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信仰ピエロは今日も楽しむ  作者: 晩冬の小石
第一章 冒険の始まり
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#90 湖の町 その2

いつも読んでくださり感謝です!

いいね、評価、ブクマありがとうございます!

どっからどう見ても、ただの時計だよね?ひっくり返したり色んな角度から見てみるけど特に変わった所は見当たらない。ベルのついてる目覚まし時計だ


「この時計も魔道具なの?」

「ふっふっふー。もうちょっと待ってね!」


そう言うとインは悪戯っぽく微笑んだ。い、嫌な予感がする…!視線を時計に戻すと丁度針が進み、ジリリリとベルが鳴った


「わっ…止めれば良いの?」

「うん!止めてみて!」

「……ちょっと私は離れているわね」


スズが逃げた…!てっきりベルが鳴る時に何かあると思ってたけど違ったね。となると…これを止めた時かなぁ。

…止めたくなくなって来たけどうるさくて周りに迷惑だし。

後インが凄い期待した目で見てくる……ええい!男は度胸!


ポチッ


ギャアアアアアアァス!


「っ!?!!?」

「あははははは!」


ベルを止めると文字盤が黒くなって、そこから嘴から牙が生えてる鶏の頭が飛び出して叫び声を上げた。声にならない悲鳴ってこういう感じなんだね……


「イン、ドッキリが過激すぎるよ…次やったら怒るからね」

「ごめんごめん!でも面白かったでしょ」


面白くないよ……心臓に悪いです。あーでも魔物界では一般的な遊びなのかな?絶叫アトラクションとか嫌いな人は嫌いだし。それは置いといて、鶏さんはインがペシっと頭を叩くと戻っていった


「はい、返しといてね」

「うぃ!次あっちのお店ね!おーいスズちゃんも行こ!」

「え?もう行くのね……わかったわよー」


離れて魔道具を見てたスズは渋々こっちに来た。しょうがないなぁって顔だ。あ、腕組まれて満更でも無さそうな顔になったね。今日も僕の仲間達は仲良しです。



「うーん!美味しい!」

「引っ付きすぎよ!食べにくいじゃない」

「ほんとに美味しいね。また機会があったら買いに行こっか」


インが向かった先はアイスクリーム屋さんだった。色々種類があったんだけど、剣聖祭限定の剣聖アイスクリームっての

を買っちゃったね。限定って聞いちゃうと…ね?

それから食べながら大通りを歩いていると広場に出た。

うん?人が集まってる…?なんかやってるのかな

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