であり、通常生物の活動に適さぬ高空の薄い空気と強い放射も障害とはならないのだ。
もっとも、怪人とはいえ一応は生物的な代謝を持つ少年にとってはそうでもないらしい。
「なー、ちょっと高度上げすぎだろ、寒い」
不満そうに呟いたサンカントがジャケットの前を開き、リュミエラに抱き付く。
透けるような白く熱い肌に黒く冷たい肉が密着し、温度差で湯気が立ち上る。
一般常識で考えれば、二人が親密である事を差し引いても慮外な行為だが、特に悪意はない。
リュミエラも気だるそうに少年の逆立つ黒髪を撫でるのみで、引き剥がしはしなかった。
この上空で暖を取れるものは、光熱を生成する彼女自身のみであるからだ。
足元のしもべことクロマクは非常に強力な飛行型魔物だが、フィリップスの翼竜と違って改造を受けていないため、閉鎖式コックピットのような便利な付属物があるわけではない。
乗員には耐久性が求められる。
「このぐらいの高さが見つかりにくいんだってさ。
にしても、ふわぁ、あんたっていつもひんやりしてるわね、冷え性?」
「リュミエラさんが熱すぎるだけだろ、ほら、舐めた跡もすぐ蒸発しちまう」
「ふにゃ、燃えてないならひんやりでしょー」
「普通死ぬぜ、ってか何度か死ぬかと」
「だけど死んでない」
「うん」
くだらない会話をしつつ、リュミエラは暗く明るく青い空を見上げた。
あらゆる光と電波の波長を認識できる彼女には、陽光を浴びた大気の細かな層が大自然の絵画となって視えている。
やはり、雲の上と下では世界が違うのだ。成層圏のシルエット。
流れる風以外の外部音声はない。虚空は何も返さない。
「……空はいい」
「あん?」
「ずっと続く。ファルギもずっと続けばいいのに」
「んー」
冷たい風が遥か遠く、父ロドリグの愛したファルギを想起させる。
狩人の村、戦士の村、極限の村、不明な故郷。
マリエットはあの会議室で、ファルギとの連絡が切れたという事実と、自身の推測を別々に伝えてきた。
リュミエラはそのどちらにも追求はしなかった。無駄だからだ。
工作部の副隊長は、必要ならば聞かずとも言うし、逆については何があっても答えない。
そもそも、現在進行形で本部と軍が調査に乗り出している以上、具体的な被害状況は不明なのだろう。
当然だ、理解している、むしろ配慮されているのだ。
だが、不安が消えるわけではない。
意識せず、愚痴が漏れた。
「かたちがいつかは消えるなんて、当たり前だけど、いざ自分の番になると理不尽を……あ」
ああ、よくない傾向だ。
戦士にとって、たましいの揺れは、からだの揺れよりもいっそう悪い。
ましてや、味方の精神傷に触れるなど。
リュミエラは失言を途中で噛み潰し、上空の風の層を追っていた目を進行方向へと戻した。
怪人少年の金色の虹彩が近い。
彼は過去の殆どを失っている。
しかし、彼は笑ったのだ。
「別に気にしねえし。それに、空だって、たぶん無くなるぜ。
んと、なんだったかな、じょうしゃひっすいのことわり、ってやつ」
あらわになったギザギザの牙が不安を噛み砕き、冷たい肉がリュミエラの鼓動を鎮めにかかった。
急速に崩れた平衡は、急速に取り戻されつつある。
彼女は薄い空気をゆっくりと吐き、深紅の鱗で目元を拭った。ずっと、ずっと良い。
「うん、そうね、今を生きなきゃ」
「おう、やっぱ今だぜ、今……ん?」
「何かあったかな、ちょい静かにしててサンカント」
「んー」
気を取り直した直後、背後のコンテナに接続された機材からビープ音が鳴った。
今回の作戦のために本部から借り受けた航空用通信機で、衝撃や環境変化に強く、レコーダーとしての機能も備えている。
振り向いたリュミエラがボタンを押し込むと、即座に回線が開いた。
通信先はフィリップス本部副長駆る“シャス”のコックピットに固定されており、確認は不要だ。
「こちら“シャス”、調子はどうだ」
流れてくる音声は非常に明瞭で、高機能を感じさせる。
内容はともかく。
「こちら“幽体”、外部的な問題は発生しておりません、良いです。
ただ、巡航速度を“シャス”に合わせている為、想定より消費が多いようです。
北方居留地三番までこのペースを維持した場合、戦闘行動に使用するパワーソースが不足する可能性あり。
解決策は一割減速」
「許可する。いずれにせよ道中一泊する予定である。
こっちはこっちで夜間飛行に適さんし、別行動する意味もなかろ」
「了解」
チリチリチリ、減速許可を受けたリュミエラがクロマクとの使い魔回路を開き、意思を伝える。
幽体生物であるクロマクは、半物質半概念の霊的肉体の特性を活用し浮遊移動するため、物理法則の影響が小さい。
それは悪環境や過剰積載状態において圧倒的なアドバンテージとなるが、弱点も存在する。
慣性や空力学を活用しにくいため、一定以上の高速移動を行う際の消費が極めて多いのだ。
無理をする必要がなくなったクロマクは、速度を調整したのちほっとしたように低く鳴いた。
「減速確認」
「ありがとうございます、十分に余裕ができたそうです。
それと、当方“シャス”の運用情報を受け取っていないのですが、非常時は“幽体”基準という認識で良いのでしょうか」
「ほっ? 待て“幽体”、こっちも概要しか聞いとらんぞ」
「副隊長からファイルを受け取っていた記憶があるのですが」
「むろん読んどるが、あれは餌と操作がメインで挙動についてはあまり」
「いえ、文書化された“幽体”の情報は、それと水晶集め協会魔物データベースに記載されている分のみです」
「な、なんと、どういうことだ」
フィリップスの狼狽と不満は、通信機ごしにもわかるほどであった。
だがリュミエラには、いや、誰も対処しようがない問題だ。
彼女のしもべであるクロマクは、確かに工作部において隠せる足や輸送手段として運用されている。
ただし、駐車場と管理費の一部を聖堂騎士団工作部が提供する代わり、単に乗用としての使用権を得ているのみで、“兵器”としての審査を経て採用されているわけではない。
……つまり、細かな検証データ自体が存在していないのだ。
個人的なつてであるマリエットとの取引でクロマクを借りたフィリップスには、知る由もない。
もっとも、本部も別系統かつ非制式の、しかも兵器扱いでない契約などは把握しておらず、仮に団長とエリクを通す正式な手続きを踏んでも同じ結果だったろうが。
「言葉通りであります、“シャス”」
「困ったのう……仕方ないな、野営時に相談する方向で」
「了解」
「では通信チャンネルを開いたまま北方居留地二番手前まで直進」
「二ですか?」
「その辺りまでは異常や通信断絶が無いのだ、なお二番と連絡は取るが居留地自体には寄らん、余計な不安を煽る」
「了解。それとですね“シャス”、夕食の捕獲許可をお願いします」
「遅れるなよ」
「ありがとうございます」
フィリップスとの会話を中断したリュミエラが、数マイル先の空中を漆黒の虹彩で睨む。
少し遅れて、サンカントと足元のクロマクもそれを認識した。
空の輝きと一体化した、薄いブルーの長虫が膜状の翼を広げて浮いている。
「久々に見たわ、スカイ・ワーム。やっぱし北の生態系は安心する」
「北方にしかいないんだっけ」
「そう。猟期だし、ちょうど進行方向だし狩っていこ、サンカント」
言うが早いか、リュミエラはすいと立ちあがった。
地上からおよそ七マイルだが、彼女にとっては地上と大差ない。
赤黒いブーツのスパイクと銀がかった重金属質の左脚は、足元にある氷と影の防御物質をしっかりと掴み、周囲の風の流れも竜牙剣によって制御下にある。
仮に滑落したとしても地上に着くより早くクロマクが回収するであろうし、単独着地も可能だ。
彼女は獲物との高度を合わせる命令を足元に送り、シルバーブロンドを靡かせながら狙いをつけた。
キインキインキイン、パワーソースであるぎらつく陽光の吸収速度が上昇する。
「加減してくれよリュミエラさん」
「わかってる、あんたと荷物を燃やすわけにいかないし」
元々白い全身が、真紅の鱗に包まれた左腕を除いて更に白く発光しはじめた。
一方、クロマクの展開する氷と影は溶けるそばから再生成され、乗員と自身を守りに入る。
巨大不審物体の接近に気付いたスカイ・ワームが円筒形の胴を膨らませた。
それは空の名を冠する大型ワームの特殊能力、ジェット推進の前触れであり、餌と認識されれば一瞬の後に円形の口に呑まれ、さもなくば急加速で逃走される。
しかし、故郷ファルギで何度も相手をしているリュミエラにとっては攻撃すべき絶好のタイミングだ。
ZAP! 迸る不吉な緑の閃光。
獲物に合わせて幅広に調整された偽りの聖女の収束光線が、スカイ・ワームの飛行器官と魂魄宿る脳神経節をまとめて撃ち抜いた。
長さ三十フィート近い空色の胴体が煙を噴き、ぐにゃりと歪む。
一仕事終えたリュミエラは排熱を開始した。
全身から陽炎が立ち上り、小規模な乱気流と化して上空へと昇ってゆく。
獲物の回収は? 問題ない。
水晶集めとしての二人の役割分担は完璧だ。
この程度の相手なら、会話の必要もない。
リュミエラは死に体のスカイ・ワームを放置し、本分を遂行すべく“シャス”周囲の警戒に思考を向けた。
その背後から、数種の魔力元素が混ざりあった無数の粘質触手が投網と化し、銃弾さながらの勢いで撃ち出される。
当然、細い小さな棒の力を操るサンカント!
「肉だ!」
意思があるかのように脈動する魔力触手網がスカイ・ワームに絡みつき、引き裂き、締め上げ、鮮やかなブルーの臓物を撒き散らす。
伸ばした触手を器用に動かすサンカントは、完全に絞めた獲物を引き寄せはじめた。
今回は相手の構造が単純なため、ついでに下処理も行いながら。
リュミエラの体温が落ち着き、クロマクが高度を戻し始めた時には、内臓と血を抜き取られた細長い塊がコンテナの横に載せられていた。
「うん、合格」
「へへ」
「クリスタルは?」
「これ」
まだブルーの血を滴らせる数インチほどの魔力燃料結晶、スカイ・ワームのクリスタルが、浅黒い掌の上で煌いている。
通常は協会かクリスタル管理課を通して流通ルートに乗り、加工されるそれを受け取ったリュミエラは、進行方向へ勢いよく投げた。
今に限っては金に換えるよりも重要な、別の用途があるのだ。
「クワー」
投擲されたクリスタルは、長い首で振り向いたクロマクが、口以外のパーツが欠けた三角形の頭で受け止め、呑み込んだ。
普段はルクス最終処分場の瘴気を吸って活動するのだが、遠征の際は餌としてクリスタルかクリスタル燃料が必要になる。
ほぼ魔力物質しか摂取できなかった幽霊ドレイク時代と異なり、成長した今は物質的栄養や生体魔力も多少は活用できなくもない……しかし、極めて効率が悪いためよほどの状況でもない限りリュミエラがそちらを選ぶ事はない。
「なんか勿体ねえな」
「公務だから、たぶん本部から経費出るし」
直後、チリチリチリ、通信機からフィリップスの音声。
二人は通信を開いたままであったことを思い出した。
「なかなかの腕だ、“幽体”」
「うお!?」
「あ、ど、どうも。夕食を楽しみにしておいてください。
ん……“シャス”は肉どうなんでしたっけ?」
「消化器官は残っとる、まあ油の方が良いが」
「了解」
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特に問題なく予定したあたりまで飛び、北方居留地二番との連絡を済ませた二匹と三人は、近辺の山村や宿場町からある程度距離を取ってから着陸した。
できれば見晴らしの良い場所を選びたかったが、外部装甲つきの翼竜であるシャスが居るため、野営は深い森の中だ。
クロマクは霊的肉体を活かして地中に隠れ、荷物コンテナとシャスには遠見を妨害する迷彩カバーを被せてある。
そして、三人は。
「……リュミエラ君、本当にこれは食えるのかね」
カスタマイズ聖堂騎士団制服の上に迷彩コートを羽織ったフィリップスが、闇魂族らしい濃い顔をいっそう捻じ曲げ、地面に座ったまま半フィートほど後退る。
巨大な尻が砂利を砕き、ザリザリと音を立てた。
視線の先にあるのは、焼き清められたシャベルの上で七色の煙を漂わせる空色の肉塊。
熱源と灯りは偽りの聖女であり、エコロジーだ。
「もちろん。ルクスで流通してないだけで、スカイ・ワームは北方じゃ普通に利用されている食材ですし」
「未知の有害物質とか、のう?」
「ちっちゃいころから時々食べてますけど、別に大丈夫ですよ」
「肉だし、うまいぜ」
不思議そうな顔を浮かべたリュミエラが、左手の鉤爪で一口分削ぎ取り、齧りつく。
熟成を経ていないためだいぶ硬いが、味は悪くない。
濃いブルーの肉汁が滴り、白い喉に線を描いた。
隣では、サンカントが怪人の特殊消化器官に任せて未調理の肉を骨ごと貪っている。
流石に拒否するわけにいかないフィリップスも、仕方なしに手を伸ばした。
「う、うむ……まあ、聖堂騎士団糧食よりはマシか」
「やっぱ、北と南じゃ違うのねえ」
「うるさいわい」
恐る恐る空色の塊を咀嚼するフィリップスを眺めるリュミエラの目は、だいぶ生暖かい。
彼女は、都会育ち鍛冶蟲族のバスチアンが一部の食肉に手を出そうとしなかった事を思い出した。
顔の造作も種族も地位も異なるが、おそらく同じ文化圏なのだろう。
三人は微妙な雰囲気の食事を続けながら、シャスとクロマクの戦闘行動ついての情報交換や、明日のスケジュール等について相談をはじめた。
夜がふけてゆく。
「おい、近くに街はないし、主要な山道からも離れとる、そうだな?」
食事も話も終え、見張り順も決まって眠ろうとした瞬間、フィリップスが警告を囁いた。
ブゥン、飛行兜に内蔵された視覚補助が起動する。
わずかに遅れてリュミエラが反応し、サンカントとシャスが続く。
リュミエラは絞っていた感覚器の精度を上げた。
白黒じみた暗視景色が極彩色に変化し、様々な物質を透過し、見分ける。
彼女の光と波長に対する認識力は凄まじい。
木々をすり抜けた視覚は、フィリップスの警戒対象と同じものを難なく発見する。
「はい副長、二足歩行がひと、いえ、ふたつ移動中。軽装ですが戦闘服と推測されます。
……あれ? 体温が無い」
リュミエラが首をひねる。
精密機械や偽りの聖女ほどは暗視能力が高くないサンカントは、金黒の改造瞳にある別の機能で二人と同じ方向を見た。
“サンキエム”の補助により帳の先をめくる金の虹彩。
「フィリップス様、魂の形が変だぜ」
「真っ当なルクスコリ人ではなかろ。作戦行動の話は聞いておらんから軍人でもない」
「こちらを狙っている感じではありませんね、どうしましょう」
「処理する」
「遠い方に地下からクロマクを向かわせました。夜のあの子はよほどでなければ逃がしません」
「よかろう、手前は私が引き受けた」
フィリップスが分厚い掌に短刀を握り込む。
拳の内部に魔力が染み出し、風元素に変換されて刃に固着してゆく。投擲!
熟練の暗殺者が飛ばすクナイさながらに飛ぶ短刀は木々の間をすり抜け、遥か先の不審者の首に吸い込まれた。
驚異的な業前、聖堂騎士団“本部”副長の肩書きは伊達ではない。
ヒト型物体が転倒する重い音に、奥にいるもう一人の足が止まる。
もちろん、悪手。
恐怖映像じみてその足元から飛び出したクロマクが犠牲者の活力を奪い、周囲の土ごと劣化させながら呑み込んだ。
怪人図鑑そのさんじゅう
〔空戦形質補助型アビオン壱式“シャス”〕
聖堂騎士団本部副長フィリップス・ド・バトリクスの最適化装備にして相棒である、強力なワイバーン・サイボーグ。
身体のおよそ半分が機械化されており、灰色ワイバーンならではの空戦適正とルクスコリ軍兵器開発部のテクノロジーで障害を排除する。
フィリップスとは深い絆で結ばれているらしい。
・おおきさ
体長33フィート、翼開長40フィート、空虚重量3トン。
・装備
強化型クリスタル燃料エンジン*2基
大口径連装航空機関砲*3機6門
ルクスコリ式遠見暗視カメラアイ改善
ニューロン連動音声会話システム
・特殊魔法と能力
「灰色翼竜基本セット」
「破片のブレス」
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